サイバー大学、在学生に約500拠点のコワーキングスペース提供
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同大学は日本初のフルオンライン大学として2007年の開学以来、仕事や家庭と両立する社会人でも、通学せずに学べるオンライン学習環境を整えてきた。時間や場所に縛られずに学べる利点を生かし、全国各地から約3,500人の学生が学んでいる。
今回の取組みでは、リアルな学びや出会い、キャリア形成の機会を創出し、学ぶ場所の自由度をこれまで以上に拡大する。自宅や職場の近く、出張先、旅行中でも、WORKUSの快適な空間を学習・交流スペースとして確保することが可能だ。ひとりで集中したいときも、仲間と議論したいときも、全国どこでも「自分に合った学びの場」を選べる。
ビジネスパーソンに選ばれてきた質の高いワークスペースを、学生が学びを目的に活用できるのは全国初の取組みだという。
対象はサイバー大学の全学生で、提供内容はコワーキングスペース「WORKUS」利用権(月額1万円分)。利用期間は2026年4月から2027年3月まで。提携先はオファーズで、拠点数は約500拠点(駅前・商業施設・住宅街・離島など)となっている。
おもなWORKUS提携ブランドは、WeWork(運営:WWJ)、SoloTime(運営:東京電力ホールディングス)、メトロミニッツ(運営:クルトン)、fabbit(運営:ティーケーピー)など。
WORKUSは、オファーズ(ソフトバンク100%子会社)が提供する、全国のコワーキングスペースやサテライトオフィスをスマートフォンから簡単に予約・利用できるワークスペース予約サービスだ。
在学中に起業した学生(20代・東京都在住)は「打ち合わせや集中作業に個人でコワーキングスペースを利用していました。大学の制度として活用できればコストも抑えられ、活動の幅が広がります。偶発的な出会いや交流から新たなアイデアが生まれる可能性にも期待しています」とコメント。
サイバー大学は2007年に開学した、ITとビジネスを専門とするフルオンライン大学。いつでも、どこでも、だれでも学べる画期的な学習環境を提供し、社会に求められる高度IT人材の育成を行っている。通学が一切不要なため、仕事や家庭と両立しながら、時間と場所の制約なく学びを継続できる。独自開発の学習システム「Cloud Campus」を活用した学習環境のほか、履修やキャリアに関する充実のサポート体制のもと、計画的かつ安心して学べる環境を整えている。
2026年度は授業料の半額を免除(返還不要)とする「社会人学生奨学金」を新設し、学生の「学びたい」という意思を後押しする。今回の全国コワーキングスペース「WORKUS」利用制度と組み合わせることで、より自由で効果的な学びの環境を提供する。
《吹野准》
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