1989年。寝ぐせ頭で法廷に駆け込む日々を送り、お金にならない案件ばかりを受けてしまうお人好しの弁護士・朝日道子(綾瀬はるか)。そんな彼女のもとに、職場で理不尽な嫌がらせを受け、大好きな仕事をも奪われたとして、会社と上司を相手に提訴をしたいという恵(ファーストサマーウイカ)が訪れる。しかし、それは誰も戦ったことのない前例なき「ハラスメント」を巡る裁判。新人弁護士の栞(松本穂香)は「勝ち目がない」と反対するが、朝日は「この裁判は必ず未来に繋がる」と立ち上がる――。
本作は、日本初のハラスメント裁判に挑んだ、型破りな弁護士たちの実話に着想を得た物語。
金にならない案件ばかり引き受けてしまうお人好しでありながら、信念を胸に立ち上がる、人間味と愛嬌、そして力強さを兼ね備えた、誰もが好きにならずにはいられない主人公の弁護士・朝日道子を演じる綾瀬は、「実話に着想を得た物語と聞いて、多くの方に届けたいと思いました」と話し、「『ファーストボイス』は、これまで当たり前とされてきた常識に疑問を投げかけ、自分の声を信じて行動した人たちの物語です。この作品が、ご覧になる皆さんに、一歩前に進む勇気や力を届けられたら嬉しいです」とコメント。ファーストサマーウイカが演じるのは、朝日に依頼を持ち込むキーパーソン・上原恵。上司から執拗な嫌がらせを受け、大好きだった仕事まで奪われながらも、理不尽に抗おうとする女性だ。ファーストサマーウイカは「ネットもスマホもない時代に、彼女達が社会を、人の心をどうやって動かしたのか。価値観が日々変わり続ける今だからこそ、いろんな世代に観ていただきたい映画です。風景やファッション、細部に至る時代の作り込みにもご注目いただきたいので、ぜひ大きなスクリーンで!」と呼びかける。
朝日の弁護士事務所で働く新人弁護士・藤野栞役の松本は、「朝日先生の考え方、生き様はたくさんの方に響くものがあると思います。いろんな色があっていい、いろんな形があっていい。男や女である前に私たちは一人の人間であり、その尊厳は守られるべきだと、この映画を観た一人一人が改めて個人を大切に思うきっかけになれば幸いです」と語った。
そして、弁護士のファッションとは思えない、赤のボディコンに身を包んだ朝日のファーストビジュアル、この姿で弁論に挑もうとする姿も映し出される特報映像も公開された。
なお監督は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』の前田哲。ハラスメントという社会的な難題を、観る者の心をスカッとさせる痛快なエンターテインメントへと昇華させる。
『ファーストボイス ー私たちの逆転裁判ー』は10月2日(金)より全国にて公開。



