実話を基に、かけがえのない家族の絆を描いた本作。限られた時間の中で、愛する我が子、そして遺される家族のために1日1日を大切に生きた1人の女性の等身大の姿を描いていく。
今回解禁された場面写真には、美しいピンク色に髪を染め上げた川口演じる和が、愛おしそうにお腹をなでながら優しく微笑む姿が映し出されている。
本編内には、そんな和に対して、夫の将一(高杉真宙)が「なんでピンクなの?」と不思議そうに問いかけるシーンがある。それに対し和は、「ママになるから。この子に覚えてもらいたいから」と笑顔で理由を語る。実際に原作の遠藤和さんの手記の中でも「ピンクだったら、絶対に娘も覚えてくれる。」と綴られており、まだ見ぬ我が子のために、少しでも「お母さん」の存在を覚えていてほしいという、母としての強い想いから思い切った選択をした和の姿勢に、母となる喜びと、溢れんばかりの情愛が繊細に伝わるカットとなっている。
もう1点は、和と将一が、眠る愛娘を優しく見守る姿を捉えたカット。ともに我が子の成長を喜び合う、ずっと変わらずそばで見守り、2人の絆が温かく表現されている。
たとえこの世界にいなくても、想いは永遠に家族の心の中で生き続ける――本作の核となる胸に染みわたるメッセージが凝縮された、どこか幻想的で胸を打つ印象的な1枚となっている。主演の川口は「和さんが生きた生き様、人生を、自分の体で少しでも残していけたらいいなと強く思っていました。あとは、重いというネガティブな感情だけでは一切なくて、どうすれば皆さんに届く作品になっていくんだろう。と考えていました」と語り、役柄と真摯に向き合い、和さんが駆け抜けた「生の軌跡」を全身全霊で表現しようと挑んだ撮影当時をふり返っている。
『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は10月2日(金)より全国にて公開。



