
さんきゅう倉田です。4月から東京大学の4年生になりました。経済学部金融学科所属です。友人は全員成人しているので、もう誰とでも飲みに行くことができます。
東大生とアルコールを摂取していて良いと思うことは、飲んでいても勉強の話ができるし、テーマを持ち込んで議論して互いに高め合えることですね。 お酒を飲んで楽しい時間を過ごして時間を溶かすのではなく、ちゃんと学びが備え付けられていて時間が有意義に使えます。
「楽しくて学べる」のは最上である。「ただ学べる」のはその次に良い。
▶東大生がAIにのぞむこと
AIについて考える
東大生の生成AI使用度は個人差がある。使わない学生はいないが、リサーチのみで使う者、問題を解かせる者、解説を求める者、システム開発に用いる者などさまざまである。
システム開発に用いる者は練度が高く、新しいサービスに触れるのも早い。渋谷で鳥刺しをつまみながら飲んでいると、東大の同級生たちが最近のAIの話をしてくれた。
「AIのエージェント同士が会話して、勝手にプロジェクトを回しているんだけど、それってかなり無駄があると思う。いちいち人間が理解できる言語に落として、AI同士で会話するのは効率が悪い。AI同士の言語でコミュニケートする方が効率的なはず。」
「人間も脳で考えて、直接それを他者に伝える方が効率的。話したり、書いたりすることで情報量が格段に落ちる。それによって理解が妨げられたり、誤解が生まれたりしてる。人間の脳を直接繋ぐことはできないけど、AI同士は繋げて、さっさと勝手に動いて、性能が伸びるようにしてもらいたい。時期にそうなると思うけど」
こんなふうに話を聞いていると、知識面だけでなく、思考のフレームワークが増えるので、日常生活やビジネスでの誤謬が減ってよい。もし皆さんの周りに東大生が複数いる飲み会があったら混ぜてもらうことを勧める。ただし、東大生が一人だといいところを引き出せない可能性が高い。なぜかというと、一人で話しても、相手が理解できるかわからないし、良い反駁や補足がないので本気が出せないからである。
▶「東大生」を使ってテストで不正!?
東大生と知り合いであることも能力
都内の一部の女子大は、就職活動に関連するウェブテストのスコアが非常に高いという噂がある。一方で、都内の一部の女子大は東大のインカレサークルとの結びつきが強く、東大男子と知り合う機会に恵まれている。
さて、これによって噂が発展し、自宅で受けるウェブテストにおいて不正が行われているのではないか、その不正は受験者の罪悪感をほとんど喚起していないのではないかと考えられている。
筆者はこの噂をXで見たが、東大生に共有したところ何名かはすでに知っていた。ただし、不正が事実であったとしても批判的な意見はなかった。むしろ、一人は次のような私見を持っていた。
「東大生と知り合いで、彼らを呼べるのも能力だから。そういう能力を企業は求めているのかもしれない笑」 「不正をするということは倫理観に乏しいけれど、倫理観は求められていない?」 「倫理観より、人に頼れるか、誰を呼べるかがビジネスでは大事ってことだね笑」
一理ある。不正は容認できないが、ビジネスにおいてはリスクを取る必要に迫られることがある。そしてそのリスクとリターンは絶対値が同じではない。小さなリスクで大きなリターンを生むこともあるし、その逆もある。このような話をするときに大切なのは、相手の話を否定しないことだ。矛盾があれば反駁することで真理に近づけるが、それも加減が重要である。
好みで否定すれば、良い意見は表出しない。
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(「オトナサローネ」編集部)
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