【PISA2025】日本、3分野すべてOECD平均上回る…科学5位・数学5位・読解4位
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PISA(Programme for International Student Assessment)は、OECDが実施する15歳の生徒を対象とした国際的な学習到達度調査。「数学的リテラシー」「読解力」「科学コンピテンシー」の3分野を中核分野として、2000年から原則3年ごとに実施している。各回、3分野のうち1分野を中心分野として重点的に調査している。
第9回となる2025年調査では、3分野のうち「科学コンピテンシー」を中心分野に設定。また、3分野に加え、イノベーション領域として「デジタル世界での学び(Learning in the Digital World)」も初めて評価対象とした。
2025年調査には、91の国・地域から76万人以上の15歳の生徒が参加。日本の平均得点は、科学コンピテンシーが538点、数学的リテラシーが525点、読解力が503点。全参加国・地域中の順位は、科学が5位、数学が5位、読解が4位となった。調査開始以降初めて3分野すべてでOECD加盟国中1位という結果になった。
前回2022年調査と比較すると、科学コンピテンシーは9点低下、数学的リテラシーは11点低下、読解力は13点低下した。一方、OECD平均と比べると、科学は56点、数学は62点、読解は42点、日本の得点が高かった。
今回新たに評価された「コンピュータ上の問題解決能力(Computational Problem Solving)」では、日本は557点で全参加国・地域中4位となった。
調査によると、日本は、科学のパフォーマンスの分散のうち社会経済的背景によって説明される割合が10%未満で、包摂性も75%を超えるなど、学力の高さと社会経済的な公平性を両立する7つの教育システムの1つとなった。
なお、PISA 2025の調査結果は全3回に分けて公表予定。第1弾となる今回は、3分野の平均得点や順位など、日本の全体的な結果を紹介した。
《川端珠紀》

