岡田将生、芦田愛菜からの発言に驚き隠せず「そう言ってくれると思ってなかった」【果てしなきスカーレット】
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【写真】芦田愛菜「大人っぽい」上品な膝丈ドレス姿
◆岡田将生、芦田愛菜からの発言に驚き
久しぶりに現代からやって来た看護師・聖の声を担当した岡田や細田監督と会った感想を聞かれると、芦田は「アフレコから始まって、夏から皆さんと一緒にプロモーションをたくさんやらせていただいていたので、会えなくなってちょっと寂しさもありましたし、久しぶりにお会いできてよかったです(笑)」と笑顔を見せ、岡田も寂しさはあったか尋ねられると「そうですね…寂しかったですよ(笑)。めちゃくちゃ寂しかったです」と笑いながら返答。「そう言ってくれると思ってなかったのでちょっとびっくりして。でもプレスコから考えるとものすごく長い期間、監督もご一緒させていただいて、こういう経験もなかなかないのでうれしく思います」と語った。
また、本作に関する活動で最も印象的なことについて芦田は「やっぱり(第82回)ベネチアの映画祭での雰囲気というのは忘れられない思い出というか、そこで私自身初めてお客様と一緒に映画を観たので、すごく印象に残っていますね」と振り返り、芦田にとって本作はどんな作品になったかと問われると「作品の主題である“生きること”だったり“愛”について、私自身すごく深く考えるきっかけをもらいましたし、頭で考えることも大事だけど、体当たりでお芝居をすることもすごく大事なんだなっていうのを教えてもらいましたね」と吐露した。
同じ質問に、岡田は「この映画にいろんな場所に連れて行ってもらったんですけど、思い返すと僕は長編の声優のお仕事は初だったので、監督とプレスコをやって、アフレコをやった時の濃密な聖のこともそうですし、作品についても話しながら声を当てていくという時間は、僕にとっては貴重な時間で、何事も初めてというのは二度とないので、監督とのあの時間は貴重な時間だったなと思っております」と感慨深げに語った。
◆芦田愛菜&岡田将生、“ネタバレあり”のおすすめシーン告白
続けて、実写作品との違いや驚いたことを尋ねられると、岡田から「愛菜ちゃんどう?」と振られた芦田は「今回はプレスコだったので、ちょっと実写に近い部分もありつつ、いいとこ取りができるというか、そんな気がしましたよ」と答え、岡田も「大きな差があったかと言われると、監督と基本的にお話しながら作っていくという作業は変わらないと言いますか、キャラクターがある中に、気持ちを作って声を当てていくという作業は、実写のものとも基本的には僕の中では変わらなくて、すごく楽しい時間でしたね」と振り返った。
加えて、戦闘シーンや、ギャラクターへの気持ちの入れ方で意識した点について、芦田は「戦闘シーンはアフレコブースの中で立ってそのままだと、なかなかイメージもしづらいですし、声も出しにくいので、実際にちょっと体を動かしたりしてやらせていただけて、それすごくよかったなと思います」と明かした。
さらに、ネタバレなどで公開前に言えなかったおすすめシーンを聞かれると、芦田は「おすすめシーンはたくさんあるんですけど、ふと思いついたのは、スカーレットがだんだん聖に打ち解けていくというか、その聖からの優しさを受け入れられるようになっていく姿っていうのが映画の中で描かれていくところではあるんですけど、その中で最初は突っぱねていたのに『ありがとう』っていうセリフを言えるようになったり、相手のことを心配できるようになったり、感謝の気持ちみたいなものをだんだん伝えられるようになって、“あ、こんなに変わっていくんだ”っていうのがすごく印象的でしたね。なので、ぜひそんなスカーレットの心の動きも見ていただけたらなと思います」とアピール。
岡田は「聖は理想主義者であるんですよね。スカーレットと出会うことによってスカーレットも変化するんですけど、聖も変化してるんですよね。それは心情的な部分も、スカーレットに対しての思いであったり愛が少しずつ溢れてくるところは、終盤にかけて僕自身も声を当てながらどんどん感情が高ぶってくる時がありまして、そういうスカーレットと聖の関係性っていうのは、改めてもう一度見てもらいたいな、注目してほしいなっていうふうに思いますね」と打ち明けた。
◆「果てしなきスカーレット」
本作のテーマは“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の想いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレット(声:芦田)が父の復讐に失敗するも、【死者の国】で再び、宿敵に復讐を果たそうとする今までのスタジオ地図・細田守監督作品のイメージを覆す物語となっている。(modelpress編集部)
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