“ベルギーのアカデミー賞”マグリット賞で、監督賞・作品賞含む史上最多の9部門を受賞し、ベルギー映画史を塗り替えた珠玉の作品『母親たち』のリメイクが、ハリウッドからの熱烈ラブコールにより実現。『落下の解剖学』、『サブスタンス』等のエッジの効いた作品を輩出する新進気鋭の映画製作・配給会社NEONが北米配給権を獲得した本作が、ついに日本へと上陸する。
1960年代アメリカ、大都市郊外の隣同士の家に住む親友のセリーヌ(アン・ハサウェイ)とアリス(ジェシカ・チャステイン)。お互い裕福な家庭で同い年の一人息子を持つふたりは、完璧で幸せな生活を送っていた。しかしある日、セリーヌの息子が不幸な事故に遭ったことで関係性は一変。喪失感に苦しむセリーヌは、次第にアリスの息子・テオに心を通わせるようになっていく。その様子に疑念を持ち始めるアリス。彼女は私の家族を奪おうとしているのか? それともただの思い違いか…。徐々にアリスの行動はエスカレートしていき、やがてふたりは狂気と妄想の渦に飲み込まれていく――。
事故をきっかけに互いの行動に疑念を持ち始め、やがて狂気と妄想に苛まれていく“隣人たち”を“狂演”したのは、共にアカデミー賞受賞俳優でプライベートでも友人同士であるアン・ハサウェイとジェシカ・チャステイン。本作で『インターステラー』、『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』に続き3度目の共演となるふたりだが、先に出演の決まっていたジェシカ・チャステインが親友役にアン・ハサウェイを推薦したことにより、このキャスティングが実現。母親ゆえの愛情や苦しみ、そして事故をきっかけに巻き起こる緊張感ある駆け引きを唯一無二の圧巻の演技で魅せつける。監督は『青いパパイヤの香り』、『博士と彼女のセオリー』など国際的な撮影監督として活躍するブノワ・ドゥローム。今回が長編映画監督デビュー作となるが、撮影監督も自ら手がけており、こだわりのカメラワークと映像美が魅力的だ。さらに60年代の華やかな中流家庭をスクリーンに蘇らせる、色とりどりの美しい衣装や美術からも目が離せない。
このたび解禁されたポスタービジュアルにはアン・ハサウェイ演じるセリーヌと、ジェシカ・チャステイン演じるアリスの姿が一面に写し出され、「これは妄想?それとも現実?」というコピーが浮かぶ。60年代をイメージした華やかな衣装とは対照的に、ふたりの間には不穏な空気が流れている。隣に住む親友同士の主婦のふたり。完璧だったはずの日常が疑念に染まる――。いったい彼女たちには何が起きたのか? ふたりを襲う疑念とは? その先の展開が気になるビジュアルとなっている。さらに本予告は、セリーヌの誕生日をサプライズパーティーで祝う楽し気なシーンからスタート。隣同士に住み、互いを支え合う関係のふたりだったが、セリーヌの息子が不幸な事故に遭ったことで世界は一変。「私の子を殺す気ね!」「私が怪物だと?」とセリフが飛び交う中、やがて暴走する母性本能が、疑念と妄想渦巻く衝撃の展開へと導いていく。「ヒッチコックへのラブレター」(Film Ireland)と評される本作は、まさに“スリラーの神様”アルフレッド・ヒッチコックを思わせる映像表現と物語展開が繰り広げられ、ブノワ・ドゥローム監督自身もヒッチコックファンを公言。さらに「狂気的な演技」(Roger Ebert)と言われるアンとジェシカの圧巻の演技合戦も見逃せない。
『隣人たち』は7月24日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。



