
先日、取材でニュージーランドに初めて行ったんですが、何を食べても食事がおいしいしへルシー!しかも盛り付けもキレイで、つい写真におさめたくなってしまう料理ばかりでした
そして気になったのが日本ではあまり見かけない、レストランでも個人宅でも料理によくのっている「あれ」。ちょこんとのっているだけで、おもてなし感のあるおしゃれメニューに変身させてしまう「あれ」。その正体は……。作り方を聞いて、自分でも試してみました!
ニュージーランドの家庭では、当たり前に手作りしているらしい
「あれ」の正体は、キウイチップス! 日本で市販されているドライフルーツと違って、砂糖はふられていない果物だけの自然な甘み。そして、もっと薄くて軽いスナック感覚の食感なんです。パリッと食べると甘酸っぱさがちゃんと残っていて、食事との相性も◎。

カップケーキの上のデコレーションに。

生のキウイが入ったサラダのトッピングにキウイチップス。
今までキウイは生のままデザートとして食べることがほとんどでしたが、ドライのチップスにすれば料理に取り入れられそう!私もキウイチップスをのっけておしゃれな食卓にしたい♪ そこで、ニュージーランドの一般家庭にお伺いして、作り方を聞いてみました。ナイジェルさんご一家に夕食へ招いていただくと、出るわ、出るわ、キウイチップスが大活躍していました!

ナイジェルさんご一家。

「お料理を準備しているあいだにつまんでいて」と出てきたのが、手作りのパンとチーズ。そして、キウイチップス。パリパリでめちゃうまでした。

炭酸 カットキウイ+キウイジュースのドリンクに、キウイチップスが浮かべてある。おいしいうえに見た目も素敵♪

デザートのパンナコッタにもキウイチップスが添えてある。ルビーレッドキウイが入ったソースとの相性もばっちり。
チップスづくりの担当だという、パパにどうやってつくるのか聞いてみると、「切ったらフードドライヤーに入れるだけだよ」とのお返事。
フードドライヤー?…聞きなれないマシーンの名前ですが、ニュージーランドの家庭では一般的な調理家電なんだそう。レンジみたい形をした機械で、輪切りにした果実を入れてスイッチを押せば放っておくだけでカリカリのドライフルーツが完成するんだとか! ネット検索してみたら、日本でも1万円くらいで買えるものもあるみたい。でも、狭いわが家のキッチンにこれ以上は調理家電を増やせないので、どうにか他の方法でつくれないか食い下がって聞いてみました。すると「電子レンジでつくることもできるらしいけど、僕んちはフードドライヤーがあるからやったことなくて。教えられなくてごめんね」と、キウイチップスを取り入れたごちそうをふるまってくれました。
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娘さんたちも大好きで、おやつ感覚でキウイチップスをつまみます。チップスをつくる係はいつもパパなんだそう。
日本に帰ってきてからもキウイチップスのことが諦めきれず、仕事で料理研究家の先生にお会いする機会があったので、フードドライヤーなしでの作り方を相談してみました。すると「90度設定のオーブンで、こまめに裏返しながら90分くらいでできないかしら?」とのこと。先生に聞いたオーブンレンジバージョンと、ナイジェルさんが言っていた電子レンジバージョン、さっそく試してみました!!
もっちりタイプのドライフルーツ【オーブン】

うちのオーブンは先生がおっしゃっていた90度の設定ができないタイプなので、100度でやってみました。熟したキウイフルーツでつくると~の工程で、蜜に熱が集まって焦げてしまうこともあるので、裏返して再加熱する回数を重ねたらオーブンの前でじ~っと見張っておくのがおすすめです! 甘味が凝縮した果肉感のある仕上がり。

キウイを4~5mmくらいにスライスして、キッチンペーパーで断面の水分をよく拭き取る。グリーンは皮をむき、ゴールドとレッドは皮のままでOK。

オーブンの天板にクッキングシートを敷いて、キウイが重ならないように並べる。100(90)の予熱で温めておく。

❶を温まったオーブンに入れ、まず30分くらい焼く。

オーブンから天板を取り出して、キウイを裏返す。ふたたびオーブンに入れて30分くらい焼く。


キウイの水分を見ながら、お好みの硬さになるまで❹をくりかえす。いい感じのかたさになったら、天板を取り出して粗熱を取ったら完成。
カリカリ軽めタイプのドライフルーツ【電子レンジ】

オーブンでつくる濃厚な甘みのドライフルーツも美味でしたが、ニュージーランドで出てきたようなカリカリの薄いチップス風にしたくて、もっと薄く切って電子レンジでも挑戦。オーブンでつくるよりもスナックっぽさが増してイメージに近づきました。甘酸っぱさがあとをひく味わいです。オーブン同様、の工程で蜜に熱が集まって焦げてしまうこともあるので、加熱時間や裏返して再加熱する回数は調整を!

キウイを2~3mmくらいの薄さにスライス。キッチンペーパーで断面の水分をよく拭き取る。グリーンは皮をむき、ゴールドは皮のままでOK。

耐熱皿にキッチンペーパーを二枚重ねて敷き、キウイが重ならないように並べる。

600wの電子レンジで、様子を見ながら2分間加熱する。

電子レンジから一度取り出して、新しいキッチンペーパーに交換してからキウイを全部裏返す。ふたたび電子レンジに入れ、1分30秒~2分くらい加熱する。

焦げないように10~20秒ずつ様子を見ながら加熱&裏返しをくりかえす。好みのドライ具合になったら完成。
どちらも食感と味わいに違いがある、2種類のドライフルーツが完成! 電子レンジバージョンはニュージーランドで食べたような使い方ができそうなチップス風に仕上がりました。オーブンレンジバージョンもコーヒーなどに合う濃厚なおいしさに。簡単にできるので試してみてください!
※果実の熟れ具合や厚さ、使用するレンジの特性によって加熱時間などは異なりますので、上記でご紹介した時間はあくまで参考程度にして様子を見ながらトライしてみてください。
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