AI・アニメ・農業の3テーマで探究学習「プロジェクトN」N高グループ
子育て・教育
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探究学習は、生徒が自ら考え、行動するプロセスを通じて、思考力や問題解決能力、創造性、コミュニケーション能力などの現代のグローバル化やデジタル社会で求められる汎用的なスキルを育成する学習法。「プロジェクトN」は、課題解決型学習を重視し、社会や地域、企業が直面するリアルな課題を解決するための学びを展開している。また、知識を体系的に結び付けることで、より深い理解を促すことを目的としている。
これまでに、バンダイナムコエンターテインメントやアサヒ飲料、タカラトミーなどをはじめ、200以上のプロジェクトを企業や団体と協働して実社会の課題に取り組んできた。2026年1月から開始する新プロジェクトは「AI・テクノロジーを駆使した未来のアイデア発想チャレンジ」「アニメ業界の魅力発信プロジェクト」「チームで挑め!農業アイテムプロデュース」の3つ。
「AI・テクノロジーを駆使した未来のアイデア発想チャレンジ」は、2026年1月7日から3月18日の期間に、通学コース β(発展クラス)を対象に実施。ゲスト講師として、チームみらい党首の安野貴博氏と幹事長の高山聡史氏を迎える。
近年、生成AIをはじめとする科学技術が急速に発展する一方で、日本では福祉、医療、教育、環境など多岐にわたる深刻な課題に直面している。高校生にとって、これらの社会課題は知識として認識はしていても、日常生活の中では実感しにくく、具体的にイメージしづらいのが現状。そこで、生成AIなどの最新技術を活用した「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に焦点をあてて、「ゴミ問題、交通インフラ、環境保全をDXでどう改善できるか?」といった具体的なテーマを通じて、技術で社会をより良くする方法を模索し、生徒たちが主体的に社会のあり方を考え、実践的な課題解決能力を育むことを目指す。
「アニメ業界の魅力発信プロジェクト」は、2026年1月16日から3月13日の期間に、オンライン通学コースを対象に実施。ゲスト講師として、ENJYU作家・プロデューサーの井上伸一郎氏を迎える。協力会社はENJYUとバンタン。
世界規模で市場が拡大するアニメ業界ではより多くの働き手が求められているため、今後業界に進む可能性のある10代の若年層にアニメ業界で働くことの魅力を訴求するPR施策を企画し、広告のモックアップとともにプレゼンする。
チームで挑め!農業アイテムプロデュース」は2026年1月7日から3月18日まで、通学コース α(基礎クラス)を対象に行う。
農業就業人口が減少し、若者の就農を増やすことが課題となっている中で、将来の担い手である10代の若年層が魅力的に感じる農業アイテムを考えその宣伝広告を作成する。
なお、N高グループは、N高等学校(本校:沖縄県うるま市)、S高等学校(本校:茨城県つくば市)、R高等学校(本校:群馬県桐生市)の3校で構成される。インターネットと通信制高校の制度を活用した"ネットの高校"で、2016年の「N高等学校」開校後、2021年に2校目となる「S高等学校」を開校し、2025年に3校目となる「R高等学校」を開校した。現在の生徒数は3万4,071名(2025年9月末時点)。オリジナルの探究学習「プロジェクトN」は社会課題の設定からスキル習得、アウトプット制作までの学習法が評価され、「2020年度グッドデザイン賞」を受賞。また、キャリア教育の取組みが認められ「キャリア教育アワード2021」を受賞している。
《風巻塔子》
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