「あざとさ」を毛嫌いする女性は、なぜか婚活も仕事も上手くいかない?【婚活アドバイザー・植草美幸氏が解説】 | NewsCafe

「あざとさ」を毛嫌いする女性は、なぜか婚活も仕事も上手くいかない?【婚活アドバイザー・植草美幸氏が解説】

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「あざとさ」を毛嫌いする女性は、なぜか婚活も仕事も上手くいかない?【婚活アドバイザー・植草美幸氏が解説】
「あざとさ」を毛嫌いする女性は、なぜか婚活も仕事も上手くいかない?【婚活アドバイザー・植草美幸氏が解説】 全 1 枚 拡大写真

婚活アドバイザーとして17年以上、多くの女性の「幸せになりたい!」を支えてきた植草美幸氏。フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』にも度々登場し、放送のたびにSNSでトレンド入りするほど話題を集めています。そんな植草氏のもとには、これまでに2万件以上の恋愛&婚活のお悩みが寄せられてきました。

膨大な相談を受ける中で植草氏が気づいたのは、「真面目で素敵な女性ほど、実は“あざとさ”が足りなくて損している」ということ。消極的な男性が増えている今、“あざとさ”が、恋も結婚もグッと前に進めてくれる最強の味方になるのだそうです。

本稿では、架空の3人の女性をモデルに、婚活現場でよくある相談やお悩みをストーリー形式で描いた植草氏の著書から、“仕事も恋も全部ものにする「あざと女子」のテクニック”を解説付きでご紹介します。

※本記事は書籍『結局、女は「あざとい」が勝ち! 仕事もお金も恋愛も結婚も、すべてを勝ち取る最強ルール50』(植草美幸:著/清談社Publico )から一部抜粋・再編集したものです

【登場人物】
道谷貴音(40)

職業 外資系IT企業
年収 700万円
趣味 読書
恋愛経験 ほぼなし
結婚相手に望む条件 教養があって、清潔感のある人
休日の過ごし方 仕事と勉強
結婚観、理想の夫婦像 お互いの仕事を尊重しながら生活したい

「あざと女子」は仕事のチャンスもつかんでいく

休日のオフィスには誰もいない。昔は土日返上でみんな仕事をしていたものだが、最近は働き方改革のおかげで、そういう社員はすっかり減った。時間を減らす分、仕事のスキルは上がらないこともあるのに……。貴音が深いため息をついたとき、デスクの向こうから中島沙耶が顔をのぞかせた。

沙耶 あ、道谷さん。お疲れさまです。

貴音 珍しいわね、中島さんが土曜出勤してるなんて。

沙耶は28歳で、貴音の直属の後輩だ。明るく朗らかな性格のうえに頭が切れると評判で、上司からのウケもいい。ただ、貴音からすると、「要領がいいだけのちゃっかり者」で、決していい印象ではなかった。上司が彼女を推すのは若くてかわいいからだとしか思えなかった。

沙耶 じつは部長から月曜日のコンペ大会までに大至急、新しい企画を用意してこいって言われちゃって。うわーって感じですよ。これってパワハラで訴えたほうがいいですかね?

言葉は過激だが、表情からそれが冗談だということがわかる。

貴音 沙耶さんの企画力に期待してるのよ。

沙耶 まさか。どうせただの数合わせですよ。でも、もしも企画が通ったら部長に高級イタリアンをおごってもらう約束したんです。私の同期も一緒に。たまにはこれくらいのワガママ言ってもバチは当たりませんよね。

貴音はこれまで上司にそんな無礼な要求をしたことはなかった。むしろ、そんなことを言う発想すらなかった。

沙耶 道谷さんは今日はどうされたんですか?

貴音 私もコンペで使うプレゼン資料の仕上げ。

沙耶 前回のコンペでは道谷さんの企画が採用されましたよね。すごくかっこよかったです! 今回もきっと道谷さんに決まりですよ。

貴音 そううまくいかないわよ。

いちおう謙遜してみたものの、おそらく自分が選ばれるだろうと貴音自身も思っていた。この日に向けてそれだけの努力をしてきたのだから。

沙耶 さてと。私はこのくらいでいいかな。お先に失礼します。

沙耶は「あっ」と気づき、貴音に近寄り、箱を渡す。

貴音 これは?

沙耶 私の好きなチョコレートです。休日出勤のストレス軽減用に買いだめしてたんですよ。道谷さん、よかったらこれでエネルギーチャージしてください!

貴音 あ、ありがとう。いただくわね。

沙耶が去り、貴音ひとりになった社内は静寂に包まれる。しかし、どうして突然、沙耶がコンペに参加することになったのだろう。沙耶の年齢や実績を考えたら、まだ早いはずなのに。ざわざわした気持ちを、貴音はチョコレートの箱と一緒にデスクにしまい、自分の業務にとりかかった。

社内の会議室で貴音の声が響く。

貴音 部長、どういうことですか? どうして私が落とされたんですか。私のプレゼンのほうがすぐれていたのは明らかですし、キャリアも実績も彼女より私のほうが上です!

審査の結果、選ばれたのは沙耶の企画だった。今回のコンペに選ばれれば新規プロジェクトの重要なポジションにつけるはずだった。それを後輩に奪われたのだ。貴音には納得がいかなかった。

貴音 私は、いままで会社に貢献するため、必死に実績を積んできました。それなのに、この結果はあんまりです。

いまさらこんなことを言っても、どうにもならない。でも、言わないわけにはいかなかった。しかし、部長から出た言葉を聞いたとき、貴音は言葉を失った。それは植草から言われた言葉と同じだったからだ。

▶お見合いが、まるで「就職面接」?

カリスマ婚活アドバイザーが見抜いた、彼女に「欠けているもの」

植草 そう。それは残念でしたね。

コンペに落選したことは、いまでも悔しい。しかし、貴音はそのあと上司から言われた言葉のほうが引っかかっていた。

貴音 じつは……コンペに落ちた理由を上司に聞きにいったときに、言われたんです。「君は仕事はできるけど、人の気持ちがわかっていない」って。プレゼンにも自分の気持ちを押しつけるような言葉ばかりが並んでいて、「チームで動くプロジェクトは任せられない」とも言われました。

いったいどんなプレゼンだったのか。植草は気になったが、あえて聞かなかった。

貴音 このあいだ、植草先生も私に上司と同じようなことを言いましたよね。「あなたには周りが見えていない」「相手を思いやる気持ちが足りない」と。自分が気づいていないだけですか?私って何かすごく間違ってますか?

植草 何か違うと気づけたことが大きな一歩。それってすごいことよ。

植草にやさしい言葉をかけられ、貴音は目頭が熱くなる。

貴音 たしかに、私の言動に少し問題があるってことは40年も生きているんだからわかります。でも、実際にどうすればいいのかわからなくて。

植草 難しく考える必要はありません。貴音さんは最近、周りの人からされてうれしかったことってない?

貴音 うれしかったこと? なんだろう……。

植草 そういえば、義理の妹の風香さん。彼女からクッキーもらったでしょう?

貴音 はい。私の好きなお店のもので、うれしかったのを覚えています。

植草 あれはね、風香さんが事前に貴音さんの好きなものをリサーチしてわざわざ用意してくれたんです。

貴音 えっ、そうだったんですか!? そんなこと言ってなかったのに。

植草 気を使わせたと思ってほしくなかったから、あえて言わなかったの。せっかく忙しいなか来てくれるんだから、せめて何か贈りたいって風香さん言ってましたよ。

貴音 そんな気づかいをしてくれてたんですね。

植草 貴音さん。あなたはお見合いに行けば相手を細かく採点して、これをしてくれた、あれをしてくれなかったって、そればっかりでしょう。逆に、あなたはお相手にいったい何をしてあげられたか考えたことありますか?

貴音 私は……。

植草 何かを得たいなら、まずは相手に与えなければ。貴音さんは人から愛される「あざとさ」を身につけたほうがいいわね。

貴音 「あざとさ」……あの、私「あざとい」って言葉、すごく嫌いなんですけど。

植草 以前、貴音さんのように「あざとい」を毛嫌いしている女性に出会ったことがあります。真面目でやさしくて、とても魅力的な女性だったんだけど、あざとくなれないせいで、いつも幸せを逃していました。

貴音 あざとくなったら幸せになれるほど世の中って単純ですか?

植草 人生はそう簡単にはいかないかもしれない。でも、男性との関係に関しては、いたってシンプル。あざとくなれば愛される。実際、その「あざとい」を毛嫌いしていた女性も、「あざとさ」を身につけたおかげで素敵な男性と成婚退会していきましたよ。風香さんも結果的に結婚できたのは彼女が「あざとテクニック」を習得したからですよ。

貴音 そうなんですか!?

植草 この風香さんからの手土産がその証拠です。

貴音 でも、「あざとい」って異性に使うテクニックだとばかり思ってました。

植草 「あざとテクニック」は誰にでも使えるんです。友だちにも、家族にも、職場でもね。

貴音 私が変わるためには、その「あざとさ」が必要ってことですか。

植草 身につけてみる価値はあると思いますよ。

貴音が素直に話を聞く姿勢になったのを見て、植草はここぞとばかりに話し始める。

植草 「あざとい」についてお話しする前に、どうしてもお伝えしたいことがあるんです。貴音さんのファッションについて。

貴音はおなじみのグレーのスーツを着ている。

植草 はっきり言いますが、お見合いにはスーツを着て行かれないほうがいいと思います。

貴音 でも、これは私のアイデンティティみたいなものなんです。

植草 貴音さん、「あざとい」っていうのはサービス精神。どうしたら相手が喜んでくれるか、先回りして考えられる人のことをいいます。仕事と一緒なんですよ。取引先がどうしたら喜ぶか、貴音さんも考えますよね?

貴音 仕事と婚活を同じように考えたことはありませんでした。

植草 目標達成のために最善策を考えるという意味では同じです。相手の立場に立って行動できる人が成功するの。貴音さんとお見合いした男性の気持ちを考えてみて。仕事が終わって、さあデートだと気合いを入れていたのに、待ち合わせ場所にいた女性が、取引先の方みたいな格好してたら、どう思われると思いますか?

貴音 残業してるみたい……ですね。

植草 仕事が続いてるような印象を与えてしまいます。そうすると、相手もお見合いスイッチが入らない。おまけに貴音さんお得意の質問攻撃にあったら、まるで就職面接になってしまいます。この女性と楽しい家庭を築こうというイメージが湧かないでしょう。

貴音 就職面接……。

植草 貴音さんは、まず服装を変えるところから始めましょう。あとメイクも大至急、特訓すること。そのメイク、もう何年も変えていないのでは? ヘアスタイルも同じですよね。

貴音 はい。楽なので、基本的にはひとつに縛っています。

植草 昔はそのメイクや髪型でもナチュラルでよかったかもしれません。でもね、年齢を重ねるごとに、だんだん似合うものは変わっていきます。でも、それに気づかない女性が本当に多いんです。ちゃんと自分をアップデートしていかないと化石になっちゃいますよ。

貴音 化石はいやです!

植草 まずは外見から変えること。そうすると、自然と中身も変わっていきますから。

▶まずは「外見のアップデート」から

【カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸が解説】  小さなチャンスも全部ものにするのが「あざと女子」です

婚活だけでなく仕事でも挫折を味わうことになってしまった貴音さん。しかし、この出来事が貴音さんを、「あざと女子」に変えるターニングポイントとなります。今回、貴音さんにはまず人を気づかうことについて考えてもらうことにしました。ここでも参考になるのが義妹の風香さんとのやりとりです。

人との距離を縮めるためには手土産作戦が効果的だという話をしましたが、デキる「あざと女子」はさらにその上をいきます。相手が喜ぶものを調べてそれを渡すのです。面倒に思えますが、そのひと手間を惜しまないのが「あざと女子」であり、仕事ができる人なのです。さりげない心づかいがいちばん人の印象に残ることを「あざと女子」は知っています。小さなチャンスもしっかりものにしていく姿勢は、ぜひ真似したいところです。

貴音さんと同じ職場の沙耶さんも仕事の差し入れにとチョコレートを渡しています。「買いだめしていた」と言っていますが、おそらくそれは貴音さんが遠慮なく受けとるための建前でしょう。忙しい先輩に少しでも何かしてあげたいという沙耶さんのやさしさです。これを自然にできる沙耶さんも「あざと女子」上級者です。「あざとテクニック」は性別を問わず、人間関係全般に使えるのです。

紆余曲折ありましたが、やっと「あざと女子」になる決心をしてくれた貴音さん。ここから「あざと女子」になるためのレッスンがスタートします。では、効率的に意識を変えるために何をすればいいでしょうか。もう何度もお伝えしていますが、やはりいちばん手っとり早いのは外見を変えることです。

私は外見を整えることはお会いする相手へのサービス精神であり、何より自分のためにも最善だと思っています。やり手の営業マンは取引先に商談に行くとき、その企業のイメージカラーをファッションのどこかに取り入れるといいます。ネクタイやハンカチにさりげなく企業カラーを取り入れることで会社への敬意を示すのです。自社のカラーを身につけてくれていると知ったら取引先もうれしいですよね。

婚活も同じです。ファッションやメイクを相手や場所に合わせて変えることができたらデートの成功率も格段にアップするでしょう。ときに「ファッションもメイクも自分が好きだからやっていること。相手に合わせるのは媚びているようでいやだ」という意見も耳にします。

もちろん、そのとおりです。自分の好きなファッションを着ればいいのです。ただ、婚活は少々特殊な状況です。相手に合わせたファッションをすることは大人としての配慮ではないでしょうか。ファッションこそTPOが大事なのです。

「あざと女子」を目指すなら、ファッションもメイクも自分の武器だと思って場面によって使い分けてみましょう。

「あざと女子」のルール
・メイクもヘアスタイルも日々アップデートを怠らない。

著者略歴:植草美幸
結婚相談所マリーミー代表。恋愛・婚活アドバイザー。自身が代表を務める相談所で、みずから受け持つコースでは、年間成婚率80%を達成するなど業界異例の結果を出している。ラジオも含め、恋愛や結婚にまつわる相談を年間2000件以上も受けるほか、「ザ・ノンフィクション」はじめ多数のテレビ出演や連載執筆を通し、「歯に衣を着せぬ婚活アドバイス」で人気を集めている。著書に 『ガラスの靴、はかせます!~成婚率80%の結婚相談所~』 (ぶんか社コミックス)、『ワガママな女におなりなさい』(講談社)、『ドキュメント「婚活」サバイバル』(青春出版社)、『結婚の技術』(中央公論新社)など。

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