中には、海外で働いた経験から、日本の時間感覚について考えさせられたという声がありました。
今回MOREDOORでは、海外に行って驚いたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
Sさんの場合
夫の仕事の都合で、東南アジアの国に数年間住むことになり、私も現地の会社で働くことになりました。
日本では9時開始の職場に勤めていましたが、暗黙のルールで社員は8時45分ごろには出社し、9時になった時点で、すでに仕事が始まっているのが当たり前という雰囲気でした。
ところが、現地で勤めたオフィスの文化はまったくの別世界。
出勤時間前にオフィスに到着
9時開始と聞いていたので9時前に出社すると、オフィスには数人いるだけでした。9時半ごろから人がパラパラと集まり始めるのです。
「こんなに遅く来て、さぞ慌てて仕事を始めるのだろう」と思っていたのですが、実際はその逆。
出社してPCをデスクに置くと、今度はコーヒーと朝ごはんを買いに外へ。買ってきたものをもぐもぐ食べながら、ようやく仕事を始めるのは10時近くというのが日常でした。
時間の使い方に思わず……
このゆるい文化に合わず、イライラしている日本人もいましたが、私はというと入社して1週間ほどで同じスタイルに。
正直、「最高でした」。
「こういう成果重視の働き方、日本にも浸透すればいいのに!」と心から思いました。
時間厳守が必要な場面はもちろんありますが、仕事をきちんと完了していれば、出社や退社の時間にそこまで厳しくなくてもいいのかもしれません。
(35歳/会社員)
日本とは異なるオフィス文化
海外での経験を通して、働き方にはもっと多様な形があっていいのだと気づかされたSさん。
何時に出社したかではなく、どんな成果を生み出せたかという本質に着目することも大切なのかもしれませんね。
皆さんは、海外に行った時に驚いた経験はありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)
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