『ドラッグストア・カウボーイ』(89)で注目を集め、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)、『ミルク』(08)でオスカー候補、『エレファント』(03)でカンヌ国際映画祭パルムドールと監督賞を受賞した、現代アメリカを代表する名匠ガス・ヴァン・サント。
彼がアメリカで最も美しい街と語るポートランドを舞台にした初期の珠玉の名作、2作品の公開が決定した。8月7日(金)から『マイ・プライベート・アイダホ』、9月18日(金)から『ドラッグストア・カウボーイ』がデジタルリマスター版として連続上映される。
ガス・ヴァン・サントは、85年に映画監督デビュー。1989年に、主演にマット・ディロンを迎え35mm長編デビュー作となる『ドラッグストア・カウボーイ』を発表。全米映画批評家協会賞【作品賞 監督賞 脚本賞】をはじめ、インディペンデント・スピリット賞【脚本賞 撮影賞 主演男優賞 助演男優賞】といった数々の賞を受賞。1991年の『マイ・プライベート・アイダホ』では主演のリヴァー・フェニックスがヴェネチア画祭男優賞を受賞した。
1997年に公開されたマット・デイモンとベン・アフレック主演・脚本の『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』では初のアカデミー監督賞候補となり、作品は脚本賞とロビン・ウィリアムズの助演男優賞に輝いた。
2003年には、米・コロンバイン高校銃乱射事件をモチーフにした『エレファント』で、カンヌ国際映画祭でパルムドールと監督賞をダブル受賞。2008年には、『ミルク』で、2度目のアカデミー監督賞候補となり、主演を務めたショーン・ペンが主演男優賞を受賞し、脚本賞にも輝いた。
インディペンデントからハリウッドまで活躍の場を広げ、映画ファンが新作を最も熱望する監督のひとりであり、最新作『デッドマンズ・ワイヤー』も7月に日本公開されるガス・ヴァン・サント。そんな監督の瑞々しい魅力に溢れた初期の名作群がスクリーンに甦る。
ドラッグの快感を追い求めて刹那に生きる若者をスタイリッシュに描いた『ドラッグストア・カウボーイ』は、主演はマット・ディロン、その妻役にケリー・リンチ。2人が抱き合っているポスターは、公開当時、上映している映画館で貼る度に盗まれたという逸話も残っている。そんな伝説のビジュアルが、今回、解禁ポスターとして甦る。
いまは亡きリヴァー・フェニックスと若き日のキアヌ・リーヴスが共演し、2人の友情を軸に家族をテーマにした『マイ・プライベート・アイダホ』は、製作から35年、初めてデジタルリマスター版で上映される。映画史に残る2人の美しい姿は必見。
『マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版』は8月7日(金)よりシネマート新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。『ドラッグストア・カウボーイ デジタルリマスター版』は9月18日(金)よりシネマート新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。



