
さんきゅう倉田です。38歳から東京大学に入って、現在4年生です。東大の友人と就職活動の話をしていると、「就活してる?」と聞かれることがあります。「41歳で入れる会社なんてないよ」と言うのを控えて、「大学院に行くからね」と答えています。
実際、どれだけ良い大学を出ていても、良い会社にいても、歳をもらうと転職は難しい。
東大卒でゴールドマンサックスに24年間在籍した知人は、司法試験を受けて弁護士になりました。「ゴールドマンサックスにいたなら、どんな企業にも入れそうですが、そんなことはないのでしょうか」と聞いたところ、「難しいですね」とおっしゃっていました。
どれだけ優秀でも、年齢が障壁となるんですね。前回に引き続き、東大生に就活事情を聞いています。
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▶都市伝説的に広まる就活情報真偽不明の情報を積み重ねて真実に辿り着こうとする就活生たち
就活生の間で出回っている情報は不確かなものもあるんだけど、真偽を確認できないから情報をたくさん集めて確度を高めるしかないんだ。
ぼくが個人的に持っている情報だと、三井住友銀行はサマーインターンに行くと、全員採用される。ぼくの周りでは5人中5人が内定をもらったんだ。
あとは、日銀に行きたかった友人が冬のインターンに応募するのを忘れてて、東大のゼミの懇親会で会った日銀の人に「インターンに行かなくても採用されますか」と聞いて「大丈夫だよ」と言われてたけれど、これはちょっと怪しいと思う。
もちろんインターン経由ではない採用もあるとは思うけど、数が少ないはずなんだ。それにその人が採用担当でなかった場合に、重要な情報を持っているとは思えないし。
こうやって不確かな情報が学生の間で広がっていくんだよね。
『ゴールドマンサックスの偉い人が変わったから、採用基準が変わるかもしれないぞ』とか笑」
▶雑談で終了!?外資の面接とは外資系企業の面接はディスカッション?
実際にどんなことを面接で聞かれるのか教えてもらった。
「マッキンゼー、ボストンコンサルティング、ベインの3つの外資系コンサルティングファームは「MBB」とまとめられて、学生に非常に人気があるんだよね。給与水準も高いし、働いている人たちが非常に優秀で学びがあるし、転職も容易だし。
このうちの一つの インターンの最終面接に行ったんだけど、ぼくは30分雑談して終わった。
面接が始まって最初に自己紹介するじゃん。面接官も自己紹介をしてくれて、地方自治体の案件をやっている人だったから、『興味があるので、お時間があったらどんなお仕事をしているか伺いたい』って言ったら、『じゃあ、早速今から話しましょう』って言ってくれて、志望動機や学生時代にやっていたことを聞かれるようないわゆる”面接”はやらなかったんだよね。
『やってみたい政策ありますか?』から始まって、それに対して答えて、深掘りされたりつっこまれたりした。自分の発言に対して、常に痛いところをつかれたよ。的確な指摘で楽しかった。
どうやったらみんなもっと国債を買ってくれるかという話になったときは、面接官も意見を言ってくれて非常に充実してたな。
▶優秀な社員が行う面接は一味違う!面接でフィードバックをくれる人気企業
他の外資系コンサルの面接のときは、最後にフィードバックをくれたんだよね。これは非常に珍しい。日系企業でそんな会社ないじゃん?
「うちの会社は同僚へのフィードバックを大事にしているので、面接でもフィードバックします」って言ってその場で教えてくれるんだ。
「ここはよかった。一方で、〜〜は考える余地がありますね」とか。
コンサルに行く気はないけど、コンサルの面接が一番楽しかったよ。面接特有のジャッジされている感じがしない。ディスカッションだから、答えたことに対し、クリティカルな返しがあって、面接官の能力の高さも分かるし、学びがある。」
就活Tierの中で外資系投資銀行に次ぐ、外資系戦略コンサル。その面接の内容から、社員の優秀さや自由な風土、他人の時間を拝借することへの感謝が伝わってくる。
それらは優秀な学生たちを自社へと駆り立てるだろう。
■編集部より
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