自由研究離れ「やらない」3割、小3以上で倍増
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「2026年の夏休みの自由研究に関する意識調査」は、アクトインディが子育て家庭の保護者498名を対象に実施した。調査期間は2026年8月27日から9月2日で、全国の「いこーよ」モニタークラブ会員を対象にインターネットで行われた。
小学3年生から6年生の保護者に、2026年夏休みに自由研究・自由工作を行ったか尋ねたところ、学校から「自由研究の課題が出た」家庭は88%であった。このうち、実際に「取り組んだ」のは57%、「任意だったため取り組まなかった」のは31%だった。2025年の調査では「取り組まなかった」割合は16%であり、1年で倍近くに増加したことになる。学校から課題が出される割合は2025年の82%とほぼ同水準であることから、課題が出されても取り組まない選択をする家庭が増えていることがわかる。
学年別にみると、小学1・2年生で「取り組まなかった」割合は19%であったのに対し、小学3年生以上では31%にのぼった。2025年は学年による差がほとんどみられなかったことから、2026年になって高学年での「自由研究離れ」が顕著になったといえる。同調査では、理由は調査していないものの、高学年になると習い事や中学受験の準備で予定が増える時期であることも背景にあるとみている。
一方、自由研究に取り組んだ家庭に製作にかかった費用を尋ねたところ、「0円(自宅にあるものなどを利用した)」が28%でもっとも多く、2025年の18%から10ポイント増加した。ついで「500円以下」が27%、「501円~1,000円」が17%となり、合計すると1,000円以下で済ませた家庭は72%にのぼった。
製作にかかった時間については、「2時間以内」が40%でもっとも多く、2025年の31%から増加。当日から数時間で完了した家庭は57%に達した。着手した時期は「夏休み半ば」が41%で最多となり、2025年から大きな変化はなかった。このことから、始める時期は変わらないものの、より短時間で仕上げる傾向が強まっていることがうかがえる。
費用0円で取り組んだ家庭では、画用紙やペン、空き箱、マスキングテープといった身近な材料が使われていた。テーマも「ももとスイカのひかく」「冷蔵庫の温度調査」など、暮らしの中の疑問やお出かけ先での体験から着想を得た例が多く寄せられたという。特別な材料や長い時間がなくても、子供の興味を形にすることはできるようだ。
《風巻塔子》
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