奈緒主演、京極夏彦原作『死ねばいいのに』7月公開「タイトルが持つ謎を、皆さんに解いていただけますように」 | NewsCafe

奈緒主演、京極夏彦原作『死ねばいいのに』7月公開「タイトルが持つ謎を、皆さんに解いていただけますように」

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『死ねばいいのに』(C)京極夏彦/2026映画「死ねばいいのに」製作委員会
『死ねばいいのに』(C)京極夏彦/2026映画「死ねばいいのに」製作委員会 全 2 枚 拡大写真
奈緒を主演に迎え、京極夏彦の小説「死ねばいいのに」(講談社文庫)を脚本・喜安浩平、監督・金井純一で映画化。7月3日(金)より公開が決定し、本作のティザービジュアル、特報映像が解禁となった。

「亜佐美のこと 聞かせてもらいたいんです」

何者かによって殺された鹿島亜佐美。そんな彼女のことを知りたいと、渡来映子が亜佐美の職場の上司・山崎を訪ねてきて――。

原作は、現代を舞台に描かれた京極夏彦による異色のミステリー小説。

主演を務めるのは、多彩なジャンルで確かな演技力で観客を魅了し続ける奈緒。本作では“亜佐美”について尋ね歩く、謎めいた人物・渡来映子(わたらい・えいこ)を演じる。従来のイメージを覆す、アウトローな雰囲気を漂わせた役柄で新境地を開拓。

監督には映画『マイ・ダディ』に続き、奈緒とタッグを組んだ金井純一。脚本は、映画『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞、舞台から映像作品まで幅広く脚本・演出を手掛ける喜安浩平。

併せて解禁となったティザービジュアルは、目を見開き、何か言葉を放っている映子の表情を大胆に配置。

また、特報映像では、死んだ亜佐美について尋ね歩く映子の姿が収められている。柔和な表情で“亜佐美について 聞かせてもらいたいんです”と問う映子が、徐々に牙を剥き出し、ときに無神経に、そして執拗に相手を追い詰めていく。

亜佐美とは、いったいどのような人物だったのか。観客は映子とともに証言を辿りながら、その輪郭を少しずつ形作っていく。

なぜ映子は、そこまで亜佐美のことを知ろうとするのか。2人はどのような関係だったのか。そして、映子が口にする「死ねばいいのに」という言葉は、一体誰に向けられたものなのか――。断片的に浮かび上がる証言と交錯する感情。真実に近づくたびに、観客の足場は静かに、しかし確かに揺らいでいく。

映画公開にあたり、原作者の京極氏は「言葉と言葉の隙間から、こんなにも遠くを見通せるものでしょうか。会話劇が想起させる景色と、ある意味同じであるのに、まったく見えなかった風景が広がっていました」と映画の感想を寄せ、「今となっては、このタイトルが足を引っ張るのではないかと案じています」とコメント。

また、金井監督は「初めて原作を読んだ時の印象は、タイトルの過激さから想像していたものとは全く別のものでした。『死ねばいいのに』という台詞によって、逆に『生きること』を力強く勧められるという切り口に、これは俳優の演技を通して映画として世に出して勝負してみたい作品だと思いました」と映画化への強い想いを明かす。

そして、奈緒は「この映画を撮影した幻のような日々、空、風、出会い。その全てが、『私は今、生きたくて生きている』という事に気づかせてくれました。このタイトルが持つ謎を、皆さんに解いていただけますように」とコメントを寄せ、観客へ想いを託している。



コメント
原作:京極夏彦
言葉と言葉の隙間から、こんなにも遠くを見通せるものでしょうか。
会話劇が想起させる景色と、ある意味同じであるのに、まったく見えなかった風景が広がっていました。
今となっては、このタイトルが足を引っ張るのではないかと案じています。



主演:奈緒
この映画を撮影した幻のような日々、空、風、出会い。その全てが、「私は今、生きたくて生きている」という事に気づかせてくれました。このタイトルが持つ謎を、皆さんに解いていただけますように。



監督:金井純一
初めて原作を読んだ時の印象は、タイトルの過激さから想像していたものとは全く別のものでした。個性的な登場人物たちや、スリリングな展開にページをめくる手は止まらず、そして何より「死ねばいいのに」という台詞によって、逆に「生きること」を力強く勧められるという切り口に、これは俳優の演技を通して映画として世に出して勝負してみたい作品だと思いました。
京極先生からは、好きなように作ってもらって構わない、というありがたい言葉を直接いただき、スタッフ・キャストともに士気はぐんと上がりました。映画だからこそ、このチームだからこそできる表現を目指して、一丸となって走り抜いて作り上げました。作品はもちろんのことですが、奈緒さんをはじめとする俳優部全員の芝居をぜひ、スクリーンで観ていただきたいです。

『死ねばいいのに』は7月3日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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