国際情報オリンピック2028、10年ぶりに日本で開催決定
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国際情報オリンピック(IOI)は、高校生以下の生徒を対象に、数理情報科学における問題解決能力をもつ生徒を見いだし、その能力の育成を助けることなどを目的とした国際的な科学オリンピック。
日本での開催決定にともない、組織委員会の委員長に就任した中山和彦氏は、「AIをはじめとするテクノロジーの進化により社会は大きな変革期を迎え、数理情報科学の問題解決能力はますます重要になっています。国際情報オリンピックでは、さらなる技術革新を担い、AI時代を牽引する人材の育成が行われていると捉えています。その集大成となる国際情報オリンピックの日本大会を、NTTデータグループを中心として、ALL JAPANで応援できることを嬉しく思います」とコメントを寄せている。
「第40回国際情報オリンピック日本大会(略称 IOI 2028 TOKYO)」は、2028年9月3日から9月9日まで開催される。メイン会場は国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で、ほか都内での開催を予定している。参加者は約90の国と地域から、各国最大4名の高校生などの選手が見込まれる。
国際情報オリンピックでは、数理情報科学の能力を競う。参加資格は「大会開催前年の9月から12月にかけて代表となる国の中等教育機関に在籍し、大会開催年の7月1日時点で20歳以下であること」とされている。国内選抜大会である日本情報オリンピック(JOI)では、国際大会開催年の4月1日時点で20歳未満である高校生以下を日本代表の選考対象としている。
競技は2日間にわたって行われ、選手は各競技日に5時間で3問を解く。与えられた問題を解くための効率が良いアルゴリズムを考え出し、それに基づき正しく動作するプログラムを作成する能力が求められる。使用できるプログラミング言語はC++。成績優秀者にはメダルが授与され、金メダルは参加者の約12分の1、銀メダルは約12分の2、銅メダルは約12分の3の割合で与えられる。
国際情報オリンピックは1989年にブルガリアで1回目の大会が開催された。日本は2006年から毎年4名の選手を派遣しており、2028年の日本大会は40回目の開催となる。近年の大会では、2024年のエジプト大会で日本代表が金メダル2個、銀メダル2個を獲得。2025年のボリビア大会では金メダル1個、銀メダル3個を獲得している。今後の開催地は、2026年がウズベキスタン、2027年がドイツに決定している。
《風巻塔子》
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