元SOUL'd OUTのTrackmaster・Shinnosukeが、2月14日に新曲『My Funny Bunny Nite』をリリースした。
今回の新曲『My Funny Bunny Nite』は、HiiT FACTORYのFemale MC・Reyunaを客演に迎えた大人のアッパーラブソング。
Eric B. & RakimやPublic EnemyのようなミドルスクールのHip-Hopビートに乗せて2人の駆け引きが展開されつつも、表面的なコーディネートととしてファンタジー(オブラート)で包んだ魅惑の一品だ。
なお、本楽曲は読売テレビ系列「にけつッ!!」のエンディングテーマ曲(2月・3月)に起用されている。
現在各社サービスにて配信中なので、ぜひチェックしてみてはいかがだろう。
【Shinnosuke コメント】
元 SOUL’d OUTのメンバーで音楽プロデューサー、ソロアーティストやユニット活動などなど色々やってますShinnosukeです。最近は2つのユニット(NITE RIDERS、NoID)活動も並行しているので、自分のソロ作品は昨年の夏に出した「PERSΞIDZ」以来半年ぶりとなりました。
今作「My Funny Bunny Nite」はフィメールラッパーのReyuna(HiiT FACTORY) さんをゲストに迎えてのアッパーな恋愛お遊びソング。Eric B. & RakimやPublic Enemyのようなミドルスクールのサンプリング的質感のビートをトラックの核として敷いているので、今までで一番Hip-Hop的香りがする楽曲だと思います。
Reyunaさんとの出会いは2年ほど前だったかと記憶しています。HiiT FACTORYという面白い女性ユニットがいると紹介されてからすぐに楽曲提供させていただける関係になり、昨年リリースされた彼女たちの楽曲「Feels Good Times」でも素敵な仕上がりとなりました。彼女のラップはどちらかというといわゆる「ハーコー」な印象で迫力あるスタイルなんですが、実はその声が持っている質感と表現方法に色気を感じる深みがあります。何作か提供させていただくにつれ、いつかは僕名義の作品に招いて一緒の作品を!と考えていたんです。と同時に彼女自身もHiiT FACTORY以外の客演・外仕事をやっていくことによって本体へ帰った時に何かしらプラスになってくれたら良いよねという想いもあったり(親心というよりも余計な老婆心かもですが)。
一方僕の声質は深みが無く本格的な技量も無いので並ぶと恥ずかしいのですが、「そんな素敵な彼女の声で僕を引き立てていただけるかな?」と甘えさせてもらいました。もちろん先述の件含めて「彼女が参加してくれた意味」が引き立つように。今まで女性アーティストとコラボした作品はSOUL’d OUTやbuzz★Vibesといったユニット時代では少しだけあったのですが、自分が歌うソロ作品としては初めての経験です。僕のソロワークスの世界をここからもっと広げていく為にも大きな力として参加してくださいました。
それからジャケットイラストは僕が描いたのですが、見てお分かりの通り「不思議の国のアリス」をモチーフとしています。元々この曲のデモを作っていた時点ではそんな考えはなかったのですが、先ずは楽曲タイトルの話からいきましょうか。
このタイトル「My Funny Bunny Nite」には元ネタがありまして、スタンダードジャズナンバーの「My Funny Valentine」というムーディーな曲がそれなんです。昔からそのタイトルの響きと字面に格好良さを感じてまして、いつか歌詞に織り込めたらなという思いがあったんです。そこが今回やっと結びついたという。僕の楽曲制作方法は曲先なので、歌詞を書くのはメロディーがある程度確定してから。歌詞のテーマを考えずに、先ずはサビの入口の言葉を決めたいなというのもあるあるでして、今回も先にサビを鼻歌で歌いながら歌詞を考えていた時にふと閃いたのが「My Funny Valentine」。実際「My Funny Valentine」で歌ってみていただくと上手くハマるのが分かると思うのですが、最初はこのままだったんです。でもまんま過ぎるのもどうなんだろう?と思って変更調整を経て「My Funny Bunny Nite」に落ち着きました。「バ」までは一緒ですね。ちなみに「Nite」は本来「Night = 夜」が正しいのですが、いわゆるスラング表記。以前リリースした楽曲「Nitecrawlerz」もそうですし、僕がやっているユニットの「NITE RIDERS」なんかもそう。こういう表記の仕方は尊敬しているアーティストPrinceの真似。彼が生前残した楽曲はそういったスラング表記が多いんです。
そしてサビの歌詞からあとは全部連想ゲーム。「こういうタイトルだからこういう映像」「こういう音だからこの辺の色」といった場面・時間設定などなど、僕はいつもほとんど連想ゲーム的な作り方をしていくんですね。
「バニーナイト」から連想されたものが「バニーガール」「十五夜などのお月見」。そして僕は卯年(笑)「バニーガール」から連想したものが「男女の遊び、恋愛、駆け引き、色事」など。「十五夜などのお月見」から連想したものが「秋の夜の静けさ」「ファンタジー」「かぐや姫」など。バラバラなんですけど多くの共通項は「夜」で括れそうかな?…という感じで妄想の世界が広がっていきました。
で、歌詞を埋めていくんですが、「せっかくこのテーマなので女性アーティストを起用してデュエット的に絡みたいな」→「今回は歌よりもラップの方が言葉数も多くできて遊べるな」→「だったらReyunaさんにお願いしたいな!」という流れです。
ウサギを象徴としたジャケットにしよう、と思いついたのも同時に浮かんでいたのですが、「ファンタジー」からの連想で「不思議の国のアリス」へと設定。僕が大好きなTM NETWORKの名盤「CAROL」もアリスインスパイアな作品なので、実はそこへのリスペクトも込めてたり。まぁまぁな遠回りですけどね(笑)それに男女の遊びがテーマなのでそのままのジャケットは生々しくなりそうで今回は嫌だなと思ってて。誰もが知る有名なファンタジー作品のイメージを借りて表面的な第一印象として利用させていただきました。オブラートで包む、というか…イメージの分配ですね。
昨年僕の誕生日イベントを開催した時にReyunaさんが手描きの素敵なイラストをくださったんです。その線画が素晴らしくて、いつか僕もこういう感じのイラストを描いてジャケットにしたいなと思っていたのもあって今回自分で作成しました。あ、本来アリスの世界でのウサギは雄なんですけど、この曲はバニーガール的なイメージも出たのでウサギにアリスの服を着させてます。うさぎでもあるしアリスでもあるし、僕が卯年なので僕自身でもある、という。まぁ、なんかごちゃ混ぜの「イメージ」としての象徴です。なのでMusic Videoでも僕がウサギになっているシーンがあるんです。Reyunaさんが女性なので彼女にその役割をさせても良かったんですけど、あまりにもそのままで下品だなと思ったので最初からそれは無し。僕がやる事が正解、だと思ったんです。彼女はアリスというよりウェンズデー(「アダムス・ファミリー」の娘キャラ)ですね!ちなみにドラマ「ウェンズデー」の指揮・監督はティム・バートン。彼はアリスをテーマに扱った作品「アリス・イン・ワンダーランド」を作りましたよね。なので連想ゲームというか、そこでも実際にイメージがどんどん繋がってくれました。
そんなReyunaさんからも今回特別にコメントをいただいたので掲載させてください。
『90年代サウンドを令和に再現するユニットHiiT FACTORYのラッパーReyunaです。今回、Shinnosukeさんの新曲「My Funny Bunny Nite」にフィーチャリング参加させて頂きました!Shinnosukeさんの作る素敵なトラックにラップを乗せることができ、とても光栄です!この曲を聴いてくださる皆様が「もしもShinnosukeさんとデュエットするとしたら…場所や空気感はどんなものになるのか…」などと少し大人な雰囲気と共に想像の世界を広げながら、リリックを書かせて頂きました。自然と身体が踊り出したくなるようなテンポいい楽曲とラップを楽しんでいただけたら嬉しいです!「My Funny Bunny Nite」が皆様の2月を彩ることができますように!』
いつか彼女と一緒にライブでパフォーマンスしたいなという目標もできました。そしてまたここから僕の活動、HiiT FACTORYの活動もどんどん広がっていくのではないかなと思います。ファンタジー作品が好きな僕の自信作がまたひとつ増えました。アッパーで色気のあるトラックと2人の掛け合いや湿度のある夜の空気感・温度感を楽しんでいただけたら幸いです。



