【高校受験2027】十勝の高校進学で月2万円、返済不要の奨学金を創設
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同奨学金は、地域・教育魅力化プラットフォームが運営する国内留学プログラム「地域みらい留学」の一環として設けられた。「地域みらい留学」は、おもに都市部の中学生が地方の公立高校に3年間進学する仕組みで、2026年4月現在、全国約190校が参画している。北海道は受入高校数が全国最多となっている。
地域みらい留学では、親元を離れて進学する生徒も多く、寮費や交通費などの経済的負担が進学のハードルとなるケースがある。今回の奨学金は、こうした負担を支援し、意欲のある生徒が地域の高校で学ぶ機会を広げることを目的としている。
また、人口減少が進む地域では、高校の存続が重要な課題となっている。高校がなくなることで子育て世帯の転出が進み、地域の存続にも影響する可能性がある。一方、都市部から地域への進学は、若者の流入を生み、学校や地域に新たな活力をもたらすことが期待されている。
地域・教育魅力化プラットフォームは、北海道内の「地域みらい留学」実施校へ進学する生徒を対象に、北洋銀行をトップパートナーとする「北海道地域みらい留学奨学金」を創設。道内各地域では、地域に密着した金融機関が「ローカルトップパートナー」として連携する仕組みを構築しており、十勝地域では帯広信用金庫が参画する。
帯広信用金庫は、金融機能の提供に加え、これまでも十勝地域の活性化や人材育成などに取り組んできた。今回の連携では、奨学金による経済的支援だけでなく、同金庫が持つ地域企業とのネットワークを生かし、地域全体で若者を育てる仕組みづくりを目指す。
帯広信用金庫の理事長・中田真光氏は「人口減少や地域の担い手不足が進む中、未来を担う若者を地域全体で育んでいくことは、十勝の持続的な発展に欠かせません」とコメント。「十勝で学び、地域の魅力に触れた若者が、将来この地域を支える人材として活躍されることを期待しております」としている。
地域・教育魅力化プラットフォームの共同代表・尾田洋平氏は、十勝の6校について「農業、宇宙、グローバル」といった多様な学びがあると説明。帯広信用金庫がつなぐ地元企業との出会いを通じて、高校3年間をより豊かなものにするとともに、卒業後も若者と地域がつながり続ける関係を築いていく考えを示した。
地域・教育魅力化プラットフォームによると、「地域みらい留学」には2026年4月現在、全国の公立高校約190校が参画し、これまでに5,000人以上の留学生を輩出。多くの卒業生が卒業後も地域との関わりを継続しているという。
◆北海道地域みらい留学奨学金 in 十勝
対象者:道外または札幌市内に住民票があり、十勝地域の地域みらい留学実施校へ進学する生徒(2027年4月入学者から)
対象校:上士幌高校、鹿追高校、更別農業高校、清水高校、池田高校、大樹高校(2026年度時点)
支援内容:返済不要の給付型奨学金
支援人数:10名前後
給付額:月額2万円(3年間で最大72万円)
募集開始:2026年6月
給付開始:2027年4月
《風巻塔子》
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