
さんきゅう倉田です。国家公務員を辞めて芸人になりました。
国家公務員総合職の合格者が増加し、「公務員が人気か?」などとSNSで話題になっていました。そこで、実際に国総を受験した東大生に、試験の実態や官庁訪問の様子を聞きました。
大手民間企業では、東大卒などの勉強ができる層とそうでない層を二分することは一般的ではありません。出世の違いは多少あったとしても、概ね一律です。
民間がそうであっても、国家公務員の世界には明確な線引きがあり、その選抜の過程ははユニークです。
▶AIが面接官!?どうして官僚を志望したのか
筆者の友人である東大の4年生に話を聞いた。
「3年後期からカナダに留学に行って戻ってきて学年を一つ降りました。留学する人は、留学先から企業の選考に参考することになります。カナダから帰ってきたときは大学院に進学する予定で、企業のサマーインターンは受けませんでした。
※東大生が志すほとんどの企業でサマーインターンが実施されており、これが選考を兼ねていることが多い
でも、段々と学問の必要性に疑問を感じて、10月ごろから就活を始めました。商社やコンサルのインターンに参加し始めて、とある外資系コンサルのケース面接を受けたときに衝撃を受けました。
床屋の市場規模を算定する課題だったんですが、面接官がAIだったんです。画面上のAIに音声で課題を出されて、音声で答えるんです。少し前に、AIが東大入試の数学で満点とった話が話題になりましたよね。シンギュラリティがきているなと思いました。特定の分野ではもうAIに勝てなくなったと思いました。
東大生の武器である”頭の良さ”ではAIに勝てない。そんなときに、友人や中高の先輩の話を聞き、官僚に興味を持ちました。
商社の選考が進む中で、鉄や塩のトレードに一生を捧げることに疑問もあったんです。資源のトレードは大事だけれど、そこに人生を捧げるのなら、国民の健康福祉に貢献したいと考えてA省を、さらにそこにお金を出すB省を志望するようになりました。」
【こちらも読まれています】▶▶官僚になれなかった東大生がアドバイス。合格者の7割を占める、官僚になるのに有利な学部とは



