広瀬すずが「一生分泣いた」現場 日アカ8部門受賞した妻夫木聡主演作「宝島」に圧倒される
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モデルプレス/ent/movie
【写真】広瀬すず、SEXY肌見せ衣装姿
◆米軍統治下の沖縄で“英雄”はなぜ消えたのか?激動の時代を生き抜く若者たちの葛藤
1952年、すべてをアメリカに支配されていた戦後の沖縄。米軍基地から物資を奪い、困窮する住民らに分け与える「戦果アギヤー」として、自由に生きることを模索する若者たちがいた。
物語の中心となるのは、幼馴染の4人。地元の英雄的存在であるリーダーのオン(永山瑛太)、姿を消したオンを刑事として探すグスク(妻夫木)、小学校の教師になり、恋人・オンの帰りを信じて待ち続けるヤマコ(広瀬すず)、そして兄・オンを見つけ出すためにヤクザの道を歩むレイ(窪田正孝)。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見ていた彼らだったが、ある襲撃の夜にオンが忽然と姿を消したことで、それぞれの運命は大きく狂い始める。
残された3人がオンの姿を胸に秘めて激動の20年を駆け抜ける姿を、圧倒的なスケールで描き出す。真藤順丈氏による直木賞、山田風太郎賞、沖縄書店大賞の三冠に輝いたベストセラー小説を、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督が映画化。第49回日本アカデミー賞にて作品賞や主演男優賞を含む8部門で優秀賞を獲得した、至極の1作だ。
◆妻夫木聡、全国を巡り懸けた並々ならぬ情熱 広瀬すずが魂を削った撮影の舞台裏
本作の完成報告会見に登壇した広瀬は、本作を観た感想を「とってもいい意味ですっごく疲れました(笑)。いろんなものを喰らいすぎて疲れました」と吐露。過酷な環境下での撮影について「すごく苦しかったし、すごく濃厚な毎日。お芝居というものに対してなかなか出会えなかったエネルギッシュな感覚が体験できた」と振り返った。また、ヤマコの感情を爆発させるシーンでは、大友監督が「一発で今から全部撮ろう」と急遽一連での撮影を決行。5日用意されていたスケジュールをわずか2日で撮り終えたという異例の撮影秘話に、監督自身も「最高ですよ!」と胸を張った。
また、東京プレミアでは、広瀬が「本作の撮影現場で一生分泣いた」「枯れてましたね」と吐露し「すごくエネルギッシュで、本当に魂が宿っている現場が続いていて、そこのエネルギーがものすごく強くて、喰うし吸い取られるし、後半になるにつれて1人のシーンも増えてどんどん寂しくなって、海を見るだけで(永山演じる“戦果アギアー”のリーダー)オンちゃんが思い浮かんだり。ちょっとした景色や音だけでも沖縄のパワーを感じながら撮影していたので、本編を観ても“泣いてるなあ”って思うほど(笑)、現場でとても素直な感情でいたら、そういう感情だったなと改めて後から思う感覚でした」と振り返った。
妻夫木は、本作への強い情熱から3ヶ月間で20エリアを超える全国キャラバンを敢行。その源について「映画の力を信じたい。もしこの映画に1%でも誰かの人生を変えられる、未来を変えられる力があるんだとしたら、それを信じたい」と熱く語った。
戦後沖縄という大きなテーマと正面から向き合い、それぞれの「正義」「夢」「闘志」「未来」をスクリーンに焼き付けた俳優陣。彼らの魂の叫びと20年目の真実を、ぜひその目で確かめてほしい。(modelpress編集部)
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