27年卒就活、内々定率85.6%も…就職表す漢字は「苦」「耐」「迷」
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調査は2027年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生1,557名を対象に、2026年8月25日から8月31日までインターネットアンケートで実施した。
2026年8月末時点での内々定保有率は85.6%で、前年同月比2.0ポイント減少した。文理別では、文系が83.5%(前年同月比3.1ポイント減)、理系が88.9%(同0.2ポイント減)だった。
一方、内々定を保有しながら就職活動を継続する学生と未内々定者をあわせた活動継続率は23.4%で、前年同月比1.6ポイント増加した。
自身の就職活動を表す漢字一文字を尋ねたところ、1位は前年に続き「苦」だった。2位は「耐」、3位は「迷」が続いた。「第一志望に受からなかった」「選考見送りになったものもありながら、忍耐強く耐えたから」などの理由が寄せられ、内々定保有率が高い一方で、就職活動の厳しさを感じている学生のようすがうかがえる結果となった。
また、「自分の就職活動をドラマ化するなら、誰に主演を演じてもらいたいか」という設問では、男子学生は「堺雅人」氏、女子学生は「芦田愛菜」氏がそれぞれ1位となり、ともに初の1位となった。男子では「鈴木福」氏が前回の10位から4位に上昇。女子では「畑芽育」氏が初めてランクインし、5位となった。
演じてほしい就職活動のシーンでは、「面接での失敗や挫折から立ち直る場面」「第一志望企業の内定獲得に向けて努力を重ねる場面」「家族や友人、研究室の先輩など周囲の支えによって前向きな気持ちを取り戻す場面」などが多く挙げられた。
内定獲得といった成功体験だけでなく、不合格や将来への不安と向き合う過程を演じてほしいという声も多く、成功に至るまでの葛藤や、それを乗り越えようとする姿も就職活動の重要な要素として捉えられていることがうかがえる。
調査を担当したマイナビキャリアリサーチラボの研究員、石田力氏は、「27年卒業予定の学生の8月末時点での内々定保有率が85.6%となり、多くの学生が進路を決定しつつあります」と説明。その一方で、「就活を表す漢字一文字」では「苦」「耐」「迷」が上位を占めるなど、就職活動の厳しさや葛藤が色濃く表れたと分析している。
また、ドラマ化したい就職活動のシーンにも、悩みや挫折だけでなく、それを乗り越えて成長していく姿が数多く寄せられたとし、「就職活動は結果だけでなく、自分自身と向き合い、将来を考える貴重な経験でもあります」とコメント。「思うように進まない時期があっても、他人と比べすぎず、自分らしい一歩を積み重ねてほしい」としている。
《風巻塔子》
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