石原さとみの撮影現場での素顔 河合優実が明かす「それができる大人になりたい」2人が語る“野木脚本”の魅力とは【ポリティカルパン】 | NewsCafe

石原さとみの撮影現場での素顔 河合優実が明かす「それができる大人になりたい」2人が語る“野木脚本”の魅力とは【ポリティカルパン】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
石原さとみ、河合優実(C)フジテレビ
石原さとみ、河合優実(C)フジテレビ 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2026/10/14】女優の石原さとみ(いしはら・さとみ/39)が主演を務め、河合優実(かわい・ゆうみ/25)が共演するドラマ「ポリティカルパン」(フジテレビ/毎週水曜22時~)の第2話が10月14日に放送される。石原と河合が報道陣の取材に応じ、初共演でのお互いの印象や第1話の撮影秘話を語った。

【写真】石原さとみ&河合優実「エモい」東京の夜景バックに手繋ぎショット

◆石原さとみ主演「ポリティカルパン」

本作は「逃げるは恥だが役に立つ(海野つなみ氏原作)」「アンナチュラル」「MIU404」「フェンス」など数々のヒット作を世に送り出したヒットメーカー・野木亜紀子氏のオリジナル最新作。主人公は、使われ方が不透明な“ポリティカル・マネー=政治の金”に目をつけた、石原演じる史上最強の女ルパン・如月弥生(きさらぎ・やよい)。河合が演じるのは、元総理大臣で現在は与党のキングメーカーとして君臨する大物政治家を父に持つ娘・小早川雅(こばやかわ・みやび)。架空の国・ニッポニアを舞台に、弥生が政界に潜り込み、与党金庫番のエリート議員と騙し合いをしながら、ダークな政治の金を根こそぎ鮮やかに奪い取っていく。政界を舞台に、豪華キャストと強力なスタッフ陣が集結、知的な刺激とエッジの効いた世界観を描き出す。

◆石原さとみ&河合優実、初共演での印象

― 今回が初共演となりますが、お互いが抱いていた印象や、実際に撮影を通じて見えた新たな一面があれば教えてください。

石原:さまざまなキャラクターを演じられていて、いろんなイメージを持たれる方だなと思っていました。物静かで落ち着きのある、大人っぽい方なんだろうなと思っていたのですが、人見知りをしなくてすごく明るくて、話しやすいです。博識で視座も高い、お話ししていてとても勉強になるし、ワクワクする会話ができる方だなと思いました。そういう意味では、ギャップを感じました。

河合:石原さんは、すごくパワフルで、生きるエネルギーみたいなものが溢れている方だなと、最初にお会いしたときから感じていました。こちらもそのパワーを受け取れます。撮影中も、普段は人見知りすることもあるのですが…。

石原:そうなの(笑)!?

河合:めちゃくちゃありますね(笑)。さとみさんが楽しい現場にしてくださっているから、今回はずっと喋ってしまいます。すごく良い影響力を持っている方だなと思います。

◆石原さとみ、河合優実の切り替え力に驚き

― すでに信頼関係が見えるお二人ですが、撮影の中でお互いに「この人のここがすごいな」と思ったことを教えてください。

石原:笑った後に集中するのが早いよね(笑)。

河合:え、嘘(笑)!?

石原:「やばい、笑っちゃう、笑っちゃう」と言いながら、ちゃんと笑わずに本番にいけているよね(笑)。

河合:でもさとみさんもそうじゃないですか?

石原:そうだけど、それに引っ張られる人もいるじゃん。スッとなるのが早くない?

河合:今まで、「本番、よーい」となる直前まで話し続けていることは苦手だと思っていたのですが、この現場はすごく楽しくて話しすぎてしまって。だから、切り替えられるように自分を律しているのかもしれないです。

石原:私自身は、直前まで喋る人が苦手だったんです。なのに、自分がそうなるとは思っていなくて(笑)。ですが、この弥生という役を演じるのは、本番の「よーい」という声に反応すると緊張してしまうんです。なので、本番で「よーい」があったとしても、2人はこの前にこうやって会話していただろうなという会話をずっと続けて、本番でいつの間にかそのシーンが始まっているという風に、その前段階を作っているといいなと思っていました。だから「醤油は何を使っている」とか、くだらない話をしていたんだろうなと思います(笑)。

河合:さとみさんは、意識されている部分とそうでない部分が両方あるのかもしれないですが、自然と現場がついていきたくなるし、「この人の背中を見ていれば大丈夫だ」と周りの人も引っ張られている気がして。「主演ってこういう力を持っているんだな」とすごく思いました。完成を見て惚れ惚れしています。野木さんがコメントで「石原さとみさんなら、フィクショナルな設定の中でのリアルを見せてくれるに違いない」ということをおっしゃっていたのを思い出しました。「泥棒」という設定をこんなにチャーミングにできるんだと、改めて驚いて、すごく魅力的だなと思いました。

― 1話の弥生と雅のシーンですごく印象的なクラブを抜け出す場面があります。その撮影で心に残っていることを教えてください。

石原:全部スローモーションで撮っていたのですが、チェックを見させていただいたら、もう1枚のポストカードにしてもいいぐらい絵が上質で、すごく美しい、エモーショナルなシーンになっているんだなと思いました。あのシーンを撮ったことで、このドラマがよりワクワクし、自信というか「やっていて、絶対にいいものができていくんだろうな」と、走り出す気持ちになりましたし、背中を押されました。

河合:私もモニターを見たときは、綺麗に撮ってくださっていてすごく興奮しました。特に、東京の夜景を背負って、2人で歩道橋を走るところが良かったです。さとみさんとお会いしたのが、さとみさんが出演されている舞台を観に行ったときだったんです。楽屋裏でお会いしたときに今作の話になり、そこで「シスターフッド。私はそこすごく楽しみにしているから!」と言ってくださって。それがずっと胸にあったので、この手を繋いで走るシーンは、とにかく2人が輝いているように見えればいいなと思って演じていました。

◆石原さとみ&河合優実、野木亜紀子氏の脚本の魅力語る

― そんな素敵なシーンを描かれた野木亜紀子さんの脚本について、お二人が感じている魅力を教えてください。

石原:文字を見て、誰が喋っているのかが明確にわかる。名前が書かれていなくても、「誰の台詞か」がわかるような台本になっています。あと、点の打ち方。句読点の位置が独特です。「ここで点を打つ理由って何だろう?」と思い、監督たちと「ここで点を打つの、なんか気持ち悪いんですけど、何でですかね?」と話すぐらい。ですが、現場に入り、リハーサル、ドライをやると「なるほど!」とわかるんです。気持ちを入れて現場で喋ってみると、「こういうことか!この気持ちを立たせたいから、ここに点を打っているんだ」というのが。点の位置や、言い方、「わたし」と「あたし」の違い、ここは言い切る、言い切らないなど。何も考えなくても、この台詞を言っただけで、その点を打つところ、息遣いや息を吸うところが、そのまま読めば感情が乗ってくるんです。すごいことだなと思います。本当に文字を活かすことをしているというのが、野木さんの脚本を読みながらワクワクしますね。

河合:普段、脚本は設計図で、それをもとにいろんな部署の人が力を合わせて最終的に映像にするもの、と捉えていたのですが、初めてご一緒する野木さんの脚本は、本当に隅々まで、もう一文字一文字練られた状態で私たちの手元に届いているんだということを感じたときがありました。そう思ってからは、忠実にまず台本を読み解いて、自分ができるベストをやろうという気持ちでいます。本当に緻密だなと思います。

◆河合優実、石原さとみからの“溢れる愛”感じた瞬間

― 先日の取材で、石原さんが河合さんとのシーンについて「ラブストーリーをやっているような感覚になるくらい好き」とおっしゃっていました。石原さんとのシーンを撮影した際の河合さんの心境や、石原さんからあふれる愛を感じた瞬間を教えてください。

河合:この作品の取材を先になさっていて、その第1弾の記事が上がってきたときに、すごく褒めてくださっていたので、「こんなこと言ってくれているの!」と驚きました。「河合優実ちゃん大好き」と言ってくださっていてラブを感じて、すごく嬉しくて、たくさん読みました(笑)。2人のシーンも、私が演じる雅としては、本当に石原さん演じる弥生が相手役みたいな存在です。シリアスもときめきもあって、心奪われて、時に奪うところもある。確かに「ラブストーリーみたい」というのは、私も似ている感覚になります。とにかくお芝居の中でさとみさんの目を見て、心を通じ合わせようといつも思っています。

◆石原さとみ、河合優実に「国会議員になってほしい」

― お互いが演じるキャラクターについて、相手が演じるからこそ感じる魅力や似ていると感じるところがあれば教えてください。

石原:正直、雅にしか見えないです(笑)。雅以外を演じているのが想像できなくて。本当に国会議員になってほしい(笑)。「応援するよ」って心の底から思っちゃうぐらい(笑)。

河合:それ、たまにおっしゃっていますよね(笑)。

石原:本当に、もし出たら応援するよ。ウグイス嬢をやりたいっていうぐらい、本当に新人議員として頑張ってほしい(笑)。それぐらいの説得力があるんです。役を通り越すというか。

最初に会ったシーンから、その後どんどん話が進んでいって、その後に1話で雅を見たとき「本当にこの子、なりたかったんだな。政治の世界に本当は行きたかったけど、ずっとくすぶっていたんだな」と思ったんです。「弥生はどうやってそれがわかったんだろう?」と思いながらも、何か感じるものがあったんだろうなと。この子を議員にするという、すごく良いところに着眼していて「弥生、グッジョブだな」と思いました。

そこから、こんなに雅として成長し、飛躍していくんだなって。スーツ姿を見ていても、途中から「先生」と呼ばれるようになって、それで心を持っていかれるというか、雅の中で変わっていく部分があるんです。その複雑さや、応援したくなる気持ち、怖さみたいなものが、雅を見ているだけで自然と感じられて、本当にそこに存在しているかのように見えました。

河合:すごく嬉しいです。私は設定上、大泥棒としての側面を現場では見られないので、完成したもので初めて見たのですが、魅力的すぎます。大胆で、ちょっとセクシーで、ファニーな感じもあって、フィクションのキャラクターとしての女ルパンみたいなところをこんなにちゃんと担ってくださってるんだというのに、初めて気づいて。さとみさんが振り切って大泥棒をやってくれているから、もう一方の軸で政治の話ががっつりできているというバランスを改めて感じて「これは他の人だったらどうなっていたかな」「自分にはできないな」と思いました。

― 最後に、ドラマのテーマでもある「怪盗」というところにちなみ、お互いに「盗みたい」と思うところを教えてください。

石原:落ち着き(笑)。雅って、小早川家のお嬢様じゃないですか。優実ちゃん自身もお嬢様に見えるんですよ(笑)。

河合:全然違うかも(笑)。

石原:私が演じる弥生は、やさぐれや、だらけている部分があり、撮影後切り替えるわけではないので待ち時間とかに影響するんです。足を開きながら堂々と座っていたりしていたときに、優実ちゃんを見ると、姿勢も良くきれいな佇まいでいて、生きるところが違うかもしれないと思いました(笑)。なので、「私もプライベートだったら切り替えなきゃいけないのかな」と、優実ちゃんを見てハッとするタイミングが結構あって。SNSを撮られているときに、「これが全国に出てしまう」「まずい、私ちゃんとしなきゃ」というのを、優実ちゃんを見てハッとします。

河合:私もダラーッとしちゃうから意識しているのか、今、雅を演じているからちょっとそうなっているのわからないですが、本来全然品はないです(笑)。

石原:そんなことない(笑)。

河合:さとみさんの盗みたいところ、たくさんあります。お仕事でも生活でも、自分にはできないことをいっぱいやられている気がして。例えば細かいところなのですが、大人数で話していて、誰かが遅れてきて、その前に盛り上がっていた話を絶対その人に「今こういう話をしていたんだけどさ、どう思う?」と振ってあげるんです。それができる大人になりたいとすごく思います。その場にいる人がみんなハッピーになるように振る舞っていらっしゃる気がして、素晴らしいなと感じています。

石原:優実ちゃんと会話をしていると、プライベートや体験談、頭の中の部分というのを、ちょっと覗こうとしてみたときに、しっかりと答えてくださるんです。だから、こっちも返したい気持ちにもなるし、「この人とはこういう会話ができるんだ」ということがわかった瞬間がすごく嬉しかったです。優実ちゃんと「これだけ深い話ができるんだ」というのが。他の今まで出会ってきた人の中には一問一答で終わる方もいらっしゃるのですが、優実ちゃんは話していて面白い、出てくる会話が面白いんです。だからインタビューしていても面白いと思います、皆さん(笑)。

河合:ハードル上がっちゃう(笑)。嬉しいです。

― 素敵なお話ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆石原さとみ(いしはら・さとみ)プロフィール

1986年12月24日生まれ、東京都出身。第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」でグランプリを受賞し、本格的に女優活動をスタート。2003年、映画デビュー作『わたしのグランパ』で、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の映画賞を受賞し、以後、さまざまな映画やドラマで活躍。近年の出演作はドラマ「Destiny」(2024年/テレビ朝日)、映画『ミッシング』(2024年)、『ラストマイル』(2024年)など。

◆河合優実(かわい・ゆうみ)プロフィール

2000年12月19日生まれ、東京都出身。2019年にデビュー後、数々の賞を受賞。2024年、ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)で阿部サダヲ演じる主人公の娘・純子役で注目を集める。主演を務めた映画「ナミビアの砂漠」「あんのこと」では数々の国内外映画賞の主演女優賞を受賞し、第48回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞に輝いた。2028年にはNHK連続テレビ小説「ほんのモキチ」で主演を務めることが決定している。

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《モデルプレス》

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