上野の片隅にある山田よねと轟太一の山田轟法律事務所、その設立には知られざるエピソードがあった。
本作では、「虎に翼」では描かれなかった、よねと轟のバックストーリーをふんだんに盛り込み、弁護士の視点から「虎に翼」の世界を描き出す。
土居志央梨「私自身もよねから大きな勇気をもらっています」
「スピンオフを通して、よねへの理解が一段と深まりました」という山田。「『弱い立場の人を救いたい』という強い思いを持つ」よねの、その原動力について「今回その理由が腑に落ち、改めて『よねって本当にかっこいいな』と思わされました。演じる私自身もよねから大きな勇気をもらっています」と明かす。「本作は“人は立ち上がることができる”という、シンプルながらとても大切なメッセージを持った作品です。どれほど苦しくても、どれだけ生きることが大変でも、人はそこから再び立ち上がることができる。その希望をまっすぐに描いています」と語る山田。
「撮影中は無我夢中で駆け抜けましたが、完成した作品を見てとても力強い仕上がりになっていると実感しました。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです」と期待を込めている。戸塚純貴「誰かの背中をそっと押せるような作品に」
戸塚は「本当に多くの方から愛されているキャラクターだと改めて実感しました」と言い、「事務所の壁に書かれている『憲法第14条』に、よねがどんな思いを込めていたのか、今回の作品を通して初めて知り心を動かされましたし、いまこの物語が作られた意義も強く感じました」と熱く語る。そして「本編ではあまり描かれていなかった、轟の弁護士としての姿を、今回しっかりと皆さんにお見せできることも、とてもうれしく感じています!戦後の激動の時代を舞台にしながらも、人と人が思いやる大切さなど、現代にも通じるテーマが描かれています。少しでも、誰かの背中をそっと押せるような作品になればうれしいです」とコメントした。
脚本・吉田恵里香「“正しく怒る”をテーマに」
「よねと轟の話を見たい」という声を多くいただいたと言い、「よねを主人公に描くことは自然と決まりました」と吉田氏。その中で、寅子(伊藤沙莉)が知らない=視聴者が知らない出来事を書くことに意味があると思い、終戦直後の世の中で、よねと轟がタッグを組むまでの物語を書きたいと思いました」と経緯を語る。「今回、“正しく怒る”というテーマがあります。今の社会では、怒って声を上げることがなぜかネガティブに捉えられてしまう空気があるように感じています。『虎に翼』での『怒る』は、声を上げて社会を変えたり、誰かを守るために使ったりする力という意味です」と明かし、「その思いをまっすぐ伝えられるのは、よねしかいないと思いました」と断言。
「今回、マスター・増野(平山祐介)も登場しますが、執筆中にはこんなにも人気になるとは思っていなかったので、スピンオフで彼の物語を補足することができてよかったです。そしてもちろん、寅子も登場します。どのような形で登場させるか悩みましたが、皆さんが見たい寅子になっていると思います」と紹介しつつ、視聴者の声の高まりから実現したスピンオフに「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」と思いを語っている。
虎に翼スピンオフ「山田轟法律事務所」は3月20日(金・祝)21時45分~NHK 総合にて放送。3月29日(日)16時45分~BSP4Kにて放送。
※NHK ONE(新NHK プラス)で同時・見逃し配信予定。
※2026年3月20日13:50、放送時間を訂正致しました。



