なかには、大の病院嫌いだったはずの子が、先生の差し出したとあるものによって、診察室が怖くなくなったというケースもあるようで……。
今回は、ペットの行動に笑ったエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
Jさんの場合
10年ほど前、老犬だったわが家のビーグルは体調を崩し、頻繁に病院へ通っていました。
ところが、この子が筋金入りの病院嫌い。診察台に乗せるだけでも一苦労で、毎回なんとか踏ん張る足をなだめすかしながら、必死に乗せていたのです。
ある日のこと、どうしても診察台に乗ってくれない場面がありました。
「今日こそ無理かもしれない……」と私が途方に暮れていた、その時でした。
獣医の最終手段
見かねた先生が、冷蔵庫から犬用の缶詰を取り出しました。
そして、指先にちょこっと付けたそれを、愛犬の鼻先に差し出したのです。
すると、どうでしょう。さっきまでの頑なな態度はどこへやら、「ひょいっ」といとも簡単に診察台に飛び乗ったのです!
「えっ、乗るんかーい!」と心の中で激しく突っ込んだのは言うまでもありません。
そのまま大人しく治療を受ける姿を見て、今までの苦労は何だったのかと脱力しつつも、先生の鮮やかな手腕に心から感謝しました。
あの日から……
それからというもの、病院に着くとまだ自分の番でもないのに、愛犬は診察室の入口へ。
中をチラッと覗き見しては、「今日は例のやつ、あるかな?」と期待に満ちた表情を浮かべるようになりました。
毎回もらえるわけではないので、何もない日は「不服そう」な顔をして帰る時もあります。
あんなに負担だった通院が、この出来事以来、スムーズで少し楽しみな時間に変わりました。
(53歳/パート)
正直な反応
診察室の前で期待に胸を膨らませる姿を見ると、思わず笑ってしまうJさん。
指先についたほんの少しのご褒美は、愛犬の心を一瞬で解きほぐす、魔法だったのかもしれません。
皆さんは、ペットの行動に笑ったことはありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)
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