【大学受験2025】医学科の女子受験者、3年連続で増加…文科省調査
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文部科学省では、2018年に医学部医学科の入試で女性を不利に扱うなど差別的な事案が発覚したことを受け、2019年度の入試以降、すべての医学部医学科を対象に男女別合格率などを調査し、結果を一覧にまとめて公表している。
医学部医学科がある全国の国公私立大学81校が対象。2025年度入試では、全体の受験者数は12万1,397人、合格者数は1万3,879人、入学者数は9,218人、合格率は11.4%だった。
男女別の受験者数は、男性6万7,480人、女性5万3,917人。女性の受験者数は、前年度を1,554人上回り、3年連続で増加。過去10年で最多となった。
男女別の合格者数は、男性8,286人、女性5,593人。男女別の平均合格率は、男性12.3%、女性10.4%。前年度と比較すると、男性は同率、女性は0.2ポイント減となった。男女別の平均合格率を設置者ごとにみると、国立大は男性32.5%、女性28.9%。公立大は男性39.6%、女性30.3%。私立大は男性8.3%、女性7.5%。
男女別の入学者数は、男性5,438人、女性3,780人。入学者の割合は、男性59.0%、女性41.0%。女性入学者の割合は、過去10年で最高となった。設置者別の入学者割合は、国立大が男性61.8%、女性38.2%。公立大が男性67.2%、女性32.8%。私立大が男性53.6%、女性46.4%だった。
一覧では大学ごとのデータや、過去3年間の経年比較も載せている。たとえば、東京大学(理科III類)の合格率は、男性35.9%、女性28.8%。2024年度は男性33.5%、女性35.5%、2023年度は男性31.4%、女性42.2%と、過去2年間は女性が男性を上回ったが、2025年度は男性のほうが7.1ポイント高い結果となった。
データの詳細は、過去の調査分も含め、文部科学省Webサイトで公開している。
《奥山直美》
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