東京都、うま年生まれ約102万人…20歳人口はピーク時の3分の1

　東京都は新年を迎えるにあたり、住民基本台帳人口をもとに、東京都の午（うま）年生まれの人口および20歳人口の推計（2026年1月1日時点）を公表した。うま年生まれは102万6,000人。20歳人口は過去最少タイで、ピーク時の3分の1になる見込み。

　今回公表された、東京都のうま年生まれの人口および20歳人口は、各年1月1日時点における実測値・住民基本台帳人口（日本人人口）をもとに、2026年1月1日時点について推計したもの。うま年生まれは男性50万1,000人、女性52万6,000人の計102万6,000人。女性が男性よりも2万5,000人多くなっている。

　出生年別にみると、1978（昭和53）年生まれ（2026年中に48歳になる人）が20万人でもっとも多く、ついで1990（平成2）年生まれ（同36歳になる人）が16万4,000人。以下、2002（平成14）年、1966（昭和41年）、1954（昭和29）年と続く。

　十二支別でみると、もっとも多いのは丑（うし）年生まれで116万8,000人、ついで子（ね）年生まれで115万5,000人となっており、うま年生まれは十二支の中で最少だという。

　つぎに、東京都の20歳人口（2005年生まれ）についてみると、男性は5万7,000人、女性5万5,000人の計11万3,000人。男性が女性を2,000人上回っている。総人口1,329万7,000人に占める割合は0.85％。前年と比べて4,000人減少し、2014（平成26）年と並んで過去最少となる見込み。ピーク時の1968（昭和43）年と比べると、約3分の1に減少している。

　なお、新成人となる18歳人口については、10万6,000人で、前年と比べて2,000人の増加となる見込み。