
中学を卒業した春、エリカは母に整形をすすめられた。
娘の意思より“外見”ばかりを気にする母は、理想の娘像を押しつけ続ける。
気に入らない服はハサミで切り裂き、ショートのほうが感じがいいからと髪を短く切ってしまう。
友達も上位グループの可愛い子たちと付き合うようにと、人付き合いや部活にまで口を出してきた。
容姿も交友関係も進路も性格さえも、母の理想に押し込められてきたエリカは、息苦しさの中で次第に心が擦り切れて、ついには摂食障害を発症してしまう。
母の呪縛から逃れて、幸せを手に入れるまでのサバイバルの記録。
※本記事はグラハム子の書籍『親に整形させられた私が母になる エリカの場合』から一部抜粋・編集しました。




******
▶▶【次回配信】#4に続く
◀◀【前回】関連記事を読む
母の言う通りに生きたのに全然幸せじゃない。部屋でひとり、過食と嘔吐を繰り返す【親に整形させられた私が母になる #2】



