【KEY TO LIT岩崎大昇「正直不動産」インタビュー】「僕なんて」謙遜の裏にある本音 山下智久との再タッグで気づいた“歌が誰かに届く瞬間” | NewsCafe

【KEY TO LIT岩崎大昇「正直不動産」インタビュー】「僕なんて」謙遜の裏にある本音 山下智久との再タッグで気づいた“歌が誰かに届く瞬間”

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映画『正直不動産』のインタビューに応じた岩崎大昇(C)モデルプレス
映画『正直不動産』のインタビューに応じた岩崎大昇(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2026/04/19】山下智久が主演を務める映画『正直不動産』(5月15日公開)に出演する、KEY TO LITの岩崎大昇(※「崎」は正しくは「たつさき」)にインタビュー。「僕なんてそんないいもんじゃない」―――グループのメインボーカルとして、これまで数々のステージで喝采を浴びてきた岩崎から零れ落ちたのは、意外にも謙遜の言葉だった。作品内で山下の作詞曲を歌い感じたことのほか、演技への強い思いを語ってもらった。

【写真】STARTOアイドル、山下智久作詞の劇中歌を熱唱

◆山下智久主演映画『正直不動産』

2022年4月のドラマ放送開始から反響を呼び、2024年1月のスペシャルドラマとシーズン2、さらに2025年2月のスピンオフ・スペシャルドラマと、働く人々に活力を与える痛快ビジネスコメディとして話題を集めてきた「正直不動産」が、“3度目の正直”として映画化。わがままな顧客や一癖ある資産家、次々と起こる不動産トラブル、そして宿敵との攻防に、嘘をつけない“正直営業”で立ち向かう主人公・永瀬財地(山下)の活躍が、ついにスクリーンで描かれる。

岩崎が演じるのは、永瀬の後輩・月下咲良(福原遥)の幼馴染で夢を追いかけるミュージシャン・山口ヒロト。かつて営業成績のために嘘八百を並べていた“ライアー永瀬”との過去の契約がきっかけで賃貸トラブルに発展し、登坂不動産を訪れたことで月下と再会する。

◆岩崎大昇、役作りでギターを練習

― 出演のオファーを受けたときの心境から教えてください。

岩崎:めちゃくちゃ嬉しいなと思うのと同時に、僕も知っていた作品だったので、驚きとともに、どういう形で参加させていただけるんだろうとワクワクしていました。

― “夢を追いかけるミュージシャン”という役柄を聞いたときの印象はいかがでしたか?

岩崎:本当に大変だと(笑)。ギターで弾き語りするシーンもあったので、すごくドキドキしていたのですが、山下くんとお芝居の現場で初めてご一緒させていただけるのもすごく嬉しかったですし、“頑張ろう”という気持ちでいっぱいでした。歌は曲をいただいてから、どのキーでやるか先生と相談して練習をしました。

― ギターも今回のために練習されたのでしょうか。

岩崎:(撮影は)1年以上前でしたが、弾けるように毎日練習していました。

― “夢を追いかけるシンガーソングライター”という役柄は、ご自身と共通点もあるのではないかと思いますが、どのように演じようと意識していましたか?

岩崎:ヒロトはメジャーデビューをして、1作目以降の楽曲で「パクリ」だと世間から言われ誹謗中傷を受け、落ち込んでしまうキャラクターです。僕自身すごく誹謗中傷を受けた経験は今までなかったのですが、自分の中でも上手くいっていないところで何かを言われると深く刺さる部分はあると思うんです。そういうのは業種としてもすごく近いので、自分から遠い存在ではなかったなと思います。

― とくに苦戦したシーンや、役作りで難しかった部分があれば教えてください。

岩崎:映画の中で不動産問題について3つのテーマがあり、その中の1つが「定期借家契約」の話で、その場面で“ヒロト”が深掘りされていくのですが、僕のシーンがずっと続いていくわけではなく、時間の経過とともに次は別のフェーズになっているところがあったので、そこのニュアンスを考えて演じるのが難しかったです。

◆岩崎大昇、山下智久からの学び明かす

― 山下さんとの共演シーンもありましたが、何かお話はされましたか?

岩崎:活動の話や「どんな感じなの」「普段何してるの」といった話をしました。山下くんとお仕事をすることは昔もあったのですが、その時は深くお話することはなかったので、今回は色々話させてもらって「ご飯行こうよ」とも言ってくれました。

― 役者としての山下さんの姿から勉強になったことや、ご自身が吸収できたことはありましたか?

岩崎:現場の居方がすごく素敵だなと思いました。集中している部分もあるのですが、とても周りを見ているし、気遣いもあって“座長”だなと思いました。なんでもウェルカムな体制でいてくださっていたので、変に緊張もすることなくできました。

― 同級生役の福原さんとのシーンもありましたが、どんな印象を持ちましたか?

岩崎:お芝居が素晴らしいのはもちろんですが、福原さんも現場に気を配りつつ、キャストやスタッフを癒す方なんだなと思いました。僕は自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうタイプなのですが、もう1歩先まで見ている方なんだなという印象を受けました。

― 現場で役者の方々と演技をしてみて、自分のお芝居を引き出してもらったことがあれば教えてください。

岩崎:山下くんは、色々試して自由にやられているように感じて、ちょっとしたやり取りでも毎回少しずつ違った演技をされていました。現場でもリラックスされているように感じ、それで自分もすごく楽になったのは覚えています。

◆岩崎大昇、山下智久作詞の劇中歌を歌唱

― 岩崎さん演じるヒロトが歌う劇中歌「優しい世界」を聴いたときの印象を教えてください。

岩崎:初めてお話をいただいた時、“売れないミュージシャン”と聞いていたので、もっとやんちゃな音楽かと思っていたのですが「優しい世界」を聴いた時に「こんなピュアな感じの曲なんだ」と思いました。僕の「定期借家契約」のシーンにもすごく良く作用している歌だなと思うのと同時に、映画全体とも通じているなと感じました。その他にも山下くんの歌や、いろんな曲が劇中で流れていたのですが、ストーリーと作品にも基づいている歌だと感じました。

― “役として歌う”ということは、普段歌うときは違う気持ちもあったのでしょうか。

岩崎:僕自身、ミュージカルもやらせてもらっていたので、“役で歌う”ことは全くやったことがないというわけではないのですが、普段の活動とは違うなとは思います。ただ、最終的には一緒だなと思っています。

― 「優しい世界」は、山下さんが作詞を手掛けられたとのことですが、山下さんの作詞曲を岩崎さんが歌われるのは「LALA love」(※2020年に岩崎が当時所属していた美 少年へ提供された山下プロデュース曲)以来となります。再びこのような形でタッグを組むと知った時はどのように感じましたか?

岩崎:びっくりしました。最初曲をいただいた時は全然違う歌詞が入っていて、途中から(山下くんが)詞を書くと聞かされて「ええ、そうなの!まさかの!」という。昔も一緒にお仕事をさせてもらったのですが、こういう機会をいただけて本当に嬉しいなと思いました。詞もすごく優しくて素敵で、山下くん自身が優しい方なので、そこから感じるものがすごくありました。前回はアーティストの山下くんからいただいたものだったのですが「正直不動産」をここまでやってきている山下くんが映画で詞を書くというのは、違った意味を持っているようにも思えたので、それを歌わせていただけたのが本当に嬉しかったです。

◆岩崎大昇、“歌うこと”への思い語る「誰かの助けになっているのかな」

― 路上ライブのシーンもありましたが、目の前にお客さんがいて歌うシーンを振り返っていかがでしたか?

岩崎:路上ライブは見られているとそれはそれで緊張しますが、見られなかったら恥ずかしいし、寂しいし、悲しいじゃないですか。それをやることは難しいし、出来る人はすごいなと思いました。でも、いつも来てくれるお客さんができるということは、めちゃくちゃ嬉しいだろうなとも思いました。

― 福原さん演じる月下が「優しい世界」を歌うシーンもありましたが、そのシーンを振り返ってみていかがでしたか?

岩崎:“学生時代の時に月下がヒロトの歌に救われていた”という背景があったのですが、多分歌ってる側(ヒロト)はそんなつもりはないような気がしていて。自分にとってすごく楽しいことをやっていたら、実はそういう風に受け取られていて、後々、逆に今度は月下が歌ってくれたことで自分が救われる。それは言葉だけじゃ伝わらないというか、1個飛躍しないと届かないものだったのかなと思うと、音楽や歌の力はあるのかなと思いました。

― 岩崎さんの歌を力にしている人もたくさんいらっしゃると思いますが、それを改めて感じたことはありますか?

岩崎:僕なんてそんないいもんじゃないし、僕がちょっと歌って「救われたんです」と言われたら「いやいや、僕よりもっと山下達郎さんとかを聴いた方がいいですよ」と言ってしまうし、もっと救ってくれる人がいると思ってしまいます(笑)。まだ「ありがとうございます」と素直に受け取れきれないのですが、誰かの助けになっているのかなと、改めて感じる機会にはなりました。

◆岩崎大昇、同世代ジュニアから刺激受ける「自分にしかできないお芝居を」

― KEY TO LITのメンバーの皆さんに出演を伝えたときの反応はどうでしたか?

岩崎:「正直不動産」自体はみんな知っていたので「あれだよね」みたいな感じはあって、すごくみんなびっくりしてくれていましたね。

― 同世代のジュニアの皆さんは演技面でも活躍されていますが、周りの活躍を見て刺激を受ける瞬間もありますか?

岩崎:もちろんです。僕はやっぱりお芝居が好きだなと思うし、今後も伸ばしていきたいですし、自分の中でもちゃんと色々向き合っているつもりです。うち(KEY TO LIT)だったら(井上)瑞稀もそうですし、その中でも自分にしかできないお芝居をちゃんとできるようになりたいです。それで人の心を動かせたらいいなと思っています。

― 今後俳優として、どんな役に挑戦してみたいですか?

岩崎:とにかくいろんな役に挑戦して、いろんな現場・役者さん・監督さんから刺激をもっと受けたいというのが1番です。だからこそ、今だからできる役はやりたいと思います。今回「正直不動産」の回想シーンで制服を着たのですが、ちょっとドキドキしたんです(笑)。高校生の頃から4年ぐらい経っていて、僕は22歳(撮影時の年齢)にしては老けてる方ではあるから(笑)。すごく背伸びした役をやるのではなく、若い役は若いうちしかできないので、今だからできる役をやりたいです。

― 最後に作品の見どころをお願いいたします。

岩崎:ヒロトとしては、最後の路上ライブのシーンで全てが消化された感じがあります。自分との向き合い方や、月下への思いなど、あのシーンに辿り着けたということがヒロトにとって大事なのかなと思います。作品全体として「正直不動産」は“コメディ”だなと思うのですが、その中で大事なものを持って、皆さんがそれを理解されて大切に演じていらっしゃるから、この映画を見たときにただ笑えるだけではなく、ちゃんと感動するし、色々な気持ちになる。ただの不動産屋とお客さんではなく、もっと深く1人の人間と1人の人間が向き合っているというところが見どころだと思います。

― 貴重なお話、ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆岩崎大昇(いわさき・たいしょう)プロフィール

2002年8月23日生まれ、神奈川県出身。5人組グループ・KEY TO LITのメンバー。グループでは主にメインボーカルを担当し、その歌唱力を活かしミュージカルでも活躍。主な出演作にドラマ「ザ・ハイスクール ヒーローズ」(テレビ朝日/2021年)、「恋の病と野郎組 Season2」(日本テレビ/2022年)、「金田一少年の事件簿」(日本テレビ/2022年)、「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」(読売テレビ/2022年)「春は短し恋せよ男子。」(日本テレビ/2023年)、ミュージカル「ニュージーズ」(2024年)、「ロマンティックス・アノニマス」(2026年)などがある。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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