葉月あや、グラビアは「やれる限り続けたい」 ターニングポイントを振り返る「本当に辞めなくてよかった」【モデルプレスインタビュー】
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【写真】葉月あや、スリットから美脚輝く
◆葉月あや、初心に返って感じたこと
― デビューから11年、8月には32枚目のDVDが出ており、常に第一線で活躍している印象です。
葉月:DVDに関してはコンスタントにずっとリリースしていたんですけど、去年ちょっとセーブしていたんです。元々は30枚目のタイミングでDVDはやめようと思っていたんです。(メーカーの)専属契約のタイミングも良かったので終わろうかなというか、正直30枚も出していたら新しくできることがないと思ってやり尽くした感があったんです。ただ、30枚目を出してから「やめる意味あるのかな…」とも思い始め、なあなあ状態のまま1年経ち「セーブする意味ないな」と。
そんな次いつDVDを出せるかわかんないタイミングの時に、メーカーさんが「(DVDを出すタイミングを)いつでも待ちます」と仰ってくれて、「こんなこと言ってくださるのはなかなかないな」「DVDは出したくても出せない子がいっぱいいる中、30枚も出させていただき、それでもなお『待ちます』と言ってくださるなら、やれるだけやろう」と決めて今です。
― ちょっと立ち止まったからこそ感じられたありがたさ?
葉月:そうですね、結果1年ちょっとセーブして良かったと思います。その頃は「たくさんやってきたから、もうやることない」と思っていたけど初心に返れました。
― やり尽くした感があったものの、32枚目では“雪グラビア”に初挑戦。
葉月:めっちゃ寒がりなので雪はやったことがなかったんですけど、今回挑戦しました。
― 他に初挑戦できそうなことは?
葉月:いや〜もう思いつかない。私のDVDは演技がほとんどなくて、ほぼイメージシーンなので新しいのを探すの難しいんですよね。演技も難しいですし。
― 演技に挑戦する意思はない?
葉月:全くないですね、もう断固としてないんですよ(笑)。デビューした頃に一度舞台に出たんですけど、当時割と忙しくて、稽古になかなか参加できず、本番1週間前なのにまだ台本持ってて、立ち位置もわからず。あれがトラウマになってます。
◆葉月あやのターニングポイント「本当に辞めなくてよかった」
― グラビア一筋のキャリアの中で、幸せだと思える瞬間はどんな時ですか?
葉月:自分が表紙の雑誌を見ると今でも嬉しいです。表紙はなかなかやりたくてもやれるものではないですけど、ふとお仕事の告知をするときに「告知することがあるのは良いことなんだよな」と嬉しさを感じられるようにもなりました。そういう仕事の楽しさは、続けてきたから今だからこそ感じられることかもしれないですね。
― 反対に辛かったことは?
葉月:“雪グラビア”はもう1番しんどかったかもしれないですね、「死ぬかな」って思いました(笑)。寒すぎて自分の意思とは違う動きをしちゃうんです。
― 10年超の中でお芝居に挑戦したことはありますが、「グラビアとは距離を置こう」と思った経験は?
葉月:1回だけ、25、26歳ぐらいのときに。そう思う少し前に、森咲智美ちゃんや橋本梨菜ちゃんが事務所に入ってきたんです。ぐんぐん成長していく姿を見た時に「私はもう無理かな」と。2人は若い時からお仕事をしていて下積みがあったのに、私は下積みもなく、日テレジェニックに受かって何も考えてないのに少し上手くいっちゃったみたいな状態で、自分と比べる対象ができたからこそ「もうやめようかな」と。その時に1度だけマネージャーさんに長文のLINEしました。
それでマネージャーさんから返ってきたLINEをみて、考え直したんです。人と比べるのもやめましたし、ちょっとDVDにも慣れ始めていたので、そこからジャケット写真とかも全部自分で選ぶように。人に選んでもらうと思い入れが薄くなるので、自分で選ぶことで向き合い方がだいぶ変わりました。
― マネージャーさんの返信があったからこそ今もこうやって活動が続いてるんですね。
葉月:あれがなかったら多分辞めていたと思います。デビューした時から「1年後には表紙、その1年後にはテレビに出たい」と考えていて、そういう目標が達成できていたので「別に辞めてもいいかな」と思っていたんです。でも、本当に辞めなくてよかったです。
◆葉月あや「グラビアをやれる限り続けたい」
― 最近はファンクラブもスタートしました。
葉月:まだ模索中で色々やってみています。SNSにはプライベートの写真をほぼ載せないので、そういうのをいっぱいアップしてます。最近はSNSにグラビアを載せるとアカウントのBANが怖いので、そういうものもどんどんあげていきます。
― 今後、10年とは言わずとも、1年・3年・5年後でもこの先の目標は?
葉月:グラビアをやれる限り続けたいです。「こんなグラビアしたい」「あんなグラビアしたい」とかではなく「やれるだけやりたい」。
グラビアは見た目も重視されて需要があるからこそ続けられると思うんですけど、そうやって求め続けてくれるってすごいことだと思うんです。私よりも年上の方でも、ずっと第一線を走り続けてる人がいるので、すごいなと思うし、ああなりたいです。
― グラビアを続けてきた中でスタイルの変化は?
葉月:「辞めようかな」と思っていた時はお酒を呑みまくっていたからちょっとふっくらしたけど、それ以外は同じですね。
― 10年以上キープするのは難しいと思うのですが?
葉月:DVDの撮影の前にデブエットするんですよ、ちょっとふっくらさせた方が迫力があるので、1ヶ月ぐらい前から始めてMAXで3.8キロぐらい増やします。
― 増やして、また戻れるんですか?
葉月:戻れるんですよね。増やすために食べていたのをやめれば戻ります。 たまに泳いだりしますけど、お酒はめっちゃ飲みますけど、飲んだら食べられないタイプなんですよね。だから、体型に関してはそんなに苦労してきてないかもしれないです。
◆父も喜ぶ仕事 目指すはCM出演
― 最近はボートレース関連のお仕事も増えていますよね?
葉月:大好きなんです。
― 自分の好きなことがお仕事になるのも幸せですよね。
葉月:最高です!でも、「仕事してるのになんでお金がなくなっていくんだ」と思う時もありますけどね(笑)、不思議です。
― 楽しんで遊びつつ、お仕事としてはどういう関わり方をしていきたいですか?
葉月:お客様の前でイベントに出たいですね。生配信だとお客さんたちとお会いできないんですけど、実際にボートレース場に行ってイベントに出ると、お客様と交流しながら予想できるのでめちゃくちゃ楽しいんです。私のことを知らない方でもすごく優しいし、たまにヤジも飛んでくるけど(笑)、アドバイスもくれるので面白いです。
あとは、ちょい役でもいいのでCMに出たい!警備員役とか通行人役でもいいので!
― そこまでハマったきっかけは?
葉月:元々、父がすごいボートレースが好きだったので、小さい頃は一緒に行っていたんです。それが今やお仕事になり、父も喜んでくれています。
◆葉月あやの悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな読者に向けて、“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。
葉月:答えとしてあってるか分かんないですけど、私マジで根性論タイプなんです。メンタルがそんなに強くない人の方が傷ついて立ち上がるを繰り返せると思うんですけど、私みたいな人は傷付いたら終わりというか、膝ついたら立ち上がれない気がするので、とにかく歯を食いしばるぐらいの感じなんですよね…。
◆葉月あやの夢を叶える秘訣
― 最後に、夢を追うモデルプレス読者へ向けて、葉月さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。
葉月:私は諦めも早いタイプなので、見極めることが大事な気がするんです。私の場合、「芸能人になりたい」→「アイドルになりたい」→「世代だったのでモー娘。になりたい」。でも、大人になって「アイドルで戦えるわけない」「女優も無理」「モデルも無理」→「自分が戦える場所はグラビアだ」と。そうやって自分が戦える場所を見極めるべきかなとは思います。もちろん「ああなりたい」ということも大事ですけど、私は自分に合ったものを見つけるというか、戦える場所の方がいいのかなって思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆葉月あや(はづき・あや)プロフィール
1991年6月9日生まれ、愛知県出身。グラビアを中心に活動しながら、サーフィンやスノーボードを得意とする一面もあり、カルチャー誌、ファッション誌にも出演。天真爛漫な性格と歯に衣着せぬ発言が好評で、バラエティ番組でも活躍中。ファンクラブプラットフォーム「ミーミューズ(Mi-muse by Mi-glamu)」にファンクラブを開設中。
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