市川中車、亡き父・猿翁の遺志を継ぐスーパー歌舞伎への決意「伝説にしなければ」
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【写真】香川照之のロン毛姿
◆市川中車、亡き父・猿翁の遺志を継ぐスーパー歌舞伎に意気込み
猪神一族の最長老・乙事主を演じる中車は「1986年に父が『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』を打って出たとき、全ての人から、恐らく今鈴木(敏夫)プロデューサーが『もののけ姫』を発信したときと同じような、『やめたほうがいい』という意見があったと聞いております。しかし父は『ヤマトタケル』を成功させて、40年が経ちました。その時父が感じていた熱というものは、今僕がこの空間で感じている熱と似ているようなものかもしれません。それを感じています」と心境を明かした。
さらに「スーパー歌舞伎が最後に上演されたのは、9作目の『新・三国志III・完結篇』、2003年でございます。つまり、スーパー歌舞伎はそれ以降上演されておりません。父のスーパー歌舞伎という意味では、2003年が最後の上演でございました。年が明けて2004年の1月に團子がこの世に誕生いたしました。父が病で倒れたのも、2003年の終わりから2004年の1月にかけてでございます。『ヤマトタケル』を團子が主演いたしましたのは、父が亡くなったあくる年でございます。全て流れが符合しております」と回想。中車は、「我々は父の遺志を継いで、2026年7月8月の公演を伝説にしなければならない。そういう気持ちがしております。ですので、どうかどうか皆様、温かくお見守りくださり、1人でも多くのお客様に来ていただけますようお力添えを賜りまして、本当にお願い申し上げます」と熱い思いを語った。
◆市川中車、スーパー歌舞伎「もののけ姫」を上演することは「大変意味がある」
中車は「この『もののけ姫』が、スタジオジブリさんという大きな大きなこの中の偉大なる作品というもとで、スーパー歌舞伎として漕ぎ出ていくことが、大変意味があるように、今思えてなりません」「この場面父だったらどうするか。父ならどう考えるか。父だったらどう動くか。これを思い、この気持ちを全員で感じ、壱太郎さん、(中村)時蔵さんの力を借りながら、前に進んでいく。これがスーパー歌舞伎の今回の骨子だと思っております」と力説した。
◆スーパー歌舞伎『もののけ姫』
スタジオジブリの人気アニメーションをスーパー歌舞伎化する本作は、呪いをかけられた少年・アシタカと山犬に育てられた少女・ サンが織りなす壮大なドラマを描く。この日は市川團子、中村壱太郎、横内謙介(演出)、鈴木(株式会社スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー)、山根成之(松竹取締役副社長 演劇本部長)も出席していた。(modelpress編集部)
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