小中高生の就寝時刻、学年で2時間以上の差...起床時刻は6時台に
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調査は、2025年11月14日から19日の6日間、全国の小中高生とその保護者を対象に生活実態調査を実施した。小学生1,200名、中学生・高校生各600名の有効サンプルを集計し、日常生活に関する結果を「小学生・中学生・高校生白書 小学生・中学生・高校生の日常生活に関する調査」として公表した。
起床時間について調査したところ、小学生、中学生、高校生ともに「6:01~6:30」や「6:31~7:00」「7:01~7:30」に多くの回答が集まった。平均時刻は、小学生では6時41分、中学生では6時43分、高校生では6時34分となり、各学年とも同水準となった。
一方、就寝時間については学年による大きな違いが見られた。小学生では「21:01~21:30」や「21:31~22:00」に多くの回答が集まり、平均時刻は21時37分となった。中学生では「22:01~22:30」や「22:31~23:00」、「23:01~23:30」、「23:31~24:00」に回答が集まり、平均時刻は22時59分だった。高校生では「23:31~24:00」や「24:01~24:30」、「24:31~25:00」に多くの回答が集まり、平均時刻は23時44分となった。
小学生の放課後の過ごし方について調査したところ、もっとも時間を費やしているのは「テレビ視聴」で平均77分だった。何をしているときが最も楽しいかという質問では、男子では1位「テレビゲーム・携帯ゲーム」、2位「外遊び」、3位「スマホゲーム」となった。女子では1位「友達とおしゃべり」、2位「テレビゲーム・携帯ゲーム」、3位「おやつ」という結果になった。
高校生が普段の生活の中で大切にしている時間について調査したところ、男子の1位は「帰宅後の1人で過ごす自由時間」、女子の1位は「睡眠時間」となった。
同調査では、小学生から高校生までの各学年について、性別・学年により均等割付で回答を収集した。小学生調査では1年生から6年生まで各学年で男子100人と女子100人ずつとその保護者(計1,200組)、中学生調査では1年生から3年生まで各学年で男子100人と女子100人ずつとその保護者(計600組)、高校生調査では1年生から3年生まで各学年で男子100人と女子100人ずつ(計600人)の回答が集まったところで調査を終了した。
《風巻塔子》


