【推し俳優で巡る名作3選】北村匠海、闇堕ち公務員・一人二役…主演映画で魅力炸裂
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【写真】北村匠海、闇堕ち公務員役で雰囲気一変
◆「サヨナラまでの30分」(2020年)
1年前に亡くなったバンドボーカル・アキ(新田真剣佑)と、人付き合いが苦手な大学生・颯太(北村)が、ある“カセットテープ”を介して、30分だけ身体を共有することになった青春音楽ラブストーリー。北村は、颯太と“颯太の中に入ったアキ”という実質的に一人二役を演じ分け、それぞれのキャラクターに命を吹き込む。特に、颯太とアキという全く異なる人物を自然に演じ分けるその演技力は圧巻だ。さらに、DISH//でVo./Gtを務める北村の歌唱シーンやピアノ演奏シーンも注目ポイントであり、彼のアーティストとしての一面が存分に活かされた作品となっている。
◆「明け方の若者たち」(2021年)
カツセマサヒコの同名小説を原作にした「明け方の若者たち」では、主人公の“僕”を演じた。明大前の飲み会で出会った「彼女」と「僕」の恋愛と、「僕」自身の人間模様が描かれており、恋の高揚と喪失の落差、社会に出た後の迷いなど、20代特有の揺れ動く心を生々しく体現。視線や沈黙で語る“余白の演技”が心に残り、役者としての感性の鋭さが際立つ一作だ。
◆「悪い夏」(2025年)
2025年に公開されたばかりの最新作「悪い夏」で、北村が挑んだのは、公務員・佐々木守役。育児放棄寸前のシングルマザー、裏社会の住人、ドラッグの売人など「クズとワルしか出てこない」と話題を呼び、累計18万部以上を売り上げた染井為人氏の同名小説を原作に、真面目に生きるも気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれ、闇堕ちしていく姿を丁寧かつ大胆に表現。中毒者続出の極悪小説と日本映画界の旗手たちの奇跡の化学反応によって誕生した衝撃のサスペンス・エンターテインメントが堪能できる。
列挙した3作に加え、北村の代表作「君の膵臓をたべたい」、「東京リベンジャーズ」シリーズなど多数の映像作品がPrime Videoにて配信中。表情や仕草の一つひとつに込めた感情の変化で観る者を引き込む北村。多岐にわたる作品を通じ、彼の多面的な表現力が存分に楽しめるだろう。(modelpress編集部)
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