冬の「都民半額観劇会」全25公演4,100席…1/14まで受付

　東京都は2025年12月23日、歌舞伎座「三月大歌舞伎」など全25公演が半額で観劇できる冬の「都民半額観劇会」の応募受付を開始した。申込締切は1月14日（消印有効）。各公演あわせて計4,100席を用意している。

　東京都と東京都歴史文化財団、日本演劇興行協会、都民劇場は、多くの人々に低廉な料金で観劇できる機会を提供し、演劇人口の拡大や演劇界の活性化を図ることを目的に、年4回「都民半額観劇会」を開催している。第188回となる冬の「都民半額観劇会」は、歌舞伎、演劇、ミュージカルなど全25公演の多彩なプログラムで、計4,100席が用意される。

　対象となる公演は、2026年3月から5月に行われるもの。井上芳雄や上白石萌歌らが出演する明治座の演目「大地の子」や、歌舞伎座の「三月大歌舞伎」「四月大歌舞伎」、東急シアターオーブの「メリー・ポピンズ」、市川染五郎らが出演する日生劇場の「ハムレット」などの一部座席が半額で観劇できる。取扱手数料500円を含めた半額後の入場料金は、明治座の「大地の子」S席7,000円、歌舞伎座の「三月大歌舞伎」1等席9,500円など、劇場によって異なる。

　希望者は、通常はがきに希望公演番号や人数など、必要事項を記入し、都民劇場内の事務局まで郵送する。申込締切は1月14日（消印有効）。応募枚数が各公演の提供予定枚数を超えた場合は抽選となり、当選者には後日当選通知兼コンビニエンスストア専用払込払込票が送付される。

◆冬の「都民半額観劇会」第188回
開催期間：2026年3月～5月
実施劇場：歌舞伎座・シアタークリエ・シアター1010・新橋演舞場・東急シアターオーブ・日生劇場・明治座（50音順）
席数：4,100席
申込方法：通常はがきに必要事項を記入し郵送する
申込締切：2026年1月14日（水）消印有効
※申込1件につき、送金手数料176円と入場券郵送料110円が別途必要