河合塾Kei-Netリニューアル、RPGとMyミッションで志望校選びを可視化
子育て・教育
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河合塾によると、少子化にともなう受験環境の変化で、大学選びの価値観は「行ける大学」から「行きたい大学」へと移行しつつあるという。生徒や保護者にとって進路選択の重要性が高まるなか、Kei-Netは既存の入試情報の質・量を保ちながら、低学年段階から志望校選びと大学受験準備を段階的に支える機能を追加した。
新コンテンツの1つ目は、課題を進めて志望校を見つける「Myミッション」だ。おもに高1・2生を対象とし、「何を学びたいか」「どんな大学があるのか」「入試の仕組みはどうなのか」といった志望校選択のプロセスを、ミッション形式で順を追って進められる。各ミッションには課題が設定され、クリア状況を一覧で確認できる。課題の達成に応じてバッジが付与される仕組みを設け、取組みの見える化を図る。マイページには、Myミッションを通じた検討の足跡が記録され、「どうしてこの大学を選んだのか」というプロセス全体を振り返ることができる。記録した内容は、拡大が続く総合型・学校推薦型選抜の志望理由書にも活用できる。
2つ目の「サクッと受験クエスト」は、進路選択から大学受験までの流れを、ロールプレイングゲーム(RPG)形式で学べるブラウザコンテンツ。志望校選び、模試の受験、出願、合否判定までを1つのストーリーとして体験する設計とし、大学受験までの道のりを短時間で仮想体験できるようになっている。
ゲーム内では、河合塾の学問・大学選び支援サイト「みらいぶっく」に基づく興味・関心診断でキャラクターの適性タイプを決定。その後、Kei-Netの入試科目検索やオープンキャンパス、先輩との交流といった情報収集のプロセスをたどりながら、河合塾の模試や講習で学力を伸ばしていく流れを追体験する。最終的に、選んだ志望校へ出願し、筆記試験と面接に挑む。プレイヤーの行動に応じて結果が変化するマルチエンディング方式を採用し、受験準備の重要性を物語の進行を通じて理解できる内容になっている。
同コンテンツは受験生の利用に限らず、進路指導を行う教員の補助教材としての活用も想定されている。志望領域の探索から出願までの全体像を、授業や進路面談の導入で示す場面などで、手順の確認や留意点の整理に用いることを視野に入れる。
サイト全体として、志望校選択の初期段階から受験準備の実行段階までを1本の導線でつなげる構成を志向している。
今後は、受験カレンダーの提供やスマートフォン向けアプリの開発を順次進める予定だという。リニューアルにより、受験生のみならず保護者や教育関係者が、必要なときに必要な情報と学習・準備のステップを横断的に参照できる環境の整備を目指すとしている。
《風巻塔子》
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