本作は、坂本龍一がジャケス・モレレンバウム(チェロ)、ジュディ・カン(ヴァイオリン)と共に2012年12月19日、東京・赤坂ACTシアターで行った公演を収録。
「YMO」時代の名曲「キャスタリア(Castalia)」をはじめ、「戦場のメリークリスマス(Merry Christmas Mr. Lawrence)」「ラストエンペラー(The Last Emperor) 」「Rain」といった映画音楽、さらに本公演で初披露された新曲「Shizen no Koe」まで、貴重な演奏の数々が刻まれている。
今回解禁された予告映像では、近年あらためて“隠れた名曲”として再評価されている「Parolibre」と、坂本氏の代表曲として広く知られる「戦場のメリークリスマス(Merry Christmas Mr. Lawrence)」の演奏シーンを収録。静けさの中に張り詰める緊張感、そして3人の呼吸が溶け合う瞬間を切り取った映像からは、唯一無二のピアノ・トリオが生み出す世界観を体感することができる。
また、次世代を担う子どもたちに、芸術に触れる機会を広げたいという想いから、中学生以下を対象とした特別料金「Kizuna Price|キズナプライス」の実施が決定。
本作が劇場公開される2026年3月は、東日本大震災から15年を迎える節目の時期。1曲目に演奏されるのは、東北へのチャリティ曲「Kizuna World」。この楽曲は、坂本氏をはじめとするアーティストたちが参加した、東日本大震災被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」(キズナワールド・ドット・オルグ)から生まれたもの。
プロジェクト発足に際し、坂本氏は「自分たちの脆弱さにも関わらずしたたかに生き抜いてきた感性と技術と、助け合いの“絆”を取り戻したい」と語っていた。その想いに重ねるように、「Kizuna Price|キズナプライス」では、鑑賞料金を900円に設定。この取り組みが、坂本龍一の遺した音楽と願いを、次世代へと繋ぐ「キズナ」になればという想いが込められている。
『Ryuichi Sakamoto | Trio Tour 2012』は3月27日(金)より109シネマズプレミアム新宿、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか順次公開。



