部活に参加していた113人のうち、「うまく両立できていた」38人「何とか両立できていた」52人をあわせると、約80%が両立を果たしている。一方、「両立は大変だった」という声も約20%あり、特に競技系の部活で夏の大会まで活動が続いた家庭では、体力的・時間的な苦労が大きかったことが伺える。
部活動と勉強の両立について、苦労したと感じた保護者のコメントは次のとおり。夏休みに大会があったので、部活と塾の夏期講習で、見てるのもかわいそうになるぐらい大変でした。(神奈川県|男子の保護者)
夏の大会で勝ち残って欲しいという思いと、早く終わって受験勉強に全振りしてほしい気持ちが両方あった。(東京都|女子の保護者)
中3の夏休み、夏期講習の前に部活に寄っていたが、予習復習がまわらなくなり睡眠不足から体調を崩した。(神奈川県|男子の保護者)
秋まで大会があったので、模試の点数が上がったのは秋以降。両立はかなり難しかった。(神奈川県|男子の保護者)
部活優先で「受験」勉強にはスイッチが入りませんでした。(神奈川県|女子の保護者)
部活が終わってから受験では少し遅かった。(東京都|女子の保護者)
部活を頑張れば頑張るほど勉強にひびく、というのが正直な感想です。(神奈川県|男子の保護者)
特に運動部は夏の大会まで活動が続くことも多く、塾の夏期講習との調整が難しい時期でもある。
一方、受験期に部活を続けることのプラス面を語る声も多くあった。さらに、受験において見落とされがちな問題として、部活が学校見学・説明会の機会を奪ってしまうことを指摘する声もあった。
気分転換、ストレス発散になって良かったし、部活を辞めてもその時間を勉強に充てていたかは疑問だったので、部活は続けていて良かったと思う。(東京都|男子の保護者)
部活、塾、朝練と大変だったけど、勉強だけでなく充実した中学校生活が送れたと思う。部活引退してからの方が勉強に集中できた。(神奈川県|女子の保護者)
最後まで部活をやり切ったことは本人の自信につながり良かった。ただ終わるまでは受験に気持ちをもっていくのは難しかった。(東京都|男子の保護者)
部活を引退してから学校見学や部活体験などに行こうとすると、予約がいっぱいでどこも見れない可能性がある。部活があって学校説明会にいけない分、合同説明会でたくさんの高校を知ってから個別に向かうようにしないと、秋以降勉強に集中したいときに障害になると思う。(神奈川県|男子の保護者)
部活、大会などで、高校説明会に行く予定を組むことが難しかった。(神奈川県|女子の保護者)
部活を「続けるべきか、やめるべきか」は一概には言えない。重要なのは引退後のスケジュールを早期に想定しておくことだ。部活が続く期間は学校見学の予定が立てにくくなるため、中2のうちから合同説明会や文化祭に足を運んでおくことが、3年生になってから慌てない備えになる。
「進学相談.com」を運営するリンクは、首都圏の私立高校合同相談会「第15回 高校進学フェスタ2026」を首都圏5会場で開催する。会場は、田園都市(9月12日)、等々力(9月22日)、溝の口(9月30日)、武蔵小杉(10月17日)、港北ニュータウン(10月24日)。対象は中学生とその保護者。完全予約制で、入場無料。



