永山瑛太主演、大森立嗣監督で菊池寛原作「恩讐の彼方に」映画化、2028年公開へ | NewsCafe

永山瑛太主演、大森立嗣監督で菊池寛原作「恩讐の彼方に」映画化、2028年公開へ

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『恩讐の彼方に』©︎ツインエンジン/ヨアケ
『恩讐の彼方に』©︎ツインエンジン/ヨアケ 全 1 枚 拡大写真
菊池寛の名作を映画化した『恩讐の彼方に』が2028年に公開されることが決定。主演は永山瑛太、大森立嗣が監督を務める。

物語の舞台は、奇岩が連なる壮大な渓谷。遥か下には大河が流れ、渦をまいている。その高い峰にそびえる巨大な岩壁の前に立つ男は、鑿(のみ)と槌(つち)を手に岩を打ち、穴を掘り続けていく。やがて明らかになっていく、謎めいた男の壮絶な過去。果たして男は何者で、何を求めているのか…。

原作は1919年(大正8年)に発表された菊池寛の短編小説。大分県中津市にある名勝・耶馬溪(やばけい)の「青の洞門」の史実を基に創作された作品だ。

江戸時代、豊前国の山国川沿いに聳え立つ渓谷「耶馬溪」は、巨大な奇岩が連なる絶景の美しさを持ちながら、通行人は鉄の鎖を命綱に危険な岩壁を渡らねばならず、多くの人馬が滑落し、命を落とした。それに心を痛めた曹洞宗の僧侶・禅海和尚は、約30年をかけて鑿と槌で手彫りの隧道(トンネル)を掘り通した。その驚くべき史実に強い関心を寄せた菊池寛が、偉業を成し遂げた禅僧の人生に大胆な創作を施し、書き上げた。

映画は2026年5月~6月、京都や大分を中心に第一期の撮影が終了。2027年の第二期(冬パート)の撮影を前に、並行してポストプロダクションが始まっている。

製作は、興行収入27億円を突破したオリジナルアニメーション映画『超かぐや姫!』や『劇場版モノノ怪』シリーズ、TVアニメ「日本三國」などを手掛ける株式会社ツインエンジンと、映画『日日是好日』や『おーい、応為』を手掛けた株式会社ヨアケとの共同製作。両社の共同配給により2028年の劇場公開を目指している。

解禁されたファーストカットでは、壮大な耶馬溪の自然を背景に、岩壁を見つめる主人公の異様な姿が写し出される。主演の永山瑛太と大森立嗣監督によって渾身の力作が生まれようとしていることが、この一点だけで伝わる場面写真となっている。

プロデューサーコメント(株式会社ヨアケ 吉村知己)
大森立嗣監督との映画作りは『おーい、応為』から『恩讐の彼方に』と、たまたまですが時代劇が二作続きます。撮影初日は再び京都の松竹撮影所に戻って来られたことが喜ばしく光栄でした。大森監督と長年に渡り脚本を開発し続けました。粘りに粘った大森監督。この稿で行けるのではないか!という達成感と共に、そこに必要なのは主人公を演じることができる、屈強な俳優でした。それが永山瑛太さんです。理屈を超えて、映画と溶け合うような俳優だと思っていまして、本作のオファーを受けて頂けたことがとても嬉しかったです。原作『恩讐の彼方に』は、善と悪、自分と他人、過去と今と未来、そして人間と自然が渾然一体となり、ある境地を垣間見るような小説です。スタッフ、キャスト一同は、表面的にストーリーを追うと見逃してしまう、その重大さを映画に収めようと挑んでいます。今後の新たな情報にもご期待いただければ幸いです。

『恩讐の彼方に』は2028年公開。

《シネマカフェ編集部》

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