山田裕貴・鈴木伸之ら「国宝」鑑賞で「打ちのめされて」地方ロケ中の一夜明かす 松本潤の“殿っぷり”・綾野剛の涙…豪華共演陣との裏話続々【「ちるらん 新撰組鎮魂歌」座談会中編】
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◆山田裕貴主演「ちるらん 新撰組鎮魂歌」
幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの熱く荒々しい生き様を描いた人気コミック『ちるらん 新撰組鎮魂歌』を初実写化。この日の取材には主人公・土方歳三役の山田のほか、新撰組の志士たちを演じる鈴木伸之(近藤勇役)、細田佳央太(沖田総司役)、上杉柊平(永倉新八役)、藤原季節(斉藤一役)、栁俊太郎(原田左之助役)、宮崎秋人(※「崎」は正式には「たつさき」/藤堂平助役)、岩永ひひお(井上源三郎役)が出席した。
◆“思った以上に男子”ギャップがあった「ちるらん」キャストは?
― 現場のムードメーカーは岩永さんとのことですが、キャラクターと実際の人柄にギャップがあった方はいましたか?
一同:蒼さん(中村蒼/山南敬助役)?
細田:思った以上に男子でした。いたずらっ子。
山田:トーンが低いからバレないんですよ。ふざけてる感じを出さないで、めっちゃ裏でふざけてる。
宮崎:遠目から見たら真剣な顔しているからズルいんですよね。録音部さんにはバレてると思います(笑)。
― 小さい声で何か言って、みなさんを笑わせていた感じですか?
山田:動きで変なことはしないよね。スッとしたまま。
栁:本番前に急に耳元でとんでもない下ネタ言われて、そのまま「よーいスタート」って(笑)。びっくりしました。
細田:結構やってましたよね。アクションシーンの撮影中とかも、自分が余裕あるからって目の前でアクションしているのに意に介さず、ずっとふざけてましたもん(笑)。
― やられがちなのは?
上杉:みんなにやってましたけど、歳三さん(山田)と親父(近藤勇/鈴木)が真ん中にいて、僕らが脇にいるときが多かったかも。だから、2人は気づいていないこともあるかもしれないんですけど、蒼くんはいつもニヤニヤしていました。
岩永:季節が「え、そんなのあったっけ」みたいな顔してるけど(笑)。
藤原:いや、俺1個も知らないです…。
(一同爆笑)
藤原:俺気づかなかった。本当に全部初耳ですね(笑)。蒼さんそんな感じなんだ…。蒼さんに対しては憧れがあったので、緊張してあまり喋りかけられなかったんです。新撰組試衛館のメンバーの中では、唯一最後まで緊張していました。
山田:芸歴で言うと大先輩で、自分がまだ芸能界にいないときから作品に出ているのを観ていたから、ちょっと緊張しちゃう。僕、最後まで“蒼くん”呼びだったもん。最後の方でようやく“蒼”、“裕貴”って呼び合えるようになって、「フレンドパーク」(1月2日放送のTBS系『それSnow Manにやらせて下さいSP』“それスノフレンドパーク”)では抱き合えました。
― 藤原さんは阿比留鋭三郎役・杉野遥亮さんとの絡みが多かったと思いますが、杉野さんの印象はいかがでしたか?
藤原:観ていただいたら分かると思いますが、本当に素晴らしい役者さんです。セリフやアクション一つ一つに対して深く掘り下げ、とにかく考え、疑う。「ここはなんで突きから入るんですか?」というアクション監督に対する質問が、役に対しての考え方に繋がっていて、“ここで突きを繰り出すということは、外したときに自分が切られる可能性がある。でも捨て身の気持ちがあるから突きでいくんだ”とか。アクション練習のときの監督との対話が深いところまで行っていて、隣で見ていて驚きました。一太刀一太刀にすごく気持ちが乗っていて、感動しました。
― 殺陣で向き合うと、役者としても深く向き合った感覚になりますか?
藤原:そうですね。でも、あまり雑談を交わせたわけじゃないんですよ。唯一ちゃんと話したのは、アクション中に杉野くんが僕の分の飲み物を買って渡してくれて、でも離れた場所で飲んだことがあって。次の日に杉野くんが近づいてきて「昨日、本当は一緒に乾杯したかった。でもいっぱいいっぱいになってて、一緒に飲めなかった。ごめん」って。2日間かけて惚れさせてきたんです。最後、別れ際に「必ずまた違う作品でも一緒にやろうね」と握手したことが忘れられません。
◆細田佳央太、綾野剛は「褒めて伸ばしてくださるタイプ」アクション共演回顧
― 対戦すると深くなるという意味では、山田さんと鈴木さんも最初にやり合いました。
山田:元々深いとは思っていたけど、すごく協力プレイだったよね。
鈴木:立ち回りをやると絆が生まれるというのは僕も感じていて、やる前とやった後でまるで違う空気になると実感しました。
― アクションの動き一つ一つにも意味があるかと思いますが、お二人の殺陣シーンで印象的な動きはありましたか?
山田:最初に近藤とやり合うシーンは、道場破りでバラガキの土方と本当に剣を知っている近藤の戦いで、土方はまだ型を知らずに木刀を振っているんです。アクション監督の園村(健介)さんも「最初は荒くていいです。しっかり腰を落とさなくても、刀をバンバン叩きつけてもいい、自由に山田くんの好きなようにやってください」とおっしゃっていて、剣士(近藤)とバラガキ(土方)という対照的な印象を伝えるために、草履を投げるわ、たくあんが目の前にあったら食うわ、自由に動き回っています。でも、剣を極めることで戦い方が変わっていって、最終話に向けてバラガキから武士に変化しているのが分かると思います。
― 細田さんは、芹沢鴨役の綾野剛さんとのシーンがありました。
細田:綾野さんはアクション作品をたくさんやられているので、その経験値に縋ろうという思いでした。僕はアクション経験があまりなく、長物(ながもの)を使ってのアクションはほぼ初というレベルで。アクション部さんにも時間と労力をかけていただいて育ててもらい、アクション部さんが教えてくださる“型としての動き”と、綾野さんが教えてくださる“感情としてのアクションの動き”という、2つの方向から学びました。綾野さんは褒めて伸ばしてくださるタイプなのでアクション中は甘えさせていただき、すごく救われながら楽しく向き合わせていただきました。キャラクターの話で言うと、近藤さんのもとで教わって剣に対して誠実に向き合ってきた沖田と、暴力性があって剣だけに生きていないからこその強さがある芹沢は、戦い方が違います。そんな2人が交わると、沖田としても変化があるし、お互いに認め合える部分もあったんだろうなと感じました。
― 残虐な暴力性が出ている役ですが、現場での綾野さんはいかがでしたか?
山田:すごく楽しんでくれていたし、クランクアップの挨拶で少し涙ぐんでいる様子もあって、熱くなってくださったのは嬉しかったです。佳央太の言った通りアドバイスやお芝居の相談にものってくださいましたし、プロデューサーさんに聞いたら「ちゃんと敵として立ちはだかれているのかな?」と不安もあったそうです。個人的には、インする前に「漫画原作で、大河ドラマと時代劇の中間を行くような作品になると思う。でも、中途半端じゃなく、ちゃんと貫けばいいものになる」と言ってもらって。休もうかと思っていたことに対しても「質に勝るのは圧倒的な量だから。それだけ頑張ってるじゃん」と声をかけてもらえて、量が質に勝る時が来ると思えたのも、綾野さんの言葉のおかげでした。俺だけじゃなく、それぞれ刺激を受けていたと思います。
― ほかにも金子ノブアキさんなど、先輩方も多くいらっしゃいました。
藤原:金子さんは本当に優しかったよね。
宮崎:普通に我々の輪の中にいてくれました。
山田:間違えたことを言ったら怒ったりするのかと思っていたんですけど真逆の人で、最初に握手から始まって、すごいロックな方でした。
鈴木:分かりやすく言うと、中村さん寄りだったよね。すごく親しみやすかったです。
◆山田裕貴、“殿”松本潤の「可愛くて好き」なところ
― お話を聞いていると男子校の青春のような感じがしますね。松本潤さんも松平容保役で登場されますが、殿っぷりはいかがでしたか?
藤原:まじでかっこよかったです。観ました?画面に映るだけで空気がピリッとしますよね。松本さん、綾野さんも含めてみんなで食事に行ったときに、松本さんが裕貴くんに対して「お手並み拝見ですね」とおっしゃっていたんですよ。だから、そういう「お前ら好きなだけ暴れろよ」という包容力のある容保公でくるのかと思っていたんですけど、本編を観たらバッチバチに覚悟が決まった狂気じみた容保公だったので、感動しました。自分からぶつかりに行っていて、めちゃくちゃかっこよかったです。
― 山田さんはいかがですか?
山田:あんなにバチバチに決めているのに、裏では「大丈夫かな?」「お芝居どっちの方がいいかな?」と作品のことをしっかり考えてくれているところが可愛くて好きなんです。撮影日数は多くなかったですが、楽しく現場にいるだけではなく作品全体のことを考えてくださっていたのはありがたかったです。
― 山田さんは、岡田以蔵役の中島健人さん、新兵衛役の安藤政信さんとも刀を交じえています。中島さんとのエピソードがあればお聞かせください。
山田:ケンティー(中島)とは意気投合して、アクション練習の段階からすごくやりやすかったです。これまでお会いしたことはあったんですけど共演は今回が初めてで。現場では彼が自然と空気を作ってくれたし、本人のキャラクターも本当に面白くて、大好きになりました。ケンティーのおかげで歳三として自然に「友だちだ」と言えました。
◆山田裕貴・鈴木伸之ら「国宝」鑑賞で「打ちのめされて」
― 安藤さんとの共演はいかがでしたか?
山田:安藤さんは、新撰組のメンバー何人かで映画を観た後に入った焼き鳥屋さんでたまたまお会いして、そこでいろいろとお話しさせてもらったのがすごく印象的でした。かっこよかったです。
― プライベートで映画を観に行ったんですか?
山田:地方ロケ中に『国宝』(2025)を観たんですよ。
藤原:のぶ(鈴木)が「今日『国宝』の公開日だ!季節行こうぜ!」って言って。
鈴木:6月1日!覚えてます(笑)。
山田:僕も、「じゃあ行く」と。
― すごく豪華な映画館ですね。
岩永: 4人(山田、藤原、鈴木、岩永)で行ったけど、誰にも気づかれなかったね。
山田:みんなバラバラに座っていたので。
― なるほど。それで、その後ご飯を食べに行ったら安藤さんにお会いしたと。どんなお話をされたんですか?
山田:まず『国宝』に打ちのめされて小石を蹴りながらみんなで帰っていて。「このままホテルに帰ったら爆発するな」と言って、食事に行ったんです。
藤原:安藤さんには“主演”というものに対するお話を聞かせてもらいました。自分が脇に立って映画やドラマに出演するときは、主演の人のステージを作るために一生懸命お芝居しているとおっしゃっていて、すごく衝撃を受けました。自分が目立ちたいというものではなく、映画はチーム、仲間だから、と。
― 山田さんが中心にいらっしゃるからなのか、『ちるらん』という作品からなのか、熱い言葉が飛び交う現場だったんですね。
山田:みんなで部屋に集まって本読みをしたりもしましたね。
上杉:朝の9時ぐらいまで喋ったときもあったね。『国宝』を観た後じゃない?
藤原:そうだった。安藤さんに会った後に熱くなりすぎちゃって、朝まで。大体のぶの部屋に集まっていたけど、のぶがもう限界きてたよね。「頼むからもう帰ってくれ」って(笑)。
― 本当に熱く、楽しい現場だったことが伝わってきます。
山田:柊平はすごく現場を俯瞰して見ているから、お芝居で行き詰まったときには案を出してくれました。ぎやーな(栁)も熱くなって「こうだと思うんですよね」って、本当にみんなに助けられました。
上杉:たくさん話し合いしてましたもんね。ドライ(リハーサル)の後にみんなで集まって「このシーンどう思う?」という話し合いをほぼ毎回やっていました。そんな現場はなかなかないので、すごく信頼できるチームでした。プロデューサーも一緒になって話し合っていたし、現場がそれを許容してくれました。
― 渡辺一貴監督との話し合いで印象的だったことはありますか?
藤原:監督も隊士の1人のような感じで、一緒に円になって相談していました。上から演出を言われるのではなく、みんなで話し合う感じで。
宮崎:オープニングの桜吹雪の中みんなで歩くカットを撮っているときに、何テイクか重ねていて俺らがスタート地点で待っていたときに、監督が門の中から遠くから1人で歩いてきて。なんかミスったかな?と思ったら小さくグッドサインをして戻って行ったのがすごく記憶に残っています。何を言うわけでもなく、わざわざ親指一本を上げに来てくれて。このカットは自分で観てもかっこいいなと思いましたね。
鈴木:割と毎回来てくれましたよね。ベースから指示が飛ぶというよりは、現場に来て寄り添ってくれた。
山田:そのシーンにいる人数分だけ、最初から最後まで全部撮るんです。それがありがたかったですね。
岩永:カット割りを最初から決められる監督さんもいて、そっちの方が効率もいいけど、映らないと分かっていると少し心持ちが違う部分もあって。渡辺さんの演出方法は、こちらからトライしたら汲み取ってくれるのではないかという希望も持てるし、実際に汲み取ってくれて、改めて撮ってくれるときもあったんです。この長い撮影期間、セリフがないシーンがある隊士も多かったけど、それが現場のモチベーションになっていました。
栁:僕も、しんがり(殿・最後尾で敵の追撃を防ぐ役割)で黙っていることが多かったので同じくです。第1夜・第2夜を観たら、1シーン1シーン長く撮る意味を感じました。カットを割らずに撮ったからこそ出る表情もあったし、宿り方が全然違います。しんがりとして黙っている場面でも、そこにいる意味を作りたかったし、それを許してくれた現場に感謝しています。
★後編では、第1夜・第2夜を経てさらに広がる本作の魅力を語ってもらった。スペシャルドラマ放送後配信予定。
(modelpress編集部)
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