
さんきゅう倉田です。3年間勉強して東大に入って、あっという間に4年生になりました。同級生には、ここ1年くらい「就活するの?」と聞かれています。
次第に就活しないことに罪悪感を覚えるようになって、「大学院に行くから就活しないよ」と言うようになりました。
さて、今回は東大生の就活事情について。
▶就活が早期化している!?その実態は就活は本当に早期化しているのか?
まずは、日経新聞の記事を引用しよう。
「〈就活考〉就活、さらに早くなる? 「超早期化」は起こらない」(日経新聞)
には、こうある。
「早期化はむしろ落ち着き、一つの均衡に達している。3年夏にインターンシップが始まり、秋冬に企業研究と一部選考、3月に採用広報が本格化し、4年春に多くが進路を決める。表向きの「4年6月に選考開始」と実態がずれているため、毎年「早期化」と報じられるが、際限なく前へ動くわけではない。」
これが大学生全体について述べているのなら正誤は分からないが、東大生に限定すれば正しくない。早期化はどんどん進んでいて、早ければ2年の3月に外資コンサルの内定を得られる。これは就職活動の準備開始時期を早め、2年の1月ごろには選抜コミュニティの調査や申し込みが始まる。
『採用選考解禁、内定率はや8割 負担増で三菱地所はインターン廃止』(日経新聞)には、内閣府の調査を引用して、就活にかかった期間について、26年卒は「9カ月以上」が47%で最多、一方で17年卒では「3カ月以内」が45%で最多、「9カ月以上」だったのは7%にとどまっていたとある。
就活の早期化は、就活の長期化へと繋がっている。就活が早く始まっても、その分早く終わるのなら学業や学生生活に支障がないが、早期化していない人気企業もあるし、内々定が取れずに就活を続ける学生もいる。そのため、早期化は長期化へと繋がるのだ。
▶東大生はどこを志望する?東大生の就活事情
筆者の友人たちは、大挙して金融機関への就職を志望している。その中でも特別優秀で、なおかつ華があり、信頼している友人に話を聞いた。
「2年生の1月くらいから、選抜コミュニティの募集が始まって、めっちゃ忙しいんだよね。ぼくが申し込んだのは5つのコミュニティ。これは3つに大別できて、外銀(外資系投資銀行)、外資コンサル、日経のコミュニティがあるんだ。
※筆者注 外銀、外資コンサルは就活のtop tierであり、やりたいことのない東大生はお金と名誉を求めてこぞって志望する。
日経のコミュニティには、伝統的な日系企業を志向するものもあれば、メガベンチャーのCEOとつないでくれるようなものもあるよ。
さらに、誰でも入れるものから、5人しか入れないものもある。
選抜コミュニティは選考がめっちゃ厳しいんだ。外銀コースだと、外銀の志望動機やどの部門に行きたいか聞かれるし、金融に関する質問をされることもある。ぼくのときはバリュエーションについて聞かれたね。
※筆者注 バリュエーションとは「企業・株式・債券などの「本来の価値」を評価・算定すること
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