世界最高峰インター「ノースロンドン」英国ランキングで3冠達成
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受賞したのは「Independent Secondary School of the Year 2026(英国最優秀私立中等教育機関)」「Independent International Baccalaureate School of the Year 2026(英国最優秀私立IB校)」「Independent Secondary School of the Year in London 2026(ロンドン地区最優秀私立中等教育機関)」の3つ。同ガイドの成績ランキングでは、NLCSは「英国女子校第1位」と評価され、共学校を含むすべての学校の中でもロンドン第2位、全国第3位という結果となった。
これは、学力の高さだけでなく、進学実績、探究的な学び、グローバル教育、リーダーシップ育成など、学校全体の教育力が総合的に高く評価されたものだという。
「The Sunday Times」は、2025年夏の試験結果を主要な選考基準としている。そこで示されたNLCSの数値は、まさに「英国内で他に類を見ないレベル」と評された。特に注目すべきは、国際バカロレア(IB)において記録された平均42.94点というスコアだ。45点満点のこの試験において、世界平均が例年30点前後であることを踏まえると、この数字がいかに常軌を逸しているかがわかる。また、中等教育修了試験(GCSE)においても、最高評価であるGrade9の取得率が83.4%に達し、英国トップレベルの成績を記録した。
さらに、その成績だけでなく、以下の3つの要素が組み合わされていることが「最優秀校」選出の決め手となった。学問(Academic)では、250名以上の外部講師を招く講演プログラムで学ぶことの意義をより深く理解することができる。課外活動(Co-curricular)では、チェスやロボット工学での全国制覇、18種類のスポーツ提供など、「オプション」ではなく「教育の延長」として機能している点が評価された。パストラルケア(Pastoral)では、生徒のウェルビーイング(精神的健康)を土台にした成長支援を行っている。
英国インターナショナルスクール「North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe)」は、2025年9月に開校した。まずは六甲アイランドのAsia One Center(神戸市東灘区)にて小中学校からスタートし、2028年に六甲山に新設する校舎で中高一貫のボーディングスクールを開校予定。
《吹野准》
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