【独占インタビュー後編】高橋成美&乃木坂46川崎桜、フィギュアスケートが2人に与えた影響 “スポ根精神”に共鳴「他人と比べるよりも自分に負ける方が悔しい」
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【写真】22歳乃木坂メンバーが元フィギュアスケーターと密着
◆高橋成美&川崎桜「サクラ座」で共演
「全日本フィギュアスケート選手権2025」(12月開催/フジテレビ系で中継)を目前に迎えたタイミングで放送された本番組。2012年に日本ペア初となる銅メダルを獲得した高橋と、10年間のフィギュアスケート経験を持つ川崎がタッグを組み、これまでの感動の瞬間を振り返った。
◆高橋成美&川崎桜、自分の色を出す大切さ
― 高橋さんは競技を引退された後も経験を活かして、フィギュアスケートの解説をしたり、最近ではバラエティ番組にもご出演されたりしています。どの世界でも存在感を放つ高橋さんが、新しい世界で自分の色を出すために意識していることはありますか?
高橋:今の自分を大事にしながら、現状に満足しないことです。今、仮に評価してくれているとしても、スケートと同じで周りのレベルもどんどん上がっていくから、コツコツと努力することが必要。スケートを引退した後もルールや技術のレベルは変わっていくので、解説者として出るだけで満足せず、勉強して、虎視眈々と準備することをこの先も大切にしていきたいです。
― 川崎さんはグループ活動の中で自分の色を出す難しさを感じたことはありますか?
川崎:私はずっと自分の個性に悩んでいて「自分が周りと違うものって何だろう」とずっと考えて活動してきました。周りと比べたときに、自分にしかできないものが思い浮かばなかったんです。でもそれを見つけたくてずっと活動してきたので、最近は、長所の伸ばし方のようなものも少しずつ見つけられるようになってきて。どうしても周りと違うことをするのはすごく怖いのですが、「ここで腹をくくって、自分のイメージ像を自分で作っていきたい」と思えたので、そこに向かって迷いなく進めるようになりました。
― 迷いがなくなったきっかけは?
川崎:去年の夏に初めてフロントメンバーに選んでいただいて。そのときに「自分がここに置いてもらえた意味は何だろう」と考えたり、活動期間が終わったときにファンの方に「川崎桜がここにいて良かったな」と感じてもらいたくて、「自分色を出さないとな」と思ったんです。たくさん自分にしかないものを考えて、自分なりに見つけた個性を伸ばそうと思って、去年は活動していました。
◆高橋成美&川崎桜、フィギュアスケートで培った武器
― フィギュアスケートで培った「これだけは負けない」という自分の武器は?
高橋:えー何だろう!さっきの桜ちゃんの自分色の話に頭が持っていかれすぎて、今、脳内が「自分色」ばっかりで…。すごく響いた!
川崎:ありがとうございます…!本当に嬉しい。
高橋:「自分色」にはいろいろなことが含まれていると思う。これからキーワードにしていきたいなと思いました。それを1回整理して、誰にも負けない武器を考えます(笑)!
川崎:私はスポ根が武器かなと思います。その日にどれだけ絶望していても「絶対に次の日の朝は練習場に行かないといけない」という脳に勝手になっているので、落ち込んでいる暇がなくて。次の試験に受かるために、自分に足りなかったことを考えて、次の日の朝までにそれができるように努力し続けるので、当たり前ですが、仕事を休まないなどの根性がつきます。
高橋:本当にそうだね。ポジティブへの切り替えが早くなる。良いこと言うね~!
川崎:本当ですか(笑)!
高橋:良い回答すぎて悔しいな~!
川崎:(笑)。あと負けず嫌いにもなりますよね!
高橋:出さないでよ~(笑)!自分に勝ちたい欲が強くなるから、負けず嫌いにもなるよね!スケートの競技性なのか、他人と比べるよりも自分に負ける方が悔しいんです。
川崎:わかります!
高橋:自分に負けた上で他人に勝っても、あまり嬉しくなくて。感情や勝負に対するこの価値観のせいで、人より落ち込むことも多いけど、どの世界でも自分を保ち続けるという意味で良いことだと思います。あとは私が武器を挙げるとしたら、スケーティングが自然体(笑)!
川崎:確かに(笑)!
高橋:3歳くらいからスケートをやっているから、見る人によっては一瞬滑っただけでスケーターだとすぐにわかるの。ナチュラルなスケーディングは後から身につけられるわけでもないし、一生物!…こんなに浅くて大丈夫かな(笑)?
川崎:浅くないです!スケートをやっていた人からすると、スケーティングの一蹴りで違いがわかって。成美さんのスケーティングは地に張り付いている感じで、氷との差を感じなくて、一蹴りですごく進むんです。
高橋:氷に住んでいる人みたいになっているよね(笑)。
川崎:うんうん!それって本当にすごいことなんです!基本的なクロスの一蹴りだけでも上手さがわかる。多分スケートをやっていた人は一瞬で「すごい!」となると思います。
― フィギュアスケートがお2人の人生に与えた影響は大きいですか?
高橋:スケートをやっている人は少ないし、どんどん減っていく中で、こうやってスケートをきっかけに、桜ちゃんとも仲良くなれて、これは人生において大きなことなので、やっていて良かったなと感じます。あとはやっぱりとてつもない緊張感に耐えられる力がつくのもスケートならでは!
川崎:そうですね!
高橋:たくさんのお客さんに見守られながら1人で滑って、しかもすごく繊細な動きなので、1回転倒があったら巻き返しが効かない。「1点取られたら2点取り返せば良い」という話ではないので、ミスをしないことがとにかく大事という緊張感に慣れて、それ以外のところでも度胸がついたと感じます。
― 一瞬一瞬の集中力もすごく必要になってくる世界ですよね。
高橋:そうですね!
川崎:本当に一瞬が大切になってきますよね。
高橋:うんうん!1秒や2秒ではなく0.1秒。
川崎:それがズレたら失敗しますもんね。
高橋:そうそう!
◆高橋成美&川崎桜、競技に区切りをつけられた理由
― 高橋さんは現役引退という決断、川崎さんは10年続けた競技に区切りをつけるという決断をされました。これほどまでに大きな決断をするには勇気が必要だったと思うのですが、人生を左右する決断をできた理由を教えてください。
川崎:私は大学受験に向けて次のステップに進みたいなと思ったのがきっかけで、スケートを辞めました。選手になれると思ってスケートを続けていたわけではなかったので、自分の将来に向けて、当時の私は受験勉強をすることが正解だなと思って、違う道に進みました。そういう風に、自分がなりたいものを想像したら、そこに向かって頑張れると思います。そこは今でも大事にしている1つのポイントです。
― 高橋さんはいかがですか?
高橋:私は何を一生懸命やるかということは重要ではなくて、何事にも一生懸命取り組める自分を育むことが1番大切だと思っています。それを私はたまたま20年間スケートをやり切ったことで身につけることができた。だからスケートを引退するときも、次に何が待っていようと、それを全力で取り組んでやり切れるという自信がありました。その自信のおかげで、何をするのも怖くなかったのが大きかったです。今、何か一生懸命やっていることがあるなら、たまに「なぜ自分は一生懸命できているのだろう」と俯瞰してメモすると、次に別のことをやるときにそれがそのまま活きてくるのでおすすめです!
― 最後に人生の大きな決断をしようとしている読者に向けてメッセージをお願いします。
高橋:どっちが先に言う?
川崎:どうしますか(笑)?
高橋:どっちでも良いよ!
川崎:じゃあ私から!いつも応援してくださるファンの方がいて私たちがアイドルでいられるように、みなさんにも私たちがついています。みなさんの夢も一緒に応援できたら良いなと思いますし、私たちが応援しているので絶対に1人じゃない!一緒に頑張れたら嬉しいなと思います。
高橋:良いね~!頭の回転早いね!
川崎:そんなことないです(笑)。
高橋:いやいや、天才だと思う!
川崎:ありがとうございます(笑)!
高橋:私は点と点は絶対に繋がるから、どの点を打とうかなんて考えなくて良いと思う。その点を大きくすれば交わってしまうから。だから、思い切って点を打って大きくしていってください。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆高橋成美(たかはし・なるみ)プロフィール
1992年1月15日生まれ、千葉県出身。「全日本選手権」(2008年~2014年)で優勝するなど、10代の頃からフィギュアスケート界を牽引。「世界選手権」(2012年)では日本ペア初となる銅メダルを獲得し、華々しい功績を残した。2018年3月に現役を引退すると、コーチングや解説者、タレントとしても活躍。2021年にはJOC理事に最年少で就任し、任期を経て、2023年からはJOC評議員・JOCアスリート委員・日本オリンピアンズ協会(OAJ)理事に就任した。近年ではバラエティ番組にも出演し、活躍の幅を広げている。
◆川崎桜(かわさき・さくら)プロフィール
2003年4月17日生まれ。おひつじ座。身長155cm。2022年に5期生として乃木坂46に加入すると、同年12月には5期生楽曲「17分間」で初のセンターに抜擢された。その後、2023年3月に32ndシングル「人は夢を二度見る」で初の選抜入り。以降、多数のシングルで選抜入りを果たし、グループを引っ張る存在に。さらにアイドルとしての活動以外にも、10年間のフィギュアスケート経験を活かし、「世界フィギュアスケート選手権」(フジテレビ系)でスペシャルサポーターを務めるなど、活躍の幅を広げている。2026年3月には立教大学文学部文学科英米文学専修を卒業したことを発表した。
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