月に一度の帰省を心待ちにする祖母と孫娘の姿に心が温まった方もいるようで……。
今回MOREDOORでは、祖父母と孫の微笑ましいエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
Hさんの場合
70代の祖母と5歳の孫娘は、とても仲のいい関係です。
祖母は遠方に住んでいるため、直接会えるのは月に一度の帰省のときだけ。
それでも普段は電話やビデオ通話で頻繁に話し、孫の成長を見守る時間が何よりの楽しみになっていました。
孫も「おばあちゃん大好き」とよく口にし、その言葉が祖母の元気の源になっていました。
孫の誕生日が近づき……
ある日、孫の誕生日に向けて、祖母は「お花のドレスを作ってあげるね」と約束します。
ミシンが得意な祖母は、生地選びからこだわり、夜なべをしながら小さなドレスを一針一針丁寧に仕上げました。
翌月の帰省時、包みを開けた孫は思わず歓声を上げ、その場でドレスを試着。
「おばあちゃんのにおいがする!」と笑顔で抱きついた瞬間、部屋中が温かな空気に包まれました。
ドレスをもらったことで……
それ以来、祖母は季節ごとに小物を手作りして送るようになり、孫は保育園で「おばあちゃんが作ってくれたの!」と誇らしげに話しています。
やがて家族の中で手作りタイムが定番になり、母・娘・祖母の三代で針仕事を楽しむ時間が自然と増えていきました。
(30代/管理栄養士)
ミシンを通した交流
距離があっても、想いを込めて手を動かすことで、心はしっかりと結ばれることを実感したHさん。
便利な時代だからこそ、誰かのためにかける時間やひと手間が、家族の絆をより深めてくれるのかもしれませんね。
皆さんは祖父母と孫のほっこりエピソードはありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)
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