【中学受験2027】城北中、新たに帰国生・算数選抜を導入
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2027年度入試では、これまで実施してきた4教科選抜(国語・算数・社会・理科)を基本としつつ、新たに2つの選抜方式を設ける。1つは、海外在住経験などをもつ受験生を対象とした「帰国生選抜」で、試験は2027年1月5日に実施予定。試験科目は国語・英語・算数の3教科で、募集人数は男子約20名としている。出願期間は2026年12月1日から25日まで。
もう1つの「算数選抜」は、2027年2月1日の午後に実施する予定。試験科目は算数1教科のみ、試験時間は60分、配点は100点。募集人数は男子約30名としている。なお、新たに「帰国生選抜」と「算数選抜」が導入されることにより、従来2月4日の午前に実施していた「第3回」は2027年度入試より廃止される方向となっている。
4教科選抜で行う第1回、第2回入試については日程の変更はなく、2月1日と2月2日のそれぞれ午前に実施される。一方、募集人数は変更となる予定。第1回は2026年度の約115名から約100名へ15名減、第2回は約125名から約130名へ5名増となる。募集人数全体では、2026年度より10名増の約280人を募集する。
城北中学校では、人間形成と大学進学を見据えた6年間の教育を柱に据えており、2027年度入試からの新制度導入についても、その方針のもとで決定したとしている。海外経験を持つ生徒や、算数などに優れた力を持つ生徒が加わることで、校内の学びの多様性が広がり、お互い刺激しあえる環境の創出を目指すとしている。2027年度入試の詳細については、2026年4月以降に改めて公表するとしている。
《畑山望》
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