【Netflix「地獄に堕ちるわよ」戸田恵梨香×伊藤沙莉インタビュー後編】葛藤経て監督との話し合いの末完成したクライマックス 生田斗真とのシーンで「大号泣」した理由<ネタバレあり> | NewsCafe

【Netflix「地獄に堕ちるわよ」戸田恵梨香×伊藤沙莉インタビュー後編】葛藤経て監督との話し合いの末完成したクライマックス 生田斗真とのシーンで「大号泣」した理由<ネタバレあり>

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モデルプレスのインタビューに応じた戸田恵梨香、伊藤沙莉(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた戸田恵梨香、伊藤沙莉(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2026/04/29】【Netflixシリーズ「地獄に堕ちるわよ」(独占配信中)戸田恵梨香×伊藤沙莉インタビュー後編】

「ようやく細木数子を知ることができたかもしれない」

【写真】「そっくり」と話題の細木数子演じる戸田恵梨香

戸田恵梨香(とだ・えりか/37)が“女帝”細木数子の波乱の半生を怪演し、その素顔に迫る作家・魚澄美乃里を伊藤沙莉(いとう・さいり/31)が演じるNetflixシリーズ「地獄に堕ちるわよ」。インタビュー後編では、瀧本智行監督とのセッションを経て完成したクライマックスの対峙シーンや、生田斗真演じる“生涯唯一愛した男”堀田雅也とのシーンの裏話などに迫る。<※ネタバレあり>

◆戸田恵梨香、クライマックスのシーンで悩んだ理由

― 細木数子を演じるにあたって、監督からは大事にしたいポイントなど、どんな指示がありましたか?

戸田:「こういう世界観にしたい」というお話は、その都度いただいていました。なので、そのシーンをどのように成立させるのか、心情をどのように向けていくのかというセッションはありましたが、役を作るところのセッションは、ある程度、監督も私に委ねてくれている部分があって、微調整というぐらいでした。一番印象に残っているのは、美乃里と最後に対峙するシーンです。私の中では、60年以上生きてきた人間の冷静さとちょっとした余裕を持っていると思っていたので、最初は割と落ち着いたテンションで芝居をしました。でも監督からは「爆発させろ、もっと激しく」と言われて。激しくすると負け犬の遠吠えみたいになってしまわないそうで、リハーサルが終わってから本番に行くまで「吠えるってどういうことなんだろう?」とすごく考えました。本番までにようやく監督が言っていることが自分の中で成立して、「これだったら汲み取れる」と思い、本番に挑めました。そこで最後の最後にして「ようやく細木数子を知ることができたかもしれない、それまで分かっていなかったかも」と思いました。

◆伊藤沙莉、戸田恵梨香の提案で監督と話し合いも

― そのシーンは伊藤さんから見ていかがでしたか?

伊藤:もちろん、大迫力でした。本当に目玉が飛び出るかと思いました…(笑)美乃里も自分のプライドがあったと思うけど、立ち向かうのがやっとで踏ん張って立っているというか。私も結構あのシーンは悩んでいて、結構前々から戸田さんに「これどう思いますか?」「どうしたらいいと思いますか?」と相談をしていました。それで戸田さんが提案してくださって、監督と3人で、控え室でお弁当を食べながらお話したんです。最初は美乃里が泣く意味がわからなくて、ずっとそこにぶち当たっていたので、戸田さんに聞いていただいたことや監督とのお話で整理ができました。

戸田:おそらくそのときは私たち役者2人が思っているそれぞれのものと、監督が思っているゾーンのギャップがあって、監督の頭の中にはシーンの流れを繋いでいる世界観があったのかなと。監督は「ここで泣くと普通に思うんだよね」とおっしゃっていて、共通認識を3人でちゃんと持っておかないと方向性が分からなくなってしまうなと思ったので、大事にすり合わせました。

伊藤:そのときはわからなかったんですけど、監督が1回「美乃里って俺やねん」としっかりと話してくださったことで、監督自身の価値観がすごく注入された役なんだなと。そこに母親ということなど全然違う要素を取り入れて全く違う人物として立っているけど、根本の魂の塊が監督なんだなと理解しました。

戸田:お芝居を続けていると、監督に細かく演出をつけていただける機会は少ないんです。何か指示をいただいたときに「でもこの役とはちょっと違うかも」とか「この役においてこの考え方ははまらないな」と思うこともありますが、瀧本監督の場合は、はまらないではなく、その先に何かあるんだなと思わされて、自分がついていかなきゃいけないと思える。だから瀧本監督はすごい。監督の思う世界についていきたいと思いましたし、それを体現しなきゃいけないと挑戦状を渡された感じがして、成し遂げる面白さもありました。

◆伊藤沙莉、瀧本智行監督と丁寧に作っていった魚澄美乃里役

― 伊藤さんの役作りもお聞きしたいです。

伊藤:それで言うと、美乃里を多分誰よりも理解しているのは結局のところ瀧本監督だから、本当に美乃里が存在していたら私自身はすごく共感するタイプの人間ではないんです。だからこそ「そうか、そういう風に考えるんだな」と想像を膨らませていくしかないので、本当に監督に「これってどういう気持ちで言っているんですか?」「これってなんでこういうことをやっているんですか?」など、そういうことは全部聞いていました。でも本当に戸田さんがおっしゃっていたように、瀧本監督は自分が全然想像つかなかったことを提案されたときに、「やってみたい」と思わせてくれる方なので、それが一番大きかったです。

◆戸田恵梨香、生田斗真演じる堀田とのシーン「大号泣」の理由

― 先ほどの対峙シーン以外で、特に演じていて苦しかったり悩んだりしたシーンはどこですか?

戸田:最初は、生田さん演じる堀田に惚れた理由がどうしても理解できなくて悩みました…。中島歩さん演じる須藤のことを本気で好きになって大恋愛をした後に、生田さんとの撮影が始まったのですが、須藤に裏切られた上に、杉本哲太さん演じる滝口にボコボコにやられて「男なんて信用できない」という状態だったので、お店で目が合っただけで惚れたと言われても…、と。お店で1人になったときにジャズが流れて走っていくシーンも監督からは「ここはプリンセスで!」と言われて(笑)「私のこと抱きなさいよ!」と言うシーンも監督に「泣いて欲しい」と言われたので、かなり難しかったです。でもその後の60代で堀田との再会シーンで、本当は泣かないシーンなのに、テストのときに堀田のことが愛し過ぎて大号泣してしまいました。そのときにようやく体感として「この人のことがずっと大好きだったんだ」ということが分かりました。でも実際に演じているときは本当に苦労しましたね。

― 生田さんとは映画「予告犯」以来の共演ですよね。

戸田:「予告犯」で初めてしっかり共演させていただきましたが、彼は肩の力が抜けていてどしっと構えていてブレのない人なので、今回も委ねさせてくれました。とても安心感がありました。

― 伊藤さんは、過去の細木数子のエピソードの中で特に好きな話はどこですか?

伊藤:たくさんありますけど強いてあげるなら、ニワトリのエピソードですね。本当に奇想天外ですけど、最後のバスのシーンの戸田さんがかっこよすぎて痺れました。

戸田:あのシーンでもこれやっているからね(笑)(※口の横を触る癖を再現)このシーンも監督から指示を受けたのですが、「ここでやる?」と戸惑いました。

◆戸田恵梨香&伊藤沙莉「地獄に堕ちるわよ」で描かれた細木数子像から受けた刺激

― 共感は難しい役柄だと思いますが、生き方で学んだ部分や元気をもらった部分はありますか?

戸田:やっぱり自分が目標としたことを絶対に掴んでいこうとするその力強さは勇気になりましたし、それだけ貪欲になっても良いんだなと思えました。やり方は強引な部分もありますが、そこを置いて考えるとかっこいい女性だなと思います。

伊藤:誤解はされたくはないですが、どうしてもスカッとしてしまうというのはありました。怖いし、すごい人だなと思うけど領域が全然見えないところにいるから想像がつかないし、自分では絶対にできないことをしているんですけど、彼女を奮い立たせるまでの原動力は、わかる部分もあります。絶対にできないことをポンポンやっていく人と思って見ると、スカッとするレベルになってきて、段々観ていて笑いが止まらなくなってきました。究極まで行った人ってこうなるんだなと。お葬式のシーンとか、どの私で受け止めたら良いのかわからないとなりました(笑)

戸田:あのシーンは「愛の不時着」のソン・イェジンさんをイメージしました。あのときどういう風に現場に立って声を出そうかなと考えていたら、思いつきました。

伊藤:それはちょっと先に聞いて観たかった(笑)!

◆戸田恵梨香&伊藤沙莉の夢を叶える秘訣

― 最後に、夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、お2人が夢を叶えるために大事にしてきたことを教えてください。

戸田:実際に動くこと。自分が動かない限りは、夢を語っていても何も変わらず、ただがむしゃらに無我夢中でやっているだけでは夢は叶わない。叶わない夢は実際にあって、客観的に見てその夢を実現させるために自分に必要なものを見つけられたら、叶えられるような気がします。

伊藤:歩幅を知ること。歩こうが走ろうが、無理に飛び飛びで何かを飛び越えていこうとすると、やっぱり抜け落ちることが多い気がして。ちゃんと地に足つけて、一歩一歩自分のペースで、自分の歩幅で飛び出さずに、大切にするということは信じて生きてきました。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆Netflixシリーズ「地獄に堕ちるわよ」

昭和から平成にかけて、メディアを自在に操り、国民を熱狂させた日本一有名な占い師 ─細木数子。「アンタ死ぬよ」「地獄に堕ちるわよ」といった強烈なキメ台詞と共に圧倒的な人気を誇り、著書は世界で最も売れた占い本としてギネス世界記録を樹立、2000年代に社会現象を巻き起こした。そんな時代を席巻した彼女だが、40代半ばで占い師になるまで、耳を疑うような手段で道を切り開いてきた。 誰も知らない、黒く塗りつぶされた半生が、今、明かされる。

◆戸田恵梨香プロフィール

1988年、兵庫県生まれ。圧倒的な存在感と高い演技力でドラマ・映画の第一線で活躍。主な出演作に、ドラマ「ライアーゲーム」(07)、「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ(08〜18)、「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿~」シリーズ(10〜13)、「大恋愛~僕を忘れる君と」(18)、NHK連続テレビ小説「スカーレット」(19)、「ハコヅメ~たたかう!交番女子」(21)、「リブート」(26)、映画『駆込み女と駆出し男』(15)、『母性』(22)など。

◆伊藤沙莉プロフィール

1994年、千葉県生まれ。生まれ持った芝居のセンスと確かな演技力で、シリアスからコメディまで幅広い役柄を自在にこなし、ドラマ・映画・舞台で活躍。主な出演作にNetflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』(21)、映画『ちょっと思い出しただけ』(22)、『風のマジム』(25)、『爆弾』(25)。ドラマでは、Netflixシリーズ「全裸監督」(19〜21)、「ミステリと言う勿れ」(22)、「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(23)、NHK連続テレビ小説「虎に翼」(24)など。劇場版『虎に翼』が27年公開予定。

◆スタッフ・衣装クレジット

【戸田恵梨香】
スタイリスト:影山蓉子
ヘアメイク:松井里加(A.K.A.)

ベージュブラウンシルクオーバーサイズストライプシャツ ¥108,900
ベージュブラウンウールタートルネック ¥100,650
ホワイトウールシルクスカート ¥179,850
ホワイトパンプス 参考商品 トーテム(トーテム クライアントサービス)
バイカラーリング ¥92,400 シャルロット シェネ(シャルロット シェネ 青山店)

<問い合わせ先>
グッチ クライアントサービス:0120-99-2177
トーテム クライアントサービス:clientservices@toteme-studio.com
シャルロット シェネ 青山店:03-6433-5955

【伊藤沙莉】
スタイリスト:吉田あかね
ヘアメイク:岡澤愛子

ニット ¥74,800
スカート ¥61,600(Mame Kurogouchi)
イヤリング ¥8,800(Jouete/ジュエッテ)
リング ¥78,100(PRMAL/プライマル)
ブーツ 参考商品(HENRI EN VARGO/ヘンリ エン ヴァーゴ)

<問い合わせ先>
マメ クロゴウチ オンラインストア:0120-927-320
Jouete/ジュエッテ:0120-10-6616
PRMAL/プライマル:support@prmal.com
HENRI EN VARGO/ヘンリ エン ヴァーゴ:03-3806-6571

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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