
さんきゅう倉田です。東京大学経済学部の4年生になりました。
前回から灘出身の東大生に話を聞いています。
▶京大文系は負け組?灘生から見た京都大学と東京大学
東京神奈川千葉出身の東大生と灘出身の東大生では、京都大学への認識が異なる。
「東大の理系はいいけど、理系は京大も強い。工学部とか理学部はいいし、山中伸弥さんのような研究者もいる。
でも文系は東大の方がいい。普通に勉強していれば東大に届くし、京大入試の文系は簡単すぎる。灘まで行って京大文系は負け組かな。俺が文系で数学が苦手ってのもあるけど、東大文系と理系でもだいぶ差があると思う。東大理系は崇めるべき存在」
▶灘生が唯一苦手な科目は灘生は英語が苦手
灘の授業の進度は非常に早い。通常は高校の範囲である物理・化学・世界史・地理などを中学のうちに学習する。いけるところまでいって高校に入ると、また1から習う。
このとき教科書はほとんど使わず、担当教員が作成したオリジナルのプリントを用いることが多いそうだ。プリントには教科書のように解説などがあって、授業を聞いて空欄を埋める。定期試験の際は、これを見て勉強することもある。
ちなみに、筆者の高校でも世界史の講師は同様のプリントを配っていたが、授業中に空欄を埋めても授業が終わったらすぐにみな捨てていたので、世界史の授業のあとはいつもゴミ箱が溢れていた。
なお、この講師は東大の院卒だったので進学校出身でプリントをもらっていたのかもしれない。
友人は、灘の授業に対して概ね満足していたが、英語については不満があったそうだ。学年の英語担当者によってばらつきはあるものの、生徒全体の英語のレベルは決して高くなく、高1で英検準1級、高2で TOEFL 87点を取って、学年トップになった。灘ともなれば、いくらでも英語強者がいそうだが、そうではないらしい。なお大学に入って受けた IELTSは 7.0だった。
彼は文法理解が大事だと言う。
▶東大入試の英語で上位10%に入る方法東大入試の英語で合格者の上位10%になる勉強方法
灘中学に入ると分厚い英語の文法書を配られる。それを3年かけて全て読むと、文章はだいたい読めるようになった。加えて、中3の頃からイギリスのYouTuberの動画を見るようになり、リスニングも向上した。
親の勧めもあって、中学3年の時に1ヶ月の短期留学でインドへ。留学生と一緒に勉強したが、コミュニケーションで困ったことはなく非常に楽しい。1ヶ月でも十分に英語は伸び、自信もついた。
高校に入ってからは英語の勉強はほとんどしていないが、一般販売もされている鉄緑会の英単語帳「鉄壁」は使っていたという。この鉄壁は、筆者もいま愛用している。
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(「オトナサローネ」編集部)
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