好きなスポーツで英語を学ぶ新サービス…Aoba-BBT Globalら開発
子育て・教育
リセマム/教育・受験/小学生
同サービスは、スポーツに打ち込む中高生が抱える「学業、特に英語学習との両立」という課題の解決を目指している。部活動やクラブチームの活動時間の増加にともない、将来スポーツを通じて世界へ羽ばたく可能性があるにも関わらず、日々の忙しさから英語への苦手意識を持ってしまうケースが少なくないという。
そこで、スポーツ教育のプロフェッショナルであるチャレンジワールドと、オンライン英語教育のノウハウを持つAoba-BBT Globalが連携。「好きなスポーツ(興味)」を入り口にすることで、忙しい合間でも自発的に英語に取り組める革新的なプログラムを開発した。
同サービスの特長は大きく3つ。まず「動機付け」として、米国在住のスポーツプロフェッショナル・ケンジエラ佳奈氏による月1回のオンライン・ライブセッションを実施する。日米のスポーツ文化の違いや、海外でのキャリア構築についてバイリンガルで解説し、「英語ができると、スポーツの世界がどう広がるか」を具体的にイメージさせ、学習意欲を高める。
2つ目の特長は「実践」として、実績ある「ハッチリンクジュニア」の外国人講師によるマンツーマン指導を提供する。生徒ひとりひとりの英語レベルに合わせた個別最適化されたレッスンを行う。中学生向けには新学習指導要領に準拠したカリキュラムも用意し、学校の成績アップ(「わかる・話せる」)にも直結させる。毎月実施されるライブセッションでは英作文の添削も行い、スピーキングに加えて、英語で「書いて伝える力」まで総合的に伸ばすことができる。
3つ目は「継続」として、仲間と切磋琢磨するオンラインコミュニティを提供する。「練習ノート」を英語でつける、日々の「英単語ワークアウト」に取り組むなど、スポーツのトレーニングと同様に英語を毎日触れる仕組みを提供。講師からのフィードバックやコミュニティ機能により、モチベーション維持を強力にサポートする。
講師のケンジエラ佳奈氏は、学生時代にバレーボール選手として活躍し、U18~U23日本代表として世界を舞台にプレー。その後、プロ選手としてヨーロッパリーグで活躍した。引退後はアメリカに拠点を移し、メジャーリーグ(MLB)で日本人選手の通訳を務めるなど、スポーツを通じて国際的に活躍している。現地のクラブチームで5年間にわたりマスターコーチとして指導し、多くのアスリートを育ててきた。現在はシカゴでバレーボールのクラブチームを運営のほか、日本の教育委員会と連携した米国での留学プログラム支援など、スポーツとグローバル教育の架け橋として活動している。
Aoba-BBT Globalは、同提携を通じて、スポーツという特定分野に強みを持つ子供たちの可能性を語学面からサポートする。将来的には、スポーツ留学や国際大会での活躍など、グローバルな舞台で活躍できるよう、スポーツに打ち込む子供たちが将来の選択肢を広げられる教育環境づくりに取り組んでいく。
《吹野准》


