熱中症が急増、1週間で1万人超が救急搬送…総務省消防庁
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熱中症とは、高温な環境下で、発汗による体温調節などがうまく働かなくなり、体内に熱がこもることで、めまい、頭痛、吐き気、意識障害、けいれんなど、さまざまな症状がみられる状態。
総務省消防庁が発表した速報値によると、2026年5月1日から7月19日までに熱中症で救急搬送された人は、全国で2万4,430人。このうち、7月13日から19日までの1週間で1万857人と急増。前年同時期の4,958人(確定値)から倍増し、前週の4,580人の約2.4倍にのぼる。
7月19日まで1週間の熱中症による救急搬送状況を都道府県別にみると、「大阪府」1,041人が最多。ついで「愛知県」797人、「東京都」783人、「兵庫県」659人、「埼玉県」564人、「福岡県」496人、「神奈川県」443人、「千葉県」403人と続いている。
初診時における傷病程度では、初診時に死亡が確認された人が14人(0.1%)いたほか、長期入院加療を要する「重症」が321人(3.0%)、入院診療を要する「中等症」が4,061人(37.4%)、入院加療を必要としない「軽症」が6,361人(58.6%)だった。
年齢区分別では、「高齢者(65歳以上)」(62.0%)と「成人」(30.1%)で9割以上となったが、「少年(7歳以上18歳未満)」798人、「乳幼児(生後28日以上7歳未満)」55人と、子供の救急搬送も7.9%あった。
発生場所は、「住居」が41.7%と半数近くを占めた。ついで、「道路」21.4%、「公衆(屋外)」10.1%など。幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校・専門学校・大学など「教育機関」も3.1%あった。
厚生労働省によると、熱中症にならないための予防行動には、「こまめに水分を補給する」「エアコンなどで温度を調節する」「日傘や帽子を着用する」「保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす」などがある。自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼ぶことが推奨されている。
総務省消防庁や厚生労働省などのWebサイトでは、熱中症の予防法や対処法などを紹介。環境省の「熱中症予防情報サイト」では、熱中症警戒アラートの発表状況などが確認できる。
《奥山直美》
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