藤本タツキによる同名漫画を原作とする本作。2021年に「少年ジャンプ+」で公開されると大きな反響を呼び、2024年には劇場アニメ化され、第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した。
監督・脚本・編集を務めるのは是枝裕和。撮影は主に秋田県にかほ市で四季を通して行われ、春夏秋冬それぞれの風景が作品の中に刻まれた。
漫画の腕に絶対の自信を持つ藤野役を演じるのは出口夏希、圧倒的な画力を秘めた京本役には蒔田彩珠。子ども時代の藤野と京本には、七瀬ふうりと岡田六花がそれぞれ起用されている。
今回新たに発表された追加キャストとして、中学生の藤野と京本が完成した作品を持ち込む「週刊少年ジャンプ」の編集者・前田役には、「豊臣兄弟!」『黒牢城』の菅田将暉。菅田は是枝監督作品への初参加となる。「初是枝組、ルックバック!自分の役のモチーフはあの方?ロケ場所はあの編集部!?、とワクワクしっぱなしの撮影でした」と、念願叶っての是枝監督作品出演に心躍らせた様子をコメントで明かした。
藤野と京本が出会うきっかけを作る小学校の先生・玉井役には、宮藤官九郎。
菅田と同じく“憧れ”の是枝組初参加となった宮藤は、「早く言いたかったのですが、ロケ地である秋田県にかほ市の皆さんがとても口が堅く、映画のタイトルすら口にしない徹底ぶり。情報解禁でいちばんホッとしているのは僕かも知れません。撮影はとにかく子供達が元気で可愛らしく、にかほ市の皆さんの協力もあって終始なごやかな雰囲気で、自然体で演じられた気がします」と語る。
そして、藤野の母親・朱里役には、ドラマ「銀河の一票」でドラマ初主演を果たした野呂佳代。野呂は『怪物』(2023年)、『箱の中の羊』(2026年)に続く是枝監督作品3作連続での出演となる。野呂は「藤野家の前に広がる景色がとても素晴らしく、今でも是枝監督やスタッフの皆さん、家族のみんなとお話ししたり撮影していた時のことが忘れられない思い出です」と、撮影当時の様子をふり返った。
さらに、藤野の父親・仁志役を池田良、姉・恵役を佐々木みゆ、成長した藤野が通う中学校の先生・真鍋役を山田真歩がそれぞれ演じる。池田・山田は是枝監督作品への初参加。佐々木は『万引き家族』(2018年)以来、二度目の是枝監督作品への参加となる。
併せて、ひたむきに漫画に向き合い描きつづけた藤野と京本を映し出した60秒の本予告映像が解禁。4コマ漫画をきっかけに出会ったふたりの少女。つけペンの先を見つめる真剣な眼差し、デスクと原稿にかじりつく背中。漫画に情熱を注いだ日々が輝かしく描かれ、「藤野ちゃんはなんで描いてるの?」という幼い京本の問いかけとともに、後ろ姿で映像が締めくくられる。
新たに解禁された2種のポスタービジュアルには、「描いたから、出会えた。」というコピーとともに、真っ白な雪原を背景に肩を寄せ合う藤野(出口)と京本(蒔田)、そして子ども時代の藤野(七瀬)と京本(岡田)の姿が切り取られている。
漫画への想いを通して互いにかけがえのない存在となってゆく2人の時間と季節の移ろいを感じさせる印象的なデザインとなっている。
また、ムビチケ前売券(カード/オンライン)が7月17日(金)より劇場窓口・オンラインにて発売開始。藤野と京本がふたりで漫画を描いているティザービジュアルが絵柄となっている。コメント全文
菅田将暉
初是枝組、ルックバック!自分の役のモチーフはあの方?ロケ場所はあの編集部!?、とワクワクしっぱなしの撮影でした。
そして、藤野と京本。朝早くの撮影の時にお二人が同時に目を擦った瞬間があり、なんだかほんとに原作の世界に入り込んだような、不思議な気持ちになったのを覚えています。公開が楽しみです。是非、映画館でご覧ください。
野呂佳代
ルックバックの撮影に参加出来たこと、是枝裕和監督とまたご一緒できたことがとても嬉しかったです。
秋田県にかほ市はとても素晴らしい所で、雪の降る冬と夏に撮影に参加しました。
藤野家での撮影の合間は、本当の家族のように楽しく、藤野役ふうりちゃんを中心に父親役の池田良さんに遊んでもらったり、私も一緒になって楽しんだりして撮影させていただきました。みんなで食べただまこ汁が忘れられません。
藤野家の前に広がる景色がとても素晴らしく、今でも是枝監督やスタッフの皆さん、家族のみんなとお話ししたり撮影していた時のことが忘れられない思い出です。
撮影が終わった後、監督の編集作業も見学させていただいたり、本当に充実した日々でした。
宮藤官九郎
憧れの是枝組、しかもルックバック!
早く言いたかったのですが、ロケ地である秋田県にかほ市の皆さんがとても口が堅く、映画のタイトルすら口にしない徹底ぶり。サインを頼まれてスナックの壁に『ルックバック』と書いたら「ダメです!」「ネタバレ!」「意識が低い!」と叱られました。情報解禁でいちばんホッとしているのは僕かも知れません。
撮影はとにかく子供達が元気で可愛らしく、にかほ市の皆さんの協力もあって終始なごやかな雰囲気で、僕もなんか、自然体で演じられた気がします。完成おめでとうございます。
山田真歩
是枝監督にお会いした際、「子どもたちの成長を見守る大人の存在が欲しいんです」とおっしゃっていました。
わずかでも、作品づくりのお役に立てていたのであれば、とても嬉しく思います。
池田良
今作のお話を頂いた時、是枝監督の作品に参加させて頂くことに、そして作品があの『ルックバック』であることに、心が震えました。しかしさらに震えたのは、脚本の最後の一文でした。「おわり」の前の最後の一行。その短い言葉に、物語のすべてが集約され、それ以上の何かに、脚本を読み終えた僕は圧倒されました。
完成した映画を観るのが待ち遠しいです。
佐々木みゆ
主人公・藤野の姉、藤野恵役を演じさせていただきました、佐々木みゆです。
久しぶりの是枝組、そして漫画もアニメもめちゃくちゃ感動した『ルックバック』の撮影ということで、ワクワクしながら参加させていただきました!
藤野役のむっち(ふうりちゃん)とは、現場でも役の中でも本当の姉妹のように仲良くなれて、家族のようなとても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
恵は、お母さんに似てしっかり者で、少し厳しい場面もあるけれど、すごく妹思いなお姉ちゃんです。
空手熱心な一面があるのですが、私も実際に空手を習っているので、この作品で生かすことができて良かったです!
ロケ地の秋田はたくさん雪が降っていて、かりんとうやきりたんぽがとってもおいしい素敵なところでした!
是非観てください!
『ルックバック』は9月11日(金)より全国にて公開。



