
ツヤのある肌は、うるおいを感じさせ、若々しく美しく見えます。だからこそ筆者は、それをメイクで生み出すパール入りハイライトにハマり、これまでハイブランドからプチプラまで多種多様な製品を試してきました。
ところが、年齢を重ねるにつれ、パールによって毛穴や小ジワ、ほうれい線など、隠したい部分がかえって目立つと感じることが増えてきました。試行錯誤を繰り返すなかで、49歳の筆者なりの「大人のハイライトの使い方の正解」が最近やっと見えてきました。今回は、その方法をご紹介します。
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40・50代のマットハイライト、正解は「凹凸が気になる場所」
パール入りとマットのハイライトを何度も使い比べるなかで、筆者が特に「これはいい!」と感じたのが、毛穴や小ジワ、ほうれい線など、肌の凹凸が気になる場所にマットハイライトを使う方法です。
パール入りハイライトは、光を集めてツヤや立体感を演出できる一方、毛穴や小ジワなどの凹凸まで目立たせてしまうことがあります。その点、マットハイライトは強い光沢を加えずに明るさを足せるのが魅力。
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凹凸が気になる部分に薄く重ねると、肌表面がフラットに整ったように見え、毛穴や小ジワ、ほうれい線などが自然に目立ちにくくなりました。

また、毛穴やテカリが気になるTゾーンも、ツヤを足すよりマットに整えたほうが、筆者の場合は肌がすっきりと見えました。
だからといって、Cゾーンなど、ツヤがあることで立体感やみずみずしさが生まれる場所まで、すべてマットにする必要はありません。40・50代のマットハイライトは、高く見せたい場所に使うというより、光らせずに凹凸を目立ちにくく見せたい場所に部分使いするのがおすすめです。
一方、Cゾーンのように高さやツヤを出したい場所でも、小ジワが気になる場合は、先にマットハイライトを薄く重ねて凹凸を目立ちにくくしてから、パール入りハイライトを重ねるという方法も。ツヤを残しながら、よりなめらかに整った印象に仕上がりました。これが、何度も試して筆者がたどり着いた使い方です。
▶︎マットなら何でもいいわけじゃない。実際に比べてわかった“大人肌向き”の条件マットハイライトなら、どれを使っても同じ?実際に比べてみた
マットハイライトの使いどころが見えてきたところで、次に気になったのが、マットなら、どれを使っても同じなのかということ。そこで、話題のアイテムを同じように使って比較してみました。
<今回使用した商品>

画像左から順に
&be「マットハイライター」(税込価格1,980円)
今回使用した商品の中で白さがはっきりしたホワイト系。繊細なパールを少量含み、光の加減でさりげなく煌めきます。
セザンヌ「トーンフィルターハイライト 03 フィルターマット」(税込価格693円)
真っ白ではなく、肌になじみやすいニュアンスホワイト。
CipiCipi「ヒアルマットハイライター 01 Hyalu Pink、02 Hyalu Beige」(税込価格1,100円)
ほんのり血色感を出しながら明るく仕上がるかなり淡いピンクと肌になじみやすいベージュ。
実際に使い比べてみると、毛穴や小ジワ、ほうれい線など凹凸が気になる部分では、いずれもパール入りハイライトより光沢が抑えられ、肌表面がフラットに整ったように見えました。凹凸のカモフラージュという点では、筆者には大きな差は感じられませんでした。
一方で、仕上がりの質感や色には違いが。&beはマット質感ながら、ごく繊細なパール感がわずかにあり、完全な無光沢ではありません。その点、セザンヌとCipiCipiはよりマットな仕上がり。ただし、どちらもカサついた印象にはならず、肌になじみやすく感じました。

そして、今回もっとも色による仕上がりの差を感じたのが、黒クマが気になる目の下です。
▶︎目の下を白で飛ばすとオバ見え…!49歳がたどり着いた質感だけじゃない、色選びの正解目の下は、白よりベージュやコーラル系のマット
マットハイライトを使い比べるなかで、色選びの重要性を感じたのが目の下です。目の下を明るく見せようと白っぽいマットハイライト(&be、セザンヌ、CipiCipiの01)を使ってみると、筆者の場合はクマがカバーされるどころか、白さが浮いて濁ったように見え、かえって目元が老けた印象になりました。
そこで試したのが、肌になじみやすいベージュ(CipiCipiの02)や、ほんのり血色感のあるコーラル系のマットカラーです。
<今回使用した商品>

rom&nd「ベターザンパレット 03 ローズバッドガーデン」(税込価格3,190円)
マットとグリッターなど、異なる質感の10色が楽しめるピンクブラウンパレット。アイメイクやチーク、アイブロウとさまざまな使い方ができます。今回は、左下の2色を混ぜ合わせて使用。
白で無理に明るくするよりも、クマの色となじみながら自然に明るく見え、筆者にはこちらのほうが使いやすく感じました。

ここで気づいたのは、目の下に必要なのは、単に明るいマットカラーではなく、今あるクマの色や自分の肌色になじむ色を選ぶことだということです。そのため、必ずしもマットハイライトという名前の商品にこだわる必要はありません。目元に使えるマットタイプのアイシャドウの中から、ベージュやコーラル系など肌になじむ色を薄く重ねてもOKです。
また、自分にぴったり合う色が見つからない場合は、手持ちのマットハイライトやマットアイシャドウを少量ずつ混ぜて、肌になじむ色を作る方法も。たとえば、明るさが欲しい場合は明るめのベージュを足したり、血色感が欲しい場合はコーラル系を少し混ぜたりと、自分の目元に合わせて調整できます。
40・50代の目の下は、白く飛ばそうとするよりも、血色感を補いながらクマの色を肌になじませたほうが、自然にカモフラージュしやすいと感じました。クマはハイライトやコンシーラーで隠すもの、という思い込みに縛られず、必要な色と質感を選ぶことが、目元を若々しく見せるポイントです。
▶︎40・50代こそマットハイライトをポーチに入れておきたい理由午後、ほうれい線や小ジワが目立ってきたら?マットハイライトでお直し
マットハイライトは、朝のメイクだけでなく、お化粧直しにも便利だと感じています。朝はきれいに仕上がっていても、笑ったり話したりと表情を動かしているうちに、午後になると目元の小ジワやほうれい線が朝より目立って見えることがあります。
さらに、皮脂やベースメイクのヨレが重なると、肌の凹凸まで気になりがちです。そんなときは、まずティッシュなどで余分な皮脂やヨレを軽く整えてから、気になる部分にマットハイライトを薄く重ねます。

筆者の場合、ほうれい線や毛穴、小ジワが目立ちにくくなり、肌表面がもう一度フラットに整ったような印象に。特に、笑ったあとにくっきり見えていたほうれい線が自然にカモフラージュされる仕上がりには、「これはいい!」と感じました。ただし、肌の乾燥がひどい場合は、先にスティック美容液などで保湿してからマットハイライトを使うのがおすすめです。
ファンデーションやコンシーラーを重ねて隠そうとすると、かえって厚塗り感が出たり、時間が経つほどヨレが気になったりすることもあります。光沢を加えずに気になる部分だけを整えられるマットハイライトは、40・50代のお化粧直しにも取り入れやすいアイテムです。
▶脱オバ見えする使い分けとは40・50代がオバ見えを避けるには、マットとツヤの使い分けがカギ
質感の異なるハイライトを顔のさまざまな場所に使ってみた49歳の筆者がたどり着いたのは、ハイライトはツヤかマットかの二択ではなく、使う場所によって質感を選ぶことでした。
Cゾーンなど立体感やみずみずしさを出したい場所にはパール入りを。シワやキメの乱れが気になるなら、マットハイライトをひとはけしてからパール入りを重ねるのもおすすめです。
このほか、毛穴や小ジワ、ほうれい線など、凹凸を目立たせたくない場所にはマットを。さらに目の下は、白く明るくするのではなく、ベージュやコーラル系など自分のクマや肌色になじむマットカラーを選ぶと、自然にカモフラージュしやすくなりました。
若い頃の正解にとらわれず、今の肌がいちばんきれいに見えるツヤとマットのバランスを見つける。それが、40・50代のハイライトの正解だと筆者は感じています。ぜひご自身の肌でお試しください。
*rom&nd以外の試用商品は、メーカーからご提供いただいています。



