「全部お前のせいだ」渋滞も子どものグズりも妻の責任…モラハラ夫が絶対に自分の非を認めない理由とは | NewsCafe

「全部お前のせいだ」渋滞も子どものグズりも妻の責任…モラハラ夫が絶対に自分の非を認めない理由とは

女性 OTONA_SALONE/LIFESTYLE
「全部お前のせいだ」渋滞も子どものグズりも妻の責任…モラハラ夫が絶対に自分の非を認めない理由とは
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夫婦問題・モラハラカウンセラーの麻野祐香です。幸せになれると信じて結婚したにもかかわらず、結婚後に夫のモラハラに気づき、苦しんでいる方は少なくありません。私は長年、離婚したくてもできず、モラハラ夫に悩み続ける女性たちのカウンセリングを行ってきました。今回は、その中でも特に多い「何でも妻のせいにするモラハラ夫」についてお話しします。

モラハラ夫の特徴のひとつに、「自分は絶対に悪くない」と信じ込んでいることがあります。夫から日常的に「俺は悪くない」「悪いのは全部お前だ」と言われ続け、次第に「本当に自分が悪いのかもしれない」と思い込んでしまう女性は少なくありません。

今回は、「何でも私のせいにされる」「夫とどう話し合えばいいのかわからない」と相談に来られたY子さんのお話です。あまりにも夫が自信満々に否定してくるため、「もしかしたら本当に自分が悪いのでは」と悩み続けてきたY子さんが経験したモラハラの実態とは……。

【実録・カウンセラーから見たモラハラ・リバイバル】

モラハラ夫は「自分が正しい」と信じて疑わない

Y子さんの夫は、結婚前から自信に満ちあふれた男性だったそうです。Y子さんには、その姿が「頼りになる男性」に見えていました。夫は常に「自分の意見が正しい」と考え、自分の考えを押し通すタイプでした。しかし当時のY子さんは、それを問題だとは思わず、「決断力のある頼もしい人」だと受け止めていたといいます。

「夫の言うことに納得できないこともありました。でも、反論すると機嫌が悪くなるし、理詰めで責められるので、次第に反論する気持ちそのものがなくなっていきました。でも結婚して子どもが生まれてからは状況が変わりました。子どものことを考えて、私も意見を言うようになったんです」

ある日、夫がY子さんに何の相談もなく「今日は隣の県の道の駅まで行くぞ」と言い出しました。片道2時間以上かかる場所で、子どもがぐずるのは目に見えていました。そこでY子さんは『そこは遠いから、もう少し近い道の駅にしない?』と提案したのだそうです。

すると夫はY子さんをにらみつけ、「俺の言うことが聞けないのか!」と怒鳴りました。「行きたくないわけじゃなくて、子どもが大変だから近いほうがいいと思っただけだよ」と説明しても、「俺の決めたことに反対したこと、覚えておけ」と言われ、Y子さんの話はまったく聞いてもらえませんでした。

モラハラ夫は、「どうしたい?」「どこへ行きたい?」と相手に相談することがありません。自分が考えたことは、すべて決定事項なのです。そして、その決定に異論を唱えることは許しません。自分の都合を最優先し、自分にとって都合のいいように物事を解釈していくのです。

また、「普通に考えて」「常識的に考えて」という言葉を頻繁に使う人にも注意が必要です。自分は100%正しく、相手が間違っていると信じている人によく見られる特徴です。

渋滞まで妻のせいにするモラハラ夫

結局、Y子さん一家は夫の決めた通り、片道2時間の道の駅へ向かうことになりました。Y子さんは、子どもがぐずらないように、お菓子や飲み物、DVD、おもちゃなどを準備し、後部座席に乗り込みました。夫は、一度反対されたことを根に持ったまま、不機嫌そうに運転を始めました。

しかし、子どもたちも長時間のドライブに飽きてしまい、トイレ休憩を挟むことになったそうです。

「私は『運転お疲れさま』とコーヒーを渡しましたが、夫は予定通りに進まないことにイライラしていました。『早く子どもたちを車に乗せろよ。時間が押してるだろ』と夫はせかしましたが、子どもたちは車から外へ出られて嬉しくて走り回っています。なんとか車に乗せて出発したものの、予定より30分遅れてしまいました。休日に渋滞があることなんて分かりきっています。でも渋滞にはまった夫は、『お前が朝もっと早く準備していれば渋滞にならなかった』『だからトイレ休憩なんて必要なかったんだ』と大声で文句を言い始めました」

そして挙げ句の果てには

「全部お前のせいだ」

と、渋滞までY子さんの責任にしたのです。狭い車内の空気は最悪になり、子どもたちも泣き出してしまいました。そして夫の機嫌は、ますます悪くなっていきました。モラハラ夫は、自分の非を認めません。それどころか、どんなことでも原因を他人のせいにします。

たとえば待ち合わせに遅刻しても、

「仕事が忙しかった」「電車が遅れた」
「こんな日に約束したお前が悪い」

と、自分の責任を認めることはありません。たとえ謝ったとしても、本心から反省しているわけではなく、最後には必ず「悪いのは相手」という結論に持っていきます。

こうした言動を毎日浴びせられていると、妻は次第に反論する気力を失っていきます。そして夫は、「頭が悪いくせに何を言っているんだ」等と相手を否定し、自分の理屈を押しつけて論破しようとします。しかし実際には、その理屈は矛盾だらけで、よく聞けばツッコミどころばかりのことがほとんどです。モラハラ夫は、真実を語りたいのではありません。ただ、「自分が正しい」と証明したいだけなのです。

本編では、モラハラ夫が勝手に決めたドライブの様子についてお伝えしました。つぎの▶▶「俺が食わせてやっている」「お前が悪い」…言い訳と責任転嫁を繰り返すモラハラ夫に、妻が洗脳されていく恐怖

では、モラハラ夫が決して自分の非を認めず、言い訳と責任転嫁を繰り返す理由と、妻が知らず知らずのうちに心を支配されてしまう恐ろしい仕組みについて、お伝えします。

※本記事は、相談者様への敬意と守秘義務に十分配慮したうえで、モデルケースとして編集・再構成しお届けしています。特定の人物や事例を示すものではありません。

※写真はイメージです


《OTONA SALONE》

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